12月度 テンプトレンドデータ
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テンプトレンドデータ
2025年12月発行
派遣求人数(事務)、派遣時給推移、業種別データ、
有効求人倍率、労働力調査を
掲載!
公開日:2025年12月18日
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12月度 テンプトレンドデータ
派遣求人数および時給推移(事務)
東京都(23区)
愛知県
大阪府
- ※データ元:当社基幹システムデータベース
- ※派遣求人数は該当月に当社に寄せられた事務職の派遣求人数、時給推移は事務職の派遣求人時給の平均値データを指しています。
東京都(23区)
10月の求人数は前月比で12%増加、前年同月比で4%増加となりました。
平均時給推移は前月比で同水準、前年同月比では33円増加となっています。
10月は下期プロジェクトの立ち上がりに備えた増員や、年末繁忙期を控えた企業の求人活動が活発化しました。2点活発化の背景として大きな要因は、IT企業での下期プロジェクトに向けたアシスタントの増員と各企業の年末調整に向けた短期の繁忙対策が考えられます。
平均時給は、前月から横ばいとなりました。同月に最低賃金の引き上げがあったものの求人掲載の更新や承認フローに時間を要するケースが多いことから数値に反映されなかったことが推測されます。
愛知県
10月の求人数は前月比で2%増加、前年同月比で1%増加となりました。
平均時給推移は前月比で3円増加、前年同月比では50円増加となっています。
求人数、平均時給推移はともに微増となりました。東京都と同様に、年末繫忙期に備えた繁忙増員としてアシスタント系の職種で増加傾向は見られましたが、全体的には採用計画に一服感がありました。前月、前年同月ともに数値は横ばい傾向となっております。
大阪府
10月の求人数は前月比で11%増加、前年同月比では7%増加となりました。
平均時給推移は前月比で12円減少、前年同月比では24円増加となっています。
10月13日に大阪万博が終了したことに伴い、万博関連業務に従事していた派遣社員を即戦力人材として採用したい企業の活動が活発化しました。一方で、万博業務に従事していた派遣社員は月中から次の就業先を探すという期間となったため、即日から次の就業を開始した方は多くありませんでした。
また比較的時給が高い万博の業務が終了したことで、平均時給は前月よりも減少したと推測されます。
今後の派遣市場の展望
2025年も終盤を迎え、来年度の予算計画も大詰めを迎えている企業も多いのではないでしょうか。派遣市場においては今年度の予算消化や来年度に向けた準備として、依頼数が増加する傾向にあります。
2026年の求人市場においては、10月に実施された最低賃金の引き上げが大きく影響していくことが推測されます。厚生労働省が発表した「地域別最低賃金の全国一覧」によると全国で引上げ平均額は66円、平均引上げ率 は6.3%となっています。この動向に対応するには、時給の見直しや採用要件のアップデートを継続的に行うことが人材確保への鍵となります。
なおパーソルテンプスタッフでは引き続き必要な時に、必要なスキルを持った人材を活用できる人材派遣サービスや正社員雇用を支援する人材紹介のサービスを実施しています。人材不足をはじめ、人材に関するお悩みはパーソルテンプスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
業種別データ
物流・運輸 職種別割合
- ※データ元:当社データベース
- ※業種別データは、各業種内における当社より就業中(2025年11月末時点)派遣社員の人数を職種別で分類したデータを指しています。
物流・運輸業界は、紙ベースでの業務が多く、事務職が専門的かつ関係者が多岐にわたるため、他業界と比べて事務職比率が高い傾向にあります。特にフォワーダー領域では、輸出入書類の作成・輸送スケジュールの管理業務などが代表的です。
事務業務以外では、営業職や倉庫においての軽作業に関するご相談を多くいただきます。特に軽作業は各拠点の倉庫業務における派遣ニーズが増加しています。
人材派遣は、必要な時に必要なスキルを持つ人材を柔軟に活用できることが特徴です。最近では、倉庫・配送の繁忙期や、短期の書類対応などスポット的な活用が増えています。さらにパーソルテンプスタッフでは、派遣社員向けに物流・運輸業界の業務に関するセミナーを実施しています。「通関士試験ガイダンス」や「書類作成講座(B/L編・L/C編)」などサポート体制を整えています。
また専門職では派遣社員の直接雇用化や人材紹介サービスの活用もおすすめしています。通関士や営業など、長期的育成と専門性が必要な職種は正社員採用のニーズが強く、輸出/輸入の志向、取扱商材・仕向地、使用システムなどの求職者の要望との調整を踏まえたマッチングが効果的です。
さらに定型業務の「業務外出し」には、オンラインアウトソーシング「RemoteTasker(リモートタスカー)」が有効です。外交や関税の影響で採用計画と予算の組み立てが難しい物流・運輸業界においても、一定の工数内であれば業務を細かく切り分けるアウトソーシングによる運用が可能です。
「RemoteTasker(リモートタスカー)」をはじめ、人材に関するお悩みはパーソルテンプスタッフまでお気軽にご相談ださい。
有効求人倍率
| 24年9月 | 25年8月 | 25年9月 | 前年 同月比 |
前月比 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 有効求人倍率 | 1.25 | 1.20 | 1.20 | ||
| 月間有効求職者数(実数) | 190 万人 |
190 万人 |
190 万人 |
100% | 100% |
| 月間有効求人数(実数) | 236 万人 |
225 万人 |
227 万人 |
96% | 101% |
- 月間有効求職者数(実数)は前年同月より3,060人増加、前月より5,440人増加
- 月間有効求人数(実数)は前年同月より82,691人減少、前月より26,288人増加
- 有効求人倍率(季節調整値)は、前年同月より0.04%減少、0.05%減少、前月同比となった。
- ※厚生労働省 | 一般職業紹介状況(25年9月)をもとに作成
労働力調査
| 24年9月 | 25年8月 | 25年9月 | 前年 同月比 |
前月比 | |
|---|---|---|---|---|---|
| 完全失業率(季節調整値) | 2.4% | 2.6% | 2.6% | ||
| 労働力人口(現数値) | 6,987 万人 |
7,017 万人 |
7,046 万人 |
101% | 100% |
| 就業者数(現数値) | 6,814 万人 |
6,835 万人 |
6,863 万人 |
101% | 100% |
就業者
- 就業者数は6,863万人。前年同月に比べ49万人の増加。38か月連続の増加
- 雇用者数は6,201万人。前年同月に比べ52万人の増加。43か月連続の増加
- 主な産業別就業者を前年同月と比べると、「学術研究,専門・技術サービス業」「医療,福祉」、「サービス業(他に分類されないもの)」などが増加
完全失業者
- 完全失業者数は183万人。前年同月に比べ13万人の増加。3か月連続の増加
- ※総務省統計局|労働力調査(25年9月)をもとに作成
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