人材派遣の活用により組織が活性化。課題であった業務の属人化も解消。「社員のはたらきがい」と「地域を代表する会社」へ貢献

茨城いすゞ自動車株式会社

活用前
属人化していた給与計算業務の担当社員が産休となり
急いで後任を確保する必要があった
活用後
経験豊富な派遣スタッフが知識・スキルを活かし、新しい業務の進め方を提案
その結果、組織全体のレベルアップに貢献

目次

01企業紹介・事業紹介

茨城いすゞ自動車株式会社様は、いすゞ自動車製のトラックおよびバスの新車販売や車検・点検のメンテナンス事業をはじめ、中古車・部品販売から保険代理業まで茨城県内で幅広く事業を展開しています。「“運ぶ”を支え、地域社会を笑顔にする」ことを果たすべき使命と捉え、さまざまな事業で地域を支えています。水戸、日立、鹿島、土浦、牛久、石下、下館にサービスセンターを構えているほか、圏央道の開通により首都圏への物流量が増加していることをきっかけに、坂東市に坂東サービスセンターを開設。また新たに、地元へのUターンを含めた県内外の求職者と、地元の企業をマッチングさせる人材紹介事業「CRAN(クラン)」を手がけ、地域貢献に取り組まれるなど、さまざまな事業に挑戦しています。

今回は、同社の経営企画部 部長 加藤泰隆様に、パーソルテンプスタッフの人材派遣サービスをご利用された背景や、活用の効果などについて伺いました。

02人材派遣サービス活用の背景

事業戦略の実現に向けて新しいチャレンジを始める中、突然の欠員発生で人材確保が必須に

当社の経営企画部は、経営に関する企画や事業計画の立案などを行う部署と、人事全般を担い、採用や育成・評価、人材マネジメントを行う部署が合わさった組織です。私自身、着任当初はわからないことも多く、この領域で成長したかったので毎日時間を忘れるくらい仕事をしていました。

当社の経営企画部の特徴は、経営戦略と人事戦略を自部署の中で同時に意思決定して新しい取り組みを進められることです。例えば、事業戦略を実現していくために「RPA導入プロジェクトを立ち上げ、自社に経験のある人材がいない場合は外部から経験者を採用し業務効率化を推進する」といった戦略も、自部署の中で進めることができます。 人口減少によってはたらき手が少なくなることが社会課題になっていますが、現在はRPA導入によって生産性を上げることにチャレンジしています。
そのような全社組織として新しい取り組みにチャレンジしていたある時、社員の給与業務全般を担当していた社員が急きょ産休・育休を取得する状況になりました。その社員1人で当社の給与業務全般を担当していたので大きなインパクトがありました。早急に新しい人材を採用しなければと思ったときに「産休代替で人材を探している」と、パーソルテンプスタッフの営業担当者である茂木さんに相談をしました。

03人材派遣サービス活用の決め手

パーソルテンプスタッフならではの人材ノウハウと、スピード感が決め手でした

実は以前から、他社の人材派遣サービス企業から人材市況に関する情報提供や人材サービスのご案内などをいただいていました。程なくして茂木さんからアポイントの調整依頼をいただいた当時は、「パーソルテンプスタッフ」という名前をお聞きし、“大手の人材派遣会社”という印象でした。当時、人事領域に関する勉強をしていたタイミングでしたから、疑問に感じていたことや人材活用に関する知識をお聞きできるのかと思いお会いしました。

最初にお会いしたのはコロナ禍の最中で、在宅勤務に関することやパソコンの各種設定などIT関連の業務に関する話題、自社内の整備が進まないことなどの抱えている課題についてお話しました。その際に茂木さんから、ITインフラを整備するキッティング業務に対応できる人材の紹介も可能というような具体的な話もいただき、安心したことを覚えています。長時間にわたり詳細にお話を伺えたことで、茂木さんからは「人材活用・業務改善のプロ」という印象を受けました。人材活用に関する基礎知識など役に立つ情報をご提供いただき、私自身の疑問に対しても多くの事を解消することができました。
そのような背景のなかで、産休を取得する社員が、5ヶ月後に産休に入ることが決まり、真っ先に茂木さんに相談しました。当時の状況を茂木さんに伝えたところ、なんと当日中に会いに来てくれて、細かくヒアリングしてくれました。その数日後には、給与関係の業務に精通している人事の経験者を提案できそうだという話をいただき、そのスピード感から茂木さんと一緒に状況を前進させたいと強く思いました。結果として、当時7月から業務に入っていただくことを希望していたのですが、予定より早い6月半ばにスタートできることになり、充分な引継ぎができたので非常に助かったと思っています。

04就業している派遣スタッフについて

給与計算業務の経験を活かし、組織内に新しい風を巻き起こす

当時は給与計算を担う人事業務の属人化が発生していたので、今後の体制強化が急務でした。体制強化に向けた取り組みとして、RPAを活用して定型業務を自動化する方向で検討していましたが、担当社員が産休を取得することになったため、人材派遣を活用してその取り組みを加速させたいとを考えました。

そのような中、茂木さんからご紹介いただいた派遣スタッフのTさんが大きなはたらきをしてくれています。Tさんは、官庁などの大規模な組織の人事部で数千名規模の給与計算を少人数で対応していた経験があるため、例えば保険関連一つとっても、細かい知識を共有してくれ、効率化が図れるなど組織に良い影響をもたらしてくれています。ご紹介いただいた当時、茂木さんは「これまでのTさんの経験や希望などを踏まえ、貴社の業務にマッチすると判断しています!」と自信をもって紹介してくれたので、安心してお願いすることができました。

05人材派遣サービス活用における効果

経験値に戻づいた的確なアドバイスで、部署全体のレベルアップが実現

Tさんは他の社員と年代が近いこともあり、周囲ともすぐに溶け込んでいる様子でした。最初の一週間はこまめに声をかけたりしていましたが、今は安心して業務をお任せできています。
Tさんは官庁で大規模な業務を少人数で対応されていた程の高いスキルをお持ちの方ということもあり、周囲の社員も頼りにしているようです。Tさんに対して「こういうとき、どうしたらいいですか?」と聞くと、経験に基づいたアドバイスもしてくれて一緒にはたらくメンバーも業務を通して成長しているようです。同じ社内の人材で引継ぎを繰り返していたら、こういった進化はなかっただろうと痛感しています。またTさん自身も、これまでの業務以上に知見を積み、スキルアップをしていきたいという希望をお持ちの方なので、過去にご経験されてきた業務以外にもさまざまな業務に前向きに取り組んでもらえて頼もしい存在です。Tさんのおかげで、部署全体のレベルもアップするなど、活性化していることが目に見えており、とても良かったと感じています。

06今後のビジョン

「地域に貢献できるか」を第一に、はたらきやすい企業に成長

茨城いすゞ自動車全体で見ると、場所によって求める人材要件は変わらないにも関わらず、古河をはじめ、茨城県南部エリアに行けば行くほど首都圏の賃金体系に近づくため、茨城県の賃金体系だと採用が難しい現状があります。牛久エリアも同様で採用が難しい状況です。そのなかで、古河、牛久サービスセンターではTさんのように経験豊富でハイスキルの派遣スタッフをご紹介いただき活躍いただいています。そうして新しいキャリアを持った人が加わり、組織が活性化していけていることも大きなメリットだと考えています。やはり人材の流動性が組織の成長に必要なことだとあらためて思います。
そのほかにも、社員のはたらきがいを考えてフラットな組織づくりを目指していきます。どうやって社員のはたらきがいを高めていったらよいか “自分たちが茨城いすゞ自動車ではたらく価値”を考えています。現在、人事制度を刷新し、等級制度や評価制度の改善を通してきちんとした評価ができているか、またその評価が報酬に反映されているかなど、社員のはたらきがいが向上する環境づくりを進めているところです。また、内勤ではたらく社員の服装は制服やスーツではなく自由にするなど、変化進化を体現する取り組みも始めています。
はたらきがいを大きく向上させて、社員がやりがいを持ってはたらける“地域を代表する会社”を目指していきたいと思っています。

07営業担当者からのコメント

私自身、茨城県で生まれ育ちずっと茨城県にいるので、地域特性に合わせた提案を行い、お客さまと関係性を築いてきたと思っています。加藤さん(フラットな関係性の構築を目的に、普段「加藤さん」と呼ばせていただいています)とは縁あってお会いでき、その後定期的に人材活用の検討状況をお伺いするために訪問させていただいていました。
ある時、社員の方が産休を取得することになり、加藤さんより「急募で人材が必要」と産休代替のご要望で連絡いただいた際はすぐに対応できるよう当日中に伺い、細かくヒアリングさせていただきました。また、私自身これまで多くの企業から求人のご相談をいただいてきました。培ってきた営業経験を活かして今回もヒアリング内容に沿ってスピーディに判断し、提案につなげました。
また、パーソルテンプスタッフとしては、当社から人材派遣で就業していただいた方の派遣契約が終了した後、他企業にご紹介しそれまでの経験を活かしてご活躍いただくことで、派遣スタッフ自身の雇用継続につなげたいと思っています。スタッフの皆さまには、私たちを介してキャリアを積んでもらい、現状からまた次のキャリアを歩んでもらうことや、派遣スタッフと派遣先企業の希望が合致した際には直接雇用に切り替えていくなど、はたらく側の幸せも連鎖するとよいなと思っています。

(営業担当:第二営業本部 北関東営業部 水戸オフィス 茂木祐典)

08茨城いすゞ自動車様の最新情報がわかる!

既存事業成長に加え、新規事業にも取り組むことで地域社会に貢献していく

私たちは、7年後の2030年に現在200億円の売り上げを300億円に成長させるという中長計画を策定しました。その成長のドライバーとなるのは、先にお話した既存事業の拡大と、新たにスタートさせた人材紹介の新規事業「CRAN(クラン)」です。
「CRAN(クラン)」は茨城県内の人材の流動化を支援しながら、茨城県を出て首都圏で活躍する人材と、人材確保が難しくなっている茨城県にある企業をマッチングすることも目的にしています。首都圏の人材にUターンで茨城県に帰ってきてもらう、あるいはIターンで新たに茨城県に来ていただき、新たな人材の就業が増えて企業価値が高まることで、地域全体をよくしていきたいと考えています。
また私たちは、今後も新たな事業を生み出し新しい提供価値を創造していきたいと考えていますが、どんなことをするかの基軸にあるのは“地域がよくなっていくこと”だと思っています。

※写真は茨城いすゞ自動車株式会社の許可を得て撮影しています。
※2023年8月時点の取材にもとづき掲載しています。

取材協力

茨城いすゞ自動車株式会社
経営企画部 部長
加藤 泰隆様

高校を卒業後、茨城いすゞ自動車株式会社に入社。1994年~2014年まで営業職に従事し、2015年より拠点のマネジメント職を経て、2022年現職の経営企画部へ。人事として人材の育成・採用を兼任する部署にてマネジメント業務を行う。内勤者の服装の自由化を図るなど、新しい組織づくりの改革を推進中。

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