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仕事とキャリアのプチまなび:キャリア支援:よくある相談例

退職

【相談】

今の仕事を続けるべきか辞めるべきか悩んでいます。

今の会社は職場の人間関係や待遇などはよいのですが、毎日残業をしており、休日出勤も頻繁にあるため、プライベートな時間が取れません。
その状態が数か月も続いているので、今の仕事を辞めるべきではないかと悩んでいます。

【相談者】

26歳 女性
正社員として就業中。仕事量や残業が多く、プライベートな時間が取れないので仕事を辞めるべきか悩んでいる。

【回答】

感情に任せて行動せず、問題に対して今できることを考えるようにしましょう。また、なぜ辞めたいのか、自分が仕事をしていく中で何を重要に考えているのかを明確にしてください。その上で、「辞める」という判断になるのであれば、事前に準備して次のステップに進みましょう。

「残業時間が多い」「給料が低い」「やりたい仕事ができない」など辞めたい理由は人それぞれです。しかし、安易な理由で後先を考えずに行動し、結局また新しい職場でも同じことを繰り返してしまう人も少なくありません。実際、転職をすることによって労働環境を悪くするケースも珍しくないのです。「辞める」という決断が後悔する結果にならないよう、気をつけるポイントを挙げていきます。

感情的な判断をしない

「辞める」ことを感情的に判断するのは止めましょう。先のことを考えず、「怒られた」「仕事がつまらない」などの理由から感情的に行動をすると、後悔するケースが多いのです。そうなりそうな時は、少し時間を置き、冷静にじっくり考えるよう心掛けましょう。

問題を解決する方法を考える

どの仕事・職場でも問題はあります。そのたびに辞めるという方法で解決していては、いつまでたっても自分が思い描くような仕事・職場に巡り合うことはできません。自分の今の状況で問題を改善できるか否かを考え、解決できる問題であれば上司へ相談するなどして、解決に向けて行動するようにしましょう。

「辞める」ことのメリット、デメリットを明確にする

辞めたいという感情が先立ってしまうと、会社や今の仕事のデメリットばかりに目を向けがちですが、メリットにもしっかり目を向けましょう。そのうえで、自分がなぜ辞めたいのか、自分が仕事をする上で何を大切にしたいのかをあらためて考え、決断するようにしましょう。

「辞める」決断に至った場合は、事前に準備して次のステップに進みましょう

新しい就職先は在職中に見つけることが望ましく、退職後に新しい職場を探す場合は、気を付けるべき点があります。たとえば、収入がない状態が続いたり、就職先が見つからない焦りから、転職活動の本来の目的から逸れてしまい、採用されたところではたらくことが目的に変わる恐れがあります。その結果、前の就業先より労働条件が悪くなる場合もあります。こうした事態を避けるために、雇用情勢や自分が希望する仕事はあるか、今までの経験で採用されそうな会社はあるかなど、事前にリサーチをしておきましょう。また、在職中は、転職活動に充てる時間を確保できないことも多いので、転職をサポートしている会社に登録して力を借りることも検討しましょう。

【まとめ】

「会社を辞める」決断を後悔しないようにしましょう。そのために、時間を掛けて冷静に判断し、問題解決に向けて行動しましょう。それでもその決断に至った場合は、事前準備を怠らないようにしましょう。

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