旅行・航空業界
旅行・航空業界は、世界中の“人・モノ・文化”をつなぐサービス業です。接客や事務など、さまざまな職種が連携し利用者を支えています。海外とのコミュニケーションもあり、語学力を活かしたい方や、グローバルな視点を身に付けたい方におすすめです。
更新日:2026.7.29
旅行・航空業界に多い職種
一般事務
貿易・海外営業事務
英文事務
旅行・航空業界とは
旅行・航空業界は、旅行の企画・手配を行う旅行事業と、人やモノを目的地へ運ぶ航空事業が連携し、世界中の経済・文化の交流を支えています。具体的には以下のような事業を展開しており、旅行から観光ソリューションまで全体を一貫して担う企業もあれば、特定の事業に特化した企業もあり、さまざまな形でサービスが提供されています。
主な事業内容
旅行
| 旅行商品の企画・販売 | 観光ツアーや修学旅行、社員旅行など、旅行商品の企画・提供を行い、円滑な旅行を支えます。 |
|---|---|
| 旅行業者代理 | 旅行業者から委託を受け、旅行商品の販売から旅行中のサポートまで、旅行全体を管理します。 |
| OTA(オンライン旅行予約) | オンライン上で航空券や宿泊施設などの旅行商品を販売し、手軽でスムーズな旅行を支えます。 |
| 観光ソリューション | 地域のPRや体験型コンテンツの企画、観光案内サービスの提供など、地域観光の活性化に取り組みます。 |
航空
| 旅客輸送 | 航空機による国内外の旅客輸送を行い、目的地までの安全で快適な移動を支えます。 |
|---|---|
| 貨物 | 航空機の貨物室や貨物専用機を活用し、国内外の物流を支えます。 |
| 小売・サービス | 旅客ターミナルの運営や機内販売、マイレージサービスなど、移動に付随するサービスを提供します。 |
旅行・航空業界が人気の理由・魅力
特別な体験を支えられる
人生を豊かにする“旅”という特別な時間を、それぞれの立場から支えられるのがこの業界の魅力です。家族旅行や記念日旅行など、人生の節目や大切な時間に携われることがやりがいにつながります。
国際的な視野が磨かれる
貿易事務やフォワーダー、旅行事務などは、海外の企業や旅行者とやり取りする機会が多く、語学力が活かせることはもちろん、異文化への理解も深められる環境です。多様な価値観に触れながら、グローバルな視点が磨かれる点も大きな魅力です。
日々あらたな知見を得て成長できる
国内外の情勢や観光地の動向、季節ごとの需要変化など、幅広い情報に触れながら日々あらたな知見を得られる業界です。また、旅行先やお客さまのニーズは常に変化するため、成長できる機会も多くあります。
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一人ひとりに合ったはたらき方に寄り添います
旅行・航空業界はこんな方におすすめ
状況に応じて対応ができる方
天候や交通状況の影響で予定が変更となる場面もあり、状況に応じた対応が求められます。状況を素早く理解し、利用者の安全を最優先に考え落ち着いて対応できる方が向いています。
語学や専門性を身に付けたい方
海外の空港や取引先と外国語でやり取りすることもありますが、定型的な連絡が多いため、はじめての方でも安心して取り組めます。また、貿易事務やフォワーダーなど専門性の高い職種でも、サポート業務からスタートできる環境が多く、実務を通じて知識を深めていくことができます。
チームで仕事を進めるのが得意な方
旅行会社や航空会社、空港などさまざまな関係者と連携しながら進める仕事のため、情報共有や調整を行う場面が多くあります。そのため、周囲と協力しながら仕事を進めることが得意な方に向いています。
旅行・航空業界の仕事例
| 業務 | 業務内容 |
|---|---|
| 一般事務 | 顧客データの入力、資料作成、メール対応 |
| 貿易事務 | 輸出入に関する書類作成、スケジュール調整、海外担当者とのメールやり取り |
| 営業事務 | 見積書・請求書作成、報告書作成の補助、代表電話の取次ぎ |
| 旅行事務 | 海外ツアーの航空券・ホテルの予約・手配、旅行日程表の作成 |
| 接客 | 空港内の免税店における商品陳列・案内・レジ |
| データ入力 | 空港施設内における検査データ入力、書類チェック |
職種の幅が広く、未経験から挑戦できる仕事も豊富にあります。
旅行・航空業界の未経験OKな仕事例
一般事務
観光スポット紹介の記事修正・校閲、Webコンテンツの作成補助
旅行事務
宿泊施設の手配、データ入力、支払処理、経費精算、案内書類発送
受付
空港カウンターでのお問い合わせ対応、拾得物情報のデータ入力、パンフレットの在庫管理
旅行・航空業界ではたらくスタッフの声
お客さまに「また利用したい」と言ってもらえたときに、この仕事の価値を感じます。
(接客業の方)
仕事を通じて日本各地の魅力や文化を知れるのが面白いです。
(旅行事務の方)
海外拠点のメンバーと協力して進めるスケールの大きな仕事で、責任もありますが日々成長を実感できます。
(貿易事務の方)
旅行・航空業界のこれから
- テクノロジーによる業務効率化
- 脱炭素化の取り組み
- オーバーツーリズム対策の本格化
テクノロジーによる業務効率化
旅行・航空業界では、AI運航管理や顔認証による搭乗、オンライン予約、モバイルチェックインなど、業務全体の効率化が加速しています。一方で、複雑な手配やイレギュラー対応などが必要な場面では、人命を扱う業界の特性上もあり人の判断が必要不可欠です。テクノロジーと人の役割を組み合わせながら、よりスムーズで付加価値の高いサービス提供が進んでいます。
脱炭素化の取り組み
航空業界では、CO₂排出量削減に向けた取り組みが世界規模で推進されています。日本においても、2030年までにSAFと呼ばれる環境にやさしい航空燃料の導入が進められており、2050年にはカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出ゼロ)の達成が掲げられています。旅行業界でも、鉄道などCO₂排出が少ない移動手段を活用した旅行商品の提供が広がりつつあるなど、環境に配慮した取り組みが急がれています。
オーバーツーリズム対策の本格化
観光はこれまで、“需要を広げることで地域経済に大きく貢献する”とされてきましたが、その拡大の結果、特定地域への集中による混雑やごみの増加、景観への影響、インフラ負担などの課題も顕在化し、“あり方”の見直しが進んでいます。旅行業界では、平日に特化したキャンペーンで旅行時期や訪問先の分散を促し、航空業界でも路線開設や増便を通じて需要の偏りの緩和が図られるなど、地域と共存する観光モデルの構築が加速しています。
このように旅行・航空業界では、業務効率化を進めながら、環境問題や地域との共存など質の変革期にあります。業界の発展は国際情勢に左右されるため、世界規模の変化を体感できる点もこの業界の魅力です。
一人ひとりに合ったはたらき方に寄り添います