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英文レジュメの作り方
企業に直接応募する場合の一般的な英文レジュメの書き方についてご紹介します。
英文レジュメは自分をアピールするためのツールです。社員採用を目指す場合は、このレジュメが通らなければ面接を受けることができない重要なものです。人事採用者には1日いくつものレジュメが送られてくるため、一枚の確認に費やす時間は10〜15秒と言われています。そんな中で目に留まるよう、単に日本語の職務経歴書を英訳するのではなく、応募先企業についてしっかりと分析を行い、応募企業・職種に応じてカスタムしましょう。
英文レジュメ作成のポイント
英文レジュメ作成のポイントは
・何を一番伝えたいのか
・読む人が誰なのか
・採用担当者が何を確認したいのか
などを意識して作ることです。
レジュメを見るのは、人事部と配属部署の責任者。人事の担当者は、応募要件になっている経験・資格などを確認します。配属部署の責任者は、経験・実績を見て、応募者がどんな貢献をしてくれるか、人事部とはまた異なった視点から検討し、最終決定権があるケースが多いです。配属部署が求めていることは、会社のホームページやビジネス誌などからヒントを得ることができるでしょう。事前に情報収集し、相手の目に止まるレジュメ作成を心がけましょう。
採用担当者が見るポイント
採用担当者は、レジュメで募集しているポジションに必要な要素があるかを確認をします。まず経験や資格のみピックアップして読み取ることが多いです。だからこそ、数多くのレジュメの中から、次のステップに進むために、インパクトを与える作り方・見せ方・構成が重要です。
コンビネーション・レジュメとは…
採用者側が一番知りたい情報(この応募者は何ができるのか、どのように貢献してくれるのか)、プロフィール、技能・業績集約を一番上に記載しアピールします。キャリアを転向したい方、キャリアに一貫性のある方にもおすすめです。
英文レジュメのフォーマットには流行があり、現在は下記にあるコンビネーション・レジュメが主流です。このページではコンビネーション・レジュメのポイントを紹介しています。
氏名、住所、電話番号、メールアドレス
採用者側に負担をかけさせないためにも、留守番電話サービスに加入するなど常に連絡を取れるようにしておくことが必要です。また昨今は採用者側とのやりとりの方法としてパソコンでのメールを使用することが多く、メールアドレスを持っていない方や、記載のない方は対象外になる(候補に残らない)可能性があるため、できるかぎり連絡手段を広げておくことをおすすめします。
技能・業績(Profile・Qualifications)
ここでは応募する職種に「就く資格がある」「やりこなす能力がある」ことを訴える自己PRの場です。さまざまな職種を経験している方やキャリアを転向する方、職務経験が少ない方は長所を記載します。3〜5行にまとめるか、それ以上長くなる場合は箇条書きにすると読みやすくなります。
職歴(Professional Experience)
新しい職歴から順に記載。新卒の方など、職歴がない場合はアルバイト、インターンシップ、社会活動、ボランティア活動など、これまでの活動を積極的にアピールすることが重要です。
学歴(Educational Background)
職歴と同様、新しいものから記載。高卒の場合は高校、大卒の場合は大学を記載します。また留学の経験がある場合には積極的に記載しましょう。夜間通ったスクールやカルチャースクールなども、応募する職種に関連するものであれば記載をするとよいでしょう。
スキル(Skill Summary)
基本的には技能・業績の部分に入れますが、数多くある場合や2ページ以上にわたる場合は、独立させたほうが読みやすくなります。語学・パソコンスキルなどまとめて記載するのがよいでしょう。尚、運転など運転が必要とされる職種以外、運転免許は記載しません。
最後に…
冒頭でも記したように、『採用担当者の目に留まるレジュメ作成』を目指し、レイアウト余白やフォント、スペルミス・タイプミスがないかなども、何度も確認しましょう。
選考に直接必要のない情報は記載しません。
(例:年齢、性別、既婚・未婚、子供の有無、写真、過去の給与、退職理由、照会先、署名など)
ただし、企業側が指定してきた場合はこれにあたりません。カバーレターに記載するのもよいでしょう。
※紹介予定派遣で企業に提出する際のレジュメ作成については、コーディネーターがアドバイスします。
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