コーディネーターからのアドバイス（営業編）

コーディネーター須藤

興味がある仕事にとにかく応募することは、おすすめできません。希望の仕事に就くためには、どのようにすればいいのか、また仕事に就いてからのポイントもご案内します。

希望の仕事に就くためのSTEP

STEP1 目的を明確に持つ

まずは「転職をして、どうなりたいのか」という明確な目的を持つことが何よりも大切です。

STEP2 目的に合わせた仕事をイメージする

「最後の転職」にしたいのなら、就きたい仕事の業界やポジションなどを、「キャリアアップ」が目的なら、どのようなスキルを磨きたいのか、そのためにはどの業界がよいのか、などをイメージしましょう。

STEP3 イメージに合わせた転職活動

目的に合った仕事のイメージができたら、その条件に合った求人を探してみましょう。具体的なイメージがあると、明確な基準が見えてくるはずです。

STEP4 志望動機を考えて、応募してみる

STEP1・2・3のステップを踏んだ人は、「志望動機」が明確になっているはずです。履歴書・職務経歴書の内容にも説得力があり、人事担当者にもきっと伝わることでしょう。自信を持って、応募してください。営業職の場合、業界や職種経験を重視されることもありますが、未経験でも営業の適性や接客対応能力などが見込まれ、営業職としてデビューできるケースもあります。明確な志望動機を武器に、希望の仕事へ応募してみましょう！

仕事に就いてからのポイント

仕事が決まってからが本当のスタート。ここでははたらく上でのポイントを説明します。

最初が肝心！

新しい職場はあなたにとって期待と不安に満ちた世界。一方、受け入れる職場の方も、期待しています。そのため、その人の行動の一つひとつが気になるもの。最初の振る舞いや行動によって、その後を左右すると言っても過言ではありません。自分のポジションを確立しながら、楽しく仕事をするコツをお伝えします。

Point・1　まずは、元気＆笑顔であいさつ

当たり前ですが、とても大切なことです。元気で明るい人には、周りの人が協力してくれるものです。それに元気さや笑顔は、営業職能力の一つでもあるので、自分からすすんで挨拶をしましょう。

Point・2　受身にならない

遠慮をしすぎると、与えられたことだけしかできないと思われてしまう可能性もあります。分らないことをどんどん質問したり、自分なりに工夫して、積極的に仕事をしてみましょう。そのやる気に周りの期待が増して、任せてもらう範囲も広くなり、やりがいにも繋がるでしょう。

Point・3　「ホウ・レン・ソウ」上手になろう

仕事のできる営業は「ホウ・レン・ソウ」も上手。「ホウ・レン・ソウ」が上手な人とは、次のような報告ができる人のことです。

報告相手の状況（忙しさ、内容の理解度、立場など）を配慮しながら話ができる。
状況を整理して、問題を明確にして話ができる。
次にどうするか、自分なりの意見も述べる。

「報告・連絡・相談」一つひとつの中に、その人の「コミュニケーション力」「概念化能力」「主体性」「問題解決力」などが見えてきます。やることをやっていても、報告をしないと「できていない」とみなされても仕方ありません。頑張った仕事を評価されるためにも、しっかりと「報告・連絡・相談」ができる力をつけましょう。