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経理・財務

企業のお金や取引を支える専門性が高くやりがいのある仕事

経理・財務の仕事の特徴

  • デスクワーク
  • 正確性
  • 専門性高

経理・財務の仕事内容

経理は、現金出納管理、経費精算、伝票処理などの日次業務、仕訳、月次決算、給与や保険料の計算などの月次業務、年次決算対応のような年次業務があり、仕事により対応する範囲もさまざまです。その他、来客対応や電話・メール対応と言った一般事務の仕事を兼ねることもあります。

人気の理由・魅力

POINT 1

やりがいを感じられる

経理・財務はお金の記録や管理を通じて企業を支える重要なポジションのため、やりがいがあります。特に、日次・月次・年次と納期が明確にある業務が多いため、スケジュール通りに業務を行えたときは大きな達成感を感じられます。

POINT 2

専門的なスキルが身に付く

経理の経験や簿記の知識はもちろんのこと、Excelの関数やAccessを使って集計を行うことが多いことから、パソコンスキルも身に付きます。専門性が高い職種のため、知識や経験を身に付けることでさまざまな企業で活躍できます。

POINT 3

長期的なステップアップが可能

経理の仕事内容は、日次業務から少し難易度の高い月次業務、年次業務と、徐々に難易度が高い業務に挑戦することが可能です。経理と一言で言っても、職種の中で長期的にステップアップし、専門性を高めることができます。

こんな方におすすめ

  • 数字や細かいデータを扱うことが好きな方 経理業務は日常的にお金の計算を行うため、正確性が大事です。数字を扱うことが好きで、計算やデータを読み解くことが得意な方に向いています。さらに、慎重で細かいことにもよく気付く性格の方も力を発揮できるでしょう。
  • キャリアチェンジしたい方 これまでの事務経験を活かして一般事務からキャリアチェンジしたい方に向いています。キャリアチェンジ後は、知識や経験を身に付けることで着実なステップアップが可能です。
  • 計画を立てて物ごとを進めるのが得意な方 経理業務は繁忙期にある程度決まりがあります。期日を守る必要があるため、期日から逆算し、計画を立てて物ごとを進めることが得意な方に向いています。

求められる経験・スキル

  • OAスキル
  • 数字を扱う仕事の経験

あると活かせる

  • 簿記検定
  • Access
  • 弥生会計などの会計ソフト

経理に簿記の資格は必要か

簿記の資格には、日商簿記・全経簿記・全商簿記と、主催団体や特徴が異なる3つの検定があり、難易度・制度も異なります。特に仕訳や決算に携わる人は簿記の資格を持っているとスムーズに進めることができます。資格取得は転職後でも間に合いますが、経理未経験の方は資格があることでアピールでき、学んだことも活かせるので事前に取得しておくことをおすすめします。

身に付くスキルの例

Excelの基礎スキル

Excelでの四則演算などの関数や、ピボットテーブル、グラフや表の作成スキルが身に付きます。

他のOAソフトの操作スキル

基本のOAソフトであるWord、Excelだけではなく、AccessやVBAなどの経理業務を効率化するソフトを使うこともあります。

お金に関する知識

企業を取り巻くお金の流れや、税法をはじめとするお金にまつわる法律の知識、簿記の知識やスキルが身に付きます。

仕事例

業務 業務内容
現金出納管理 日々のお金の出入りの現金出納帳への記入や会計システムを入力する
文書作成 伝票や見積書などの書類を作成する
ファイリング 伝票や請求書などの書類を分類・整理する
年末調整 1年間で社員の給与から源泉徴収した金額と、所得税の金額を計算、調整・確定する
監査対応 会計士や監査法人の監査に備え、請求書や納品書などの資料を準備、対応する

1日の流れ

9:00

仕事開始

今日やるべき仕事を確認し、部署の朝礼に参加。

9:30

出納管理、伝票の起票

出入金状況の確認や見積書や発注書、請求書などの起票。

12:00

休憩

13:00

経費や小口精算処理

領収書を確認しながら、資材購入や出張費用などを精算。

15:00

ファイリング業務

資料の整理、ファイリング。

17:00

終業

経理・財務のキャリアステップ

日次業務から始め、月次・年次業務とステップアップした後は、財務にも挑戦できるようになります。

経理(日次業務)

経理(月次・年次業務)

財務

経理の業務内容

日次業務

日々行う業務。現金・預金の入出金処理および伝票発行、経費精算などを行います。

現金出納管理 日々の取引で発生する現金や預金の出し入れを記録して現金出納帳を作成し、帳簿上の残高と実際の残高が一致しているかを把握する
経費精算 従業員が業務遂行のために立替えた経費を、提出された領収書などを見て、支出内容に問題がないか、金額は正しいかなどを確認し、最終的に会社から支払われるように処理を行う
伝票処理 企業間で日々発生するお金に関する取引を見積書や発注書、請求書などを確認し起票、法律に基づいて適切に管理する

月次業務

月単位で行う業務。請求書発行、給料、社会保険料、源泉所得税の支払い、経営者に対する業績報告などを行います。

上旬
  • 取引先からの入金確認
  • 売上代金の請求、仕訳
  • 月次決算(試算表・決算書作成、月次業績報告)
  • 源泉所得税・住民税納付
中旬
  • 請求書の整理
下旬
  • 伝票整理
  • 社会保険料の納付
  • 請求書発行
  • 取引先への支払い
  • 給与や保険料の計算、支払い

年次業務

年単位で行う業務。年間の財務諸表作成、業績報告(株主総会)、税金の申告・納付などを行います。

経理系業務 人事系業務
4月
  • 確認状の送付
  • 年次決算対応(決算整理仕訳など)
5月
  • 年次決算対応(財務諸表作成など)
  • 確定申告書作成・納付
  • 住民税特別徴収の税額決定
6月
  • 株主総会準備
  • 夏季賞与計算・振込
  • 労働保険料の年度更新
7月
  • 株主総会準備
  • 社会保険料の報酬月額届
12月
  • 年末調整
  • 冬季賞与計算・振込
  • 年末調整
1月
  • 給与支払報告書の作成
  • 法定調書の作成
  • 償却資産申告書の作成
  • 源泉所得税の納付
  • 給与支払報告書作成
2月
  • 決算準備
3月
  • 棚卸

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経理と会計・財務との違い

会計との違い

経理、会計共にお金や物のやり取りや出入りを記録・管理することを指しますが、経理は、お金の記録・管理に重点を置いているのに対して、会計は、お金だけではなく会社の全ての資産について、記録・管理を行います。また、会計は、記録・管理だけではなく、相手に報告することまで求めていると言う点が異なります。会計は、報告する相手によって、財務会計と管理会計に分類されます。

財務会計 企業の財政状態と経営成績を株主や金融機関などの利害関係者に開示する
管理会計 主に、企業の経営成績を中心に、企業内部の経営者などに報告する

財務との違い

財務とは、主に2つの意味合いがあります。1つ目は、実際の現金預金の管理を表す財務です。この場合、財務が実際に入出金を行うのに対して、経理は入出金の事実に基づいて、伝票を起票することを指します。2つ目は、ファイナンスの側面の意味を表す財務です。この場合、財務は会社が投資やM&Aを行う際の資金調達や資産運用など、未来のお金の使い方を考えるのに対し、経理はあくまで過去の実績の集計を行います。つまり、財務は経理で現状を把握した後これから動かすお金の管理をすることになります。

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