旅行事務
お客さまの要望に合わせ、旅行に関するさまざまな手配を行う仕事
旅行事務の仕事の特徴
コミュニケーション力
柔軟性
未経験可
旅行事務の仕事内容
旅行を希望するお客さまの要望に応じて、航空券や宿泊施設の手配、査証申請、ツアーの企画・運営など、旅行に関するさまざまな手続きのサポートをする仕事です。電話や窓口での対応が中心ですが、チケットセンターや旅行代理店など、バックオフィスの専任スタッフとして発券業務や事務手続きをすることもあります。
人気の理由・魅力
国内外の観光地事情に詳しくなる
人気のお店から穴場の観光スポットまで、お客さまのニーズに合わせて情報提供できるよう、観光地の情報に詳しくなります。また、シーズンによるホテルの価格変動の事情や航空券の種類、ビザの取得など、旅行に関する知識が身に付きます。
リサーチ力や調整力が身に付く
天候やアクセス、おすすめの観光地やイベントなど現地情報をリサーチする力が付き、お客さまのさまざまなニーズに合わせた提案ができるようになります。また、予定外の事態に備え先回りして対策を立てるなどのアレンジもできるようになります。
こんな方におすすめ
- 旅行が好きで知識豊富な方 旅行好きの方ならお客さまの立場に立って物ごとを考えられるため、接客や提案に反映できます。また、リサーチ業務も苦にならず対応できるでしょう。
- コミュニケーションが得意な方 お客さまが望む旅行の内容はさまざまです。どのような希望があるか、接客の中で引き出していくコミュニケーション力が必要になります。
- 語学力を活かしたい方 高い語学力は必要ではありませんが、海外への連絡などが発生した場合、多少でも英語ができれば安心です。また現地のWEBサイトなどで最新情報を得る場合も語学力があればスムーズです。
求められる経験・スキル
- 基本的なパソコンスキル
- コミュニケーション力
- リサーチ・アレンジ力
あると活かせる
- 旅程管理主任者
- 国内旅行業務取扱管理者
- 総合旅行業務取扱管理者
- 語学力
身に付くスキルの例
旅行全般に関する知識
航空券・列車・ホテルなどの予約や、ビザの申請手続き、海外情勢の判断、緊急時の対応など、実務経験を通して旅行に関する知識が身に付きます。
ニーズをくみ取り形にするスキル
実務を通し、お客さまの希望に応えられるよう旅行のアレンジをしていくことで、ニーズをくみ取り形にするスキルが身に付きます。
仕事例
業務 | 業務内容 |
---|---|
案内業務 | 窓口や電話などで、お客さまの要望ヒアリングや、適切なプランを案内したり、お問い合わせに対応する |
各種予約・手配 | 航空券や新幹線などの交通機関、送迎、ホテルなどの予約、娯楽施設やイベントのチケット手配をする |
オプショナル企画の提案 | ツアーなどの場合は、オプショナル企画の提案や各種アップグレード、別メニューなどの手配や交渉などをする |
ビザ申請代行 | 行き先がビザの必要な外国の場合は、必要書類の確認などをし、ビザの申請・受領代行を行う |
ツアーの企画や運営 | 目的地や日数、採算性などを考慮しつつ、パッケージツアーを企画する |
1日の流れ
9:30
仕事開始
出社後にメールをチェックし、今日の業務を確認する。
10:00
お客さま対応、旅行の各種手配
お客さまの旅行の手続きや各種手配の対応をする。
12:00
休憩
13:00
お客さま対応、旅行の各種手配
引き続きお客さまの旅行の手続きや各種手配の対応をする。
15:00
観光施設からの営業対応
新規の観光施設から営業担当者が来社。概要や条件などを聞き、交渉・検討する。
17:30
終業
旅行事務のキャリアステップ
旅行事務から、旅行商品開発や現場の添乗員・コンシェルジュを目指す道や、転職して一般事務や秘書などに挑戦することもできます。
旅行事務
旅行商品開発や企画、添乗員
トラベルコンシェルジュ
一般事務、秘書