教師・講師・カウンセラー
生徒や相談者に寄り添い、成長を見守りサポートする仕事
教師・講師・カウンセラーの仕事の特徴
人と接する
コミュニケーション力
資格を活かせる
教師・講師・カウンセラーの仕事内容
教師のメインの仕事は授業ですが、クラス運営や授業準備、部活動指導、地域活動、進路指導など、子どもたちの生活面・道徳面の指導を行い成長へと導きます。講師は、社会人向けセミナー・予備校の講師など、さまざまな場面において講演や講習を行います。
カウンセラーは、悩みや相談ごとを持つ人に向き合い、生徒や相談者自身が自己解決や、自己理解にたどり着くためのサポートを行います。
人気の理由・魅力
成長を実感できる
教職のやりがいは、教えた成果が目に見えて実感できることです。またカウンセラーの場合も、悩みや不安を抱える人をサポートできることが仕事の原動力となります。
人々の役に立てる
教えたり導いたりすることで、生徒や相談者が困難を乗り越え成長します。その結果、感謝されることも多く、人々の役に立っていると実感でき、大きな喜びとなります。
こんな方におすすめ
- 子どもが好きな方 特に教師は、子どもたち一人ひとりと向き合うことになります。子どもに愛情を注ぎ、すべての子どもや相談者に対し、臨機応変に対応することが大切です。
- 教えることが好きな方 生徒や相談者への伝わり方は、教材やアプローチ方法を考えて工夫することで大きく変わるため、教えることが好きな方におすすめです。
- 人のサポートが好きな方 生徒や相談者と並走し、サポートすることが求められるため、人のサポートをすることが好きな方におすすめです。
求められる経験・スキル
- コミュニケーション力
あると活かせる
- 教育職員免許状
- 公認心理師
- 教育カウンセラー
- 学校心理士
- 臨床心理士
身に付くスキルの例
教育・指導スキル
現場での職務経験を活かし、実践的な教育や指導のスキルが身に付きます。授業の創意工夫はもちろん、さまざまな質問にも応えられる知識量や経験値も必要となります。
カウンセリングスキル
実務経験を通し、話を聞いて本質を引き出す傾聴力や、悩みに潜む原因を探る分析力、相手に届く言葉を選ぶ言語化力などが養われます。
仕事例
教師・講師
業務 | 業務内容 |
---|---|
指導プラン作成 | 学習指導要領を踏まえ、地域・学校の特性に合わせた指導プランやカリキュラムを作成 |
授業・教材の準備 | 指導プランに沿って授業と教材の準備 |
テスト・通知表作成 | テスト作成、実施後の採点を経て通知表を作成し、保護者対応や学習・進路相談にのる |
カウンセラー
業務 | 業務内容 |
---|---|
相談者との面接 | 相談者の悩みや、その背景を聞いて状況把握し、必要に応じたグループセラピーなどのサポートを適宜実施 |
関係者との情報連携 | 守秘義務を守りつつ、教員や会社などの関係者と情報を連携し、解決に取り組む |
1日の流れ
大学のキャリアカウンセラーの場合
8:30
仕事開始
面談予約表の確認をする。
9:00
キャリア面談開始
午前中分の面談開始。面談時間は一人40分程度。
12:00
昼休み
13:00
キャリア科目の授業準備
大学生必修のキャリア科目の準備をする。
14:00
キャリア科目の授業
90分の授業を受け持つ。企業の人事採用者のファシリテーションをする。
16:00
午後の面談
午後の面談開始。
17:00
面談記録入力
本日対応分の面談記録を入力する。
17:30
終業
教師・講師・カウンセラーのキャリアステップ
長くキャリアを積みたい場合は、定年まで現場ではたらくこともできます。特定分野の教育専門家や塾講師などにチャレンジする選択肢もあります。
教師・講師・カウンセラー
塾講師、キャリアコンサルタント
専門分野で独立