栄養士・調理師
食事と健康を通して、人々の生活を支える仕事
栄養士・調理師の仕事の特徴
料理が好き
動きがある
資格を活かせる
栄養士・調理師の仕事内容
調理師と栄養士はどちらも食にかかわる仕事ですが、専門性や仕事内容には大きな違いがあります。調理師は、食材をよりおいしく調理して提供し、栄養士は食事や栄養に関する指導や管理を専門とします。主に栄養士は健康な方に、管理栄養士は疾患のある方に栄養指導を行います。共にはたらく上で資格が必要です。
管理栄養士・栄養士
献立作成・栄養管理 |
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調理・調理サポート |
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栄養指導・食育活動 |
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特定保健指導 |
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調理師
調理業務全般 |
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衛生管理 |
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栄養士・調理師の平均収入
栄養士の場合
平均時給 | 平均月収 | 平均年収 |
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1,660円 | 約26,6万円 | 約319,2万円 |
- 2024・2025年度パーソルテンプスタッフ(株)求人掲載実績
調理師の場合
平均時給 | 平均月収 | 平均年収 |
---|---|---|
1,478円 | 約23,6万円 | 約283,0万円 |
- 2024・2025年度パーソルテンプスタッフ(株)求人掲載実績
人気の理由・魅力
需要が高く求人数が多い
調理師も栄養士も、人に不可欠な食を担う仕事です。調理師は外食産業が多様化しており、確かな技術があれば常に引く手あまたです。また栄養士も、健康意識の高まりなどから、栄養の専門家として活躍の場は広がっており、仕事が多くあります。
人々の健康を食から支えられる
調理師も栄養士も、食から健康を支える重要な仕事です。おいしく正しい食の知識や習慣を身に付けてもらうことで、人々の健やかな暮らしを支えることができます。また、「おいしかった」「ありがとう」と直接声をかけられる仕事も多く、やりがいを感じられます。
資格や経験を活かせる
国家資格である調理師・栄養士・管理栄養士は、資格を活かしてはたらける場所がたくさんあります。また、現場での実務経験があればさらに有利になります。近年では美容やスポーツ、商品開発など、さまざまな分野のビジネスでも調理師や栄養士の資格を活かすことができます。
こんな方におすすめ
- 料理が好きな方 食にかかわる仕事なので、食べることや料理が好きなことが大切です。さらにおいしさや栄養面で人々をサポートすることに喜びを感じられる方に向いています。
- 健康管理ができる方 調理師も栄養士も、食を扱い、人々の健康を管理する仕事です。このため、自分自身の健康管理が得意な方に向いています。
求められる経験・スキル
- 管理栄養士
- 栄養士
- 調理師
- 補助要員は無資格で採用もあり。
あると活かせる
- 食品衛生責任者
- 食品技術管理専門士
身に付くスキルの例
調理・栄養に関する知識・経験
現場での実務経験を通し、調理師は実践的な調理スキルや安定したおいしさを届けられる味覚が、栄養士は相手に合わせた必要な栄養を考えられるスキルが養われます。
コミュニケーション力
調理師も栄養士も、現場での仕事はチームで取り組むものが大半です。お客さまや患者の方と接する場合もあるので、コミュニケーションスキルが身に付きます。
多くの仕事をこなす対応力
調理師は、調理の優先順位を決めたり、在庫食材を活かしたり、臨機応変な対応が必要です。栄養士は、相手に合わせてメニューを検討したり、実際に調理することも求められます。多くの仕事をこなせる対応力が必要となります。
1日の流れ
調理師の場合
9:00
仕事開始
調理の準備や仕込み作業を行う。スムーズに調理ができるように調理器具や食材の段取りをしておく。
11:00
開店、調理
開店準備をしてランチ営業。効率よく調理をする。
15:00
ランチ営業終了、休憩
夜の部に向け16時頃までに食事と休憩を済ませておく。
16:00
ディナー営業のための仕込み
当日のディナータイムの準備や仕込みの確認をする。
17:00
ディナー営業開始
ディナーメニューの調理作業開始。
19:00
終業
早番シフトのため退勤。
栄養士・調理師のキャリアステップ
経験を積み調理場のリーダーとなったり、独立や他業種での活躍も可能です。調理師と栄養士ダブル資格なら医療分野への転職などもあります。
調理師
料理長
店長