検査・検品
簡単な作業の一方で、ものづくりの最後を担う重要な仕事
検査・検品の仕事の特徴
- コツコツ
- 未経験可
- 正確性
検査・検品の仕事内容
大まかに検査とは製品に問題がないか、検品とは個数などに間違いがないかを確認することです。工場と倉庫では仕事内容も異なり、工場では、品質検査・異物混入・作動・出荷時の数量検品などを、倉庫では、入荷時や出荷時の数量・外観・異物混入の検品などを、目視や検査器具を使い確認します。
人気の理由・魅力
未経験でも始めやすい仕事が多い
検査・検品の仕事は、工程が決まっていることが多く未経験でも不安なくスタートしやすい職種です。製品が違っても基本的に仕事の流れや気を付ける点などは大きく変わらないことが多く、経験があると転職しやすいことも魅力です。
人々の生活を支えられる
自動車から家電、食品まで。身近な製品が世の中で使われるまでには、必ず検査・検品の工程があります。検査・検品の仕事は、人々の生活を支えることにつながっているので、やりがいを持ってはたらけます。
自分に合ったはたらき方が選べる
物流会社の倉庫やメーカーの工場では、単発や期間限定、週に数日だけなど、それぞれのライフスタイルに合わせて多様なはたらき方が選べます。
こんな方におすすめ
- 単純作業が得意な方 検査・検品は、一人でコツコツと同じ作業をくり返す仕事です。単純な作業を続けることが苦にならない方や、一つの作業に集中して取り組める方に向いています。
- 正確に仕事ができる方 検査・検品は指定された時間内に間違いなく製品をチェックする必要があり、責任を伴う仕事です。不良箇所を見落としたり、数や種類を間違えたりすることのないよう、集中して正確に仕事をすることが求められます。
求められる経験・スキル
経験やスキルを求められることは少ないです。
あると活かせる
- 検査・検品の実務経験
身に付くスキルの例
集中力
検査・検品の現場経験を重ねるうちに、ライン工程などで同じ仕事内容が続いても、コツコツと根気強く集中し、作業を進められる力が自然と備わります。
正確性
未経験から始めても、検査・検品の経験を重ねていくと、正確かつ時間内にできる数や内容が増え、上達を実感できます。
仕事例
業務 | 業務内容 |
---|---|
検査 | 製造された製品に問題がないか、目視や検査機器を使用して確認する |
検品 | 食品や貴金属、おもちゃ、家電など、さまざまな製品の数量や不良品の有無などを確認する |
キッティング | パソコンなどに各種設定やソフトウェアのインストールなどを行い、ユーザーがすぐに使えるように準備をする |
1日の流れ
9:00
仕事開始
駅からの送迎バスで職場へ。制服に着替え、クリーンルームで滅菌を行う。
9:30
製品の検査
ベルトコンベア上に流れてくる製品に不備がないか確認する。集中力を保つため休憩を取りながら行う。
12:00
休憩
13:00
製品の検品
出荷前に製品の検品をする。発注通りの個数・品番に間違いがないかなどを確認する。
17:30
終業
現場の整理整頓をして、本日の業務が終了。シフト制の場合は引継ぎがあることも。
検査・検品のキャリアステップ
検査・検品の経験を活かして他の製品の仕事や、製造にかかわる幅広い業務にチャレンジできます。
検査・検品
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