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PROJECT STORY

プロジェクトストーリー

「Shibuya Startup Deck」に支援企業として参画。 「これまでにない仕事」が醍醐味の新プロジェクト。

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Prologue

パーソルテンプスタッフの営業には、大きな裁量が与えられます。社内でも初となるスタートアップ企業の支援プロジェクトに名乗りを挙げたのが、この二人の営業です。苦労と達成感に彩られたチャレンジの全貌を語ってもらいました。

Member

第一営業本部 東京第三営業部
渋谷七課
2009年度入社

村上 かおり KAORI MURAKAMI

第一営業本部 東京第三営業部
渋谷七課 マネージャー
2014年度入社

榎本 広志 HIROSHI ENOMOTO

Question 01

お二人がかかわったのは、
どのようなプロジェクトですか?

村上

『渋谷コンソーシアム~Shibuya Startup Deck(シブデック) 』というもので、渋谷区が主催する産官学連携によるスタートアップ支援の取り組みです。グローバルに投資を呼び込み、スタートアップの環境整備や企業と自治体の連携を模索する他、起業に関する実証実験などを行います。渋谷という新しいことの発信地で、民間企業が合同出資して、スタートアップ企業、行政などが集って、共創や連携を模索しているプロジェクトになります。

榎本

パーソルテンプスタッフは、その支援企業群の中でも幹事会員として名を連ねています。各社の得意領域の中で、スタートアップ企業を支援していくための各部会に分かれていて、パーソルテンプスタッフはその中で人材部会に所属しています。

Question 02

本プロジェクトには、
どんな経緯で参画したの
ですか?

村上

もともとのきっかけは榎本さんが担当していた渋谷区さまと、私が担当していたクライアントの東急さまが官民連携の包括協定を締結した、というニュースを見て、『スタートアップ企業の支援の中で、派遣社員の活用はもちろん出てくるだろうし、それ以上に社会に対して深い意味のある取り組みに広がっていくのでは?』と考え、具体的に両社にお話をお伺いし、参画を決めました。

榎本

そこで、私たちも同じ渋谷が拠点という共通点もあり、スタートアップ支援の中でも、人材分野で力になれないかということを提案させていただいたんです。そういったスタートアップの支援はパーソルテンプスタッフでは前例のない取り組みでしたが、コロナ禍において、はたらくにまつわる環境が加速度的に変化している今だからこそ挑戦し、新たな価値を創出する必要があるんじゃないかということで、話は決まりました。すぐにマネタイズできる事業というより、社会貢献の観点や新たな取り組みによる事業成長や社員のレベルアップの観点も大きかったと感じています。

Question 03

プロジェクトの中で、
大変なこともあったのでは?

村上

常に苦戦、苦難という状況ですね。まだプロジェクト自体も発展途上ですが、そもそもパーソルテンプスタッフ内でははじめての取り組みですし。何をスタートとして、何をゴールとすべきかを定めることから難しく、常に手探りです。スタートアップ企業の支援の枠組みを勉強することから始まり、そういった企業を人材の領域で助けるために何ができるのかということは、今も常日頃考えていることです。ただ、どんな発想でも怖気付かずに挑戦していくことは意識していきたいですね。今も、運営会社とスタートアップ企業でセミナーを共催する予定なのですが、私自身にはセミナーのノウハウがなく、必要な物ごとの洗い出しから各社の調整、連携まで、手探りですが頑張っています。

榎本

村上さんの言う通り、あたらしいことの連続ですごく大変です。日々、スタートアップ企業の方々と話していても、今までの業務で培った知見やノウハウでは通用しないことも出てきます。例えば、経営者と対等に話せる“経営”の知識や、スタートアップ企業のためになる人脈づくりなど、今までの業務では触れていないような領域についても日々勉強しないといけないと感じています。

Question 04

裏を返せば、やりがいも大きいのではないですか?

榎本

そうですね。正解のない物ごとに対して、自分たちで試行錯誤して作り上げていく訳ですからそのプロセスは大変なものの、同時にやりがいや面白さも感じています。とあるスタートアップ企業さまと連携を図っている中で、『パーソルテンプスタッフさんは、本当の意味で僕らのアクセラレーターになる可能性を感じる』と言われたことがすごく印象的でした。われわれの持つ、お客さまのネットワーク、営業のマンパワー、人材提供のノウハウ、企業としての資本と社会からの認知度など、スタートアップ企業の成長に必要な要素をたくさん持っていると仰ってくださったんです。すごく励みにもなり、同時に自分たちの今後の可能性を大いに感じた瞬間でした。

村上

常に新しい知識が入ってくるので、面白いですね。難しさもありますが、かかわる方々の多くがスタートアップの社長さまですから、皆さまの目指しているビジョンを伺えるのはすごく刺激になります。皆さま、社会的課題の解決という信念を持つ方が多く、シニア層の雇用や女性のはたらく環境など、真正面から解決してよりよい社会にしていく姿勢は勉強になります。このような社会課題に取り組む視点でのやりとりは、今までの営業経験ではなかなか得られない機会だと思います。自分自身の仕事に対する考え方を振り返る、いい機会にもなっていますね。

Question 05

プロジェクトを通して、今、感じていることは?

村上

今までの派遣営業とは違うスキルや思考を求められていると感じますね。スタートアップ企業を支援することを通して、新しいビジネスに対する要件定義やスキームから作っていくような能力を求められます。このスキルはこの先もさまざまなところで使えるので、自分自身の成長につながっているなと思います。また、今回のプロジェクトを通じて、仕事っていうのは、さまざまな方にフォローいただいて成り立っていたんだな、と改めて感じました。前例のないプロジェクトに対して、周りの方々が知恵を貸してくださり、私に経験がないことについては丁寧に教えていただきました。本当に皆さんの支えのおかげで、このプロジェクトは進めることができていますし、こういうあたらしい経験をさせてもらっている分、スタートアップ企業の支援につなげながら、このノウハウを社内に還元したいと感じています。あたらしい営業スタイルのモデルケースを作りたいですね。

榎本

僕らの取り組みが、違うフィールドに仕事を広げる事例になっていきたいです。僕自身のことでいうと、入社から7年目なんですが、このプロジェクトを通じて30代に向け自分を成長させるための新たな目標ができました。これまでやってきた人材や得意領域について、ちゃんと語れる自負はありましたが、起業家の皆さんの事業をスケールしていくために今の僕たちではまだ足りないという課題感にぶつかることもありました。相手のために役に立ちたいけど、なかなか価値提供しきれないジレンマみたいなものは日々感じています。だからこそ、派遣のみならず、企業の課題を大きく捉えて成長をアシストする力をもっと身に付けていきたいと思っています。その中の一つに人材ソリューションがあるという位置付けにしていきたいですね。こういうプロジェクトにかかわらせてくれている会社には非常に感謝していますし、僕も皆さんに還元できるようプロジェクトを成功させ、好事例として影響力を発揮していきたいなと思います。