派遣社員は副業できる?副業と両立できる理由や注意点を解説|派遣の求人検索・人材派遣会社はテンプスタッフ

派遣社員は副業できる?副業と両立できる理由や注意点を解説

2025.01.28更新

副業とは収入を得るために携わる本業以外の仕事のことを指します。「フリーランスとして活動するために、副業から始めてみたい」「ちょっとお小遣いが稼げたら…」など、副業を考えたことがある人も多いのではないでしょうか。

近年さまざまなはたらき方が浸透し、企業でも副業に前向きな環境が整ってきている傾向があります。ここでは、派遣社員の副業が可能か、副業する際の注意点などを詳しく解説します。

派遣社員は副業できる?

ここではまず、派遣社員の副業が法律や派遣会社の規定でどのように位置付けされているかを説明します。

法律上は副業は可能

法律的には派遣社員の副業は禁止されていません。日本国憲法第22条においても職業選択の自由が保障されており、労働基準法でも副業を禁止する定めはありません。本業の勤務時間外であれば原則副業は可能となっています。

例外として、国民のためにはたらくという役割を担う公務員は、公務員法によって許可なく副業を行うことが禁止されています。

派遣会社の就業規則に従う

雇用契約を結んでいる派遣会社の就業規則で禁止されている場合は、副業はできません。

法律上で副業が認められていても、情報漏洩の危険性や、営業上競合する取引の可能性がある場合などは企業側の判断で副業が制限されるためです。

派遣ではたらきながら副業を考えている場合、登録時に派遣会社の就業規則を確認しておきましょう。

派遣社員としてはたらきながら副業ができる理由

なぜ派遣社員は本業と副業を両立できるはたらき方と言えるのか、具体的な理由をご紹介します。

柔軟なはたらき方ができる

派遣社員は、以下のようにさまざまな条件で仕事を選べます。

  • 残業なし
  • 日数や時間(週3・4日だけ、1日4時間以上〜7時間未満など)
  • 短期・単発
  • 自宅の近くではたらける

このようにはたらく日数・時間、条件を調整しやすいため、副業と両立しやすいと言えるでしょう。

在宅でできる仕事がある

派遣は、在宅でできる仕事もあります。通勤時間を削減できるため、より副業に時間をあてやすくなります。

時給が高い

派遣の仕事は、経験やスキルを求められることが多いため、パート・アルバイトと比較し時給が高くなる傾向にあります。比較的安定した収入を維持しながら時間を確保し、副業にも挑戦することができるでしょう。

派遣とアルバイトの違いは?メリットやデメリットを紹介

福利厚生が充実している

派遣社員は、派遣会社が提供する社会保険※への加入ができ、休暇制度や有給制度も整っています。福利厚生が充実していることで、安心してはたらくことができます。

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上で、2ヶ月を超える契約期間が見込まれるなどの条件があります。

派遣社員が副業をする場合の注意点

派遣社員としてはたらきながら副業をする場合、副業の収入額によって確定申告や住民税、社会保険の対応が異なります。ここでは、副業をする際の注意点を説明します。

確定申告・住民税・社会保険に注意

副業の収入額が年間20万円以下の場合

確定申告の必要はありませんが、住民税の申告が必要です。

副業の収入額が年間20万円を超える場合

確定申告が必要です。住民税については、確定申告に伴い住民税が算出されるため、別途手続きは不要です。

社会保険の二重加入になる場合は届け出が必要

派遣社員としてはたらき、副業を個人で行う場合、社会保険は派遣会社で加入します。

ただし、派遣会社以外の企業で副業をし、副業先の企業でも社会保険の加入要件を満たすと二重加入となります。その場合、届け出が必要となるため、加入要件と労働時間を事前に確認しておきましょう。

本業と副業のバランスに気を付ける

双方の仕事に支障が出ないようにする

副業で案件をいくつも詰め込みすぎると、オーバーワークになる可能性があります。本業に支障が出ないよう、仕事量には余裕を持つなど、双方の仕事のバランスに気を付けましょう。

守秘義務を守る

守秘義務とは、業務上知りえた情報を漏らさないように制限される義務です。双方の仕事に守秘義務があるため、本業の仕事内容を副業の仕事先で話すことなどがないよう注意しましょう。

テンプスタッフなら派遣社員と副業を両立できる柔軟なはたらき方を提案できる

派遣社員が副業と両立できる理由や、副業する場合の注意点をご紹介してきました。

業界トップクラスの求人数を誇るテンプスタッフでは、数多くの求人の中から柔軟なはたらき方をご案内できます。

  • 勤務時間や勤務地、仕事内容、在宅勤務など、さまざまな希望条件で仕事が選べます。

派遣ではたらく

  • オフィスに通わず自宅ではたらける在宅勤務では、在宅の日数も選ぶことができます。

在宅勤務(リモートワーク・在宅ワーク)

  • ライフスタイルの変化やそのときどきの状況に合わせて、週4日や1日6時間勤務など、はたらく日数・時間が選べます。

時間を選んではたらく(週4日以下・短時間など)

  • これまでの経験や高いスキルを活かすことで、週3~4日・1日5~7時間など希望の時間で見合った収入が得られます。

専門スキル・短時間ではたらく(フレキシブルキャリア)

  • 社会保険はもちろん、有給などの休暇制度、定期健康診断などのヘルスケアに加え、日常から休日までをサポートするお得な優待サービスもあり、安心してはたらくことができます。

福利厚生

「副業をしたい」など、あなたの希望をコーディネーターが丁寧にヒアリングし、希望に沿った柔軟なはたらき方を提案します。まずは気軽にテンプスタッフに相談することから始めてみませんか。

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