派遣ではたらくときにも面接はある?面談との違いや当日の流れ、質問内容について紹介|派遣の求人検索・人材派遣会社はテンプスタッフ

派遣ではたらくときにも面接はある?面談との違いや当日の流れ、質問内容について紹介

2026.02.03更新

正社員やパート・アルバイトとして雇用されるとき、必ずといってよいほど実施されるのが面接です。では、派遣社員としてはたらく場合も面接はあるのでしょうか。

ここでは、派遣社員としてはたらくときの面接の有無、面接と面談・職場見学の違い、面談・職場見学の主な流れや確認すべきことについて詳しく解説します。

派遣ではたらくときに面接はある?

派遣とは、派遣元企業(派遣会社)と雇用契約を結び、派遣先企業(就業場所)ではたらく雇用形態です。雇用するのは派遣元企業で、給与も福利厚生も派遣元企業から受け取ることになります。一方、仕事の指示は実際の就業場所である派遣先企業から受けるのが特徴です。

正社員やパート・アルバイトの仕事に応募する際は必須で実施される面接ですが、派遣の場合には異なるルールがあります。

派遣先による面接の実施は禁止されている

派遣先企業が派遣社員を選考するために面接をする行為は、労働者派遣法で禁止されています。履歴書の提出を求めたり、年齢や家族構成などのプライベートな情報を聞いたりすることもできません。派遣社員の雇用主はあくまで派遣会社であり、実際に指揮命令を行う派遣先企業ではないためです。採用の可否を決める選考活動自体が派遣先企業では行われないルールとなっています。

“面談(顔合わせ)”や“職場見学”が行われる

派遣先企業ではたらく際、面接はありませんが、就業前にお互いの理解を深めるための面談(顔合わせ)や職場見学は行われることがあります。派遣社員と派遣先の担当者が直接会い、業務内容や職場の雰囲気を確認するのが主な目的となります。

業務内容や労働条件のすり合わせができていないと早期離職につながる恐れがあるため、トラブル防止の観点からも面談や職場見学は大切です。スキルや条件がマッチしているかを確かめる場であり、当日は派遣会社の担当者も同席するため、登録がはじめての人でも安心して臨めるでしょう。

紹介予定派遣では面接がある場合もある

例外として、紹介予定派遣の場合は面接や履歴書の提出が認められています。その理由は、一定期間派遣ではたらいた後に派遣先で直接雇用(正社員や契約社員)になることを前提としたはたらき方であるためです。正社員の試用期間のようなしくみであり、一般的な派遣とは分けて考えられます。

面接を通じてお互いのことを把握できれば、ミスマッチによる雇用辞退や契約終了を未然に防ぎやすくなります。

面接と面談・職場見学の違い

面接と面談・職場見学は、似ているようで目的が大きく異なります。それぞれの目的について詳しく見ていきましょう。

面接は選考が目的

一般的な採用面接は、企業が応募者を採用するか、不採用にするかを見極めるために行います。志望動機や自己PRを深く掘り下げ、優秀な人材を選抜するのが最大の狙いです。

面談・職場見学は確認が目的

一方、派遣社員の面談や職場見学は、ミスマッチを防ぐための顔合わせやスキルなどの確認が主な目的です。業務内容とスキルが合っているか、職場の雰囲気になじめそうかを派遣先企業と労働者の双方が確かめます。派遣社員の側からも、仕事内容について質問したり、職場環境を確認したりできます。

もし面談や職場見学で自分には合わないと感じたら、就業を断ることも可能です。反対に、派遣先企業が業務遂行能力に不足があると判断すると、就業に至らない可能性もあります。

面談・職場見学の主な流れ

面談や職場見学の設定は基本的に派遣会社の担当者を通して行われ、当日の持ち物や服装なども事前にアドバイスがもらえます。当日も担当者が同席してくれるため、1人で企業に向かう必要はありません。

ここでは、面談・職場見学の具体的な流れを詳しく解説します。

派遣会社の担当者と合流

まずは、最寄駅や企業の近くで派遣会社の担当者と待ち合わせをします。ここで、当日の流れや企業担当者の特徴、質問されそうなポイントなどの最終確認を行います。不安な点があれば、このタイミングで担当者に相談しておくと安心です。

面談とはいえ、面接と同じように身だしなみには気を付けましょう。事前に指定される場合もありますが、指定がなく不安であれば担当者に事前に確認しましょう。

派遣先へ訪問

面談は職場見学も兼ねており、派遣先企業で実施されるのが一般的です。会議室や応接室に通されるケースが多く、そこで企業の担当者と対面します。

進行は派遣会社の担当者が案内しますが、挨拶・自己紹介・受け答えは明るく丁寧に対応し、よい第一印象を心がけましょう。

自己紹介・スキル確認

面談では、最初に自己紹介の時間が設けられることが多いです。事前に用意されたスキルシートには氏名などの個人情報は記載されていないため、面談の冒頭で自己紹介と簡単な経歴を伝えましょう。

自己紹介の後は、派遣会社の担当者が用意したスキルシートをもとに、派遣社員のスキル確認があります。面談内容はスキルシートの内容に連動することが多く、面談までに内容を把握して質問を想定しておくとスムーズに回答できるでしょう。

就業条件確認・質疑応答など

次に、企業担当者から具体的な仕事内容や就業時間などの条件について説明があります。どのような業務を任されるのか、職場の雰囲気はどうかなどの話を聞きます。

その後、質疑応答の時間が設けられ、不明点があれば質問できます。ただし、待遇については派遣会社と派遣先企業での取り決めとなるため、質問しないようにしましょう。

最後に、双方の認識にズレがないかを確認して面談は終了です。

職場見学

面談の前後では、実際にはたらくフロアやオフィス内を見学させてもらえるのが一般的です。デスクの配置や休憩室の様子、社員のはたらいている様子などを自分の目で確認できます。はたらくイメージが湧くか、コミュニケーションの雰囲気や業務の進め方などをチェックしましょう。

また、派遣先によっては上司や同僚との顔合わせも行われます。そこで簡単なやり取りができれば、就業後の不安も軽減されるでしょう。

見学が終わると解散となり、担当者と今後の連絡方法を確認して終了です。

面談・職場見学で確認しておくこと

面談や職場見学で聞いた話だけでなく、自分からも積極的にはたらきやすさなどを確認しましょう。実際にはたらき始めてから“イメージと違った”と後悔しないためにも重要です。特に、未経験の職種に挑戦する場合は、業務のレベル感などを詳しく聞いてみましょう。

具体的な業務内容・環境

まずは、具体的な業務内容や業務の進め方、マニュアルや研修の有無などを確認しましょう。どのようなスキルが必要か、資格は必要か、前職で身に付けたスキルは活かせるのか、といった内容を把握することで、自分に適した業務か、無理なくパフォーマンスを発揮できるかを判断しやすくなります。

就業条件

勤務時間や休憩時間、残業の有無や頻度などの就業条件についても、面談の際に確認しておきましょう。繁忙期はいつか、突発的な残業は発生するかなどを聞いておくと、調整しやすくなります。

ただし、残業はどれぐらいあるか、という聞き方では先方にやる気を疑問視される恐れがあるため注意が必要です。「実際のはたらき方を把握したうえで準備したいと考えているのですが、繁忙期などはどのような勤務体制になりますか?」などのように、後ろ向きな印象を与えない聞き方を工夫しましょう。

業務開始までに準備しておくこと

就業が決まった場合、初日までに勉強や準備をしておくべき点があるかを確認しましょう。実務に関する準備事項を把握しておけば、就業後にミスマッチを感じにくくなります。

面談・職場見学でよく聞かれる質問への回答

面談・職場見学では、経歴や人柄を知るためにいくつか質問を受けるでしょう。難しい質問は少ないですが、事前に回答をイメージしておくと落ち着いて話せます。

面談・職場見学でよく聞かれる質問は以下の通りです。

  • 自己紹介に関する質問
  • 志望理由に関する質問
  • これまでの職歴・経歴に関する質問
  • 前職の退職理由に関する質問
  • スキル・資格に関する質問

それぞれの質問に対する解答例と合わせて解説します。

自己紹介に関する質問

冒頭で求められる自己紹介では、名前とこれまでの簡単な経歴を話します。長々と話す必要はありませんので、ハキハキと笑顔で話すことを意識しましょう。また、相手に好印象を与えるためにも、前向きな表現を選ぶことが大切です。

【質問】
自己紹介と、これまでの経歴を簡単に教えてください。

【回答例】
○○と申します。これまでは飲食店で5年間、ホールでの接客業務に従事しており、アルバイトリーダーとしてシフト管理にもかかわっていました。接客と事務、両方の経験を活かして、貴社に貢献したいと考えています。本日はよろしくお願いします。

志望理由に関する質問

業務への理解度や就業意欲を確認するために志望理由を尋ねられることがあります。選考評価の場というより、相互理解を深めるための質問です。

【質問】
当社を志望された理由をお聞かせください。

【回答例】
貴社の○○分野における取り組みや業務内容に関心を持ち、これまで飲食店で培ってきた接客経験が活かせるのではないかと感じ、志望しました。まずは業務を理解しながら、周囲と協力して仕事に取り組んでいきたいと考えています。

これまでの職歴・経歴に関する質問

過去の仕事内容について、具体的にどのような業務をしていたかを聞かれます。未経験であっても、関連がありそうな業務の経験を伝えることで評価される場合があります。例えば事務としてはたらく場合は、事務の実務経験がなくても、パソコンを使った業務や正確性が求められる作業の経験を伝えれば、担当者との相互理解が進み、就業後のミスマッチ防止につながります。

【質問】
これまでどのような仕事を経験してきましたか?

【回答例】
飲食店では、忙しい時間帯でも優先順位を考え、効率的に動くよう心がけていました。接客に加えて、発注管理やスタッフのシフト作成も担当していました。シフト作成での調整力やパソコン操作、接客でのコミュニケーション力は、貴社の仕事においても活かせると思っています。

前職の退職理由に関する質問

退職理由を聞かれた場合は、不満や愚痴などのネガティブな発言は避けましょう。派遣というはたらき方を選んだ理由とセットで話せば納得感が生まれます。

【質問】
前職を退職された理由をお聞かせください。

【回答例】
前職ではシフト制で勤務していましたが、今後は土日休みの環境で事務スキルを磨きながら、長く安定してはたらきたいと考え退職しました。

スキル・資格に関する質問

ExcelやWordなどのパソコンスキルについては正直に答えましょう。できないことをできると言ってしまうと、就業後に自分が困る原因となります。

【質問】
WordやExcelなどはどの程度使えますか?

【回答例】
Wordは、基本的な機能を使って送り状などを問題なく作成できます。Excelはデータ入力がスムーズにできるレベルです。関数については現在勉強中ですが、SUM関数は使用できます。業務で必要な操作があれば積極的に覚えていきたいと考えています。

面談・職場見学時に気を付けること

面談は選考ではありませんが、社会人としてのマナーは見られています。企業担当者に一緒にはたらきたいと思ってもらうためには、第一印象が大切です。ここでは、派遣社員の面談・職場見学時に気を付けるべきポイントを解説します。

清潔感のある服装・身だしなみを心がける

派遣社員の面談・顔合わせの際は清潔感のある服装で臨みましょう。面談や顔合わせは選考ではありませんが、派遣先企業に好印象を与えておくと、就業後にスムーズな関係構築につながる可能性があります。

服装はスーツが基本ですが、派遣先によってはジャケット着用のオフィスカジュアルでも問題ない場合もあります。ジーンズやスニーカー、露出の多い服装は避け、清潔感を第一に考えましょう。

髪色も明る過ぎる場合は落ち着いたトーンにし、長い髪はまとめるのが無難です。服装や身だしなみに不安があれば、事前に派遣会社に相談しておきましょう。

質問には正直に答える

質問に対しては背伸びをせず正直に答えるのが鉄則です。分からないことは「勉強不足で申し訳ありません」と伝え、後の学習や習得の意向を示しましょう。よい評価を得たいばかりにスキルを誇張して伝えると、入社後の業務と認識にズレが生じる可能性があります。

また、ネガティブな質問をされても感情的にならず、落ち着いて事実と今後の対応方針を伝えると、相互理解が進みます。

さらに、受け答えにはネガティブな単語は使わず、明快にハキハキと答えると好印象を持ってもらいやすくなるでしょう。

NG質問を確認しておく

逆質問の際、給与や時給、有給休暇などの待遇面を企業担当者に直接聞くのは避けましょう。これらは雇用主である派遣会社と派遣先が調整を行う条件であり、企業担当者では回答できないことが多いです。

条件面の質問や交渉は、すべて派遣会社の担当者を通して行います。面談の場ではあくまで業務内容や職場環境に関する質問に留めておくのがマナーです。

また、インターネットで調べればすぐに分かる内容も、下調べする意欲がないといったマイナスな印象につながる恐れがあるため避けましょう。

不安がある場合は、NGな質問の例を事前に確認しておきましょう。

はじめての派遣でもテンプスタッフなら安心してはたらける

派遣社員としてはたらく際、派遣先から採用面接を受けることはありません。ただし、派遣先の企業と派遣社員の理解を深める目的で面談や顔合わせが行われる可能性はあります。

テンプスタッフでは、派遣社員の不安を解消するための手厚いサポート体制を整えています。登録後はコーディネーターによる丁寧なヒアリングで希望に合った仕事をご案内し、はたらいた後も担当者による定期的な面談など、さまざまなサポートがあります。

転職やキャリア全般について有資格者に相談できるキャリアサポートもあり、はじめて派遣ではたらく方も多く利用しています。派遣に興味がある方は、ぜひテンプスタッフにご相談ください。

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