まなびカンパネラ キャリアのプチまなびコラム
今のはたらき方は私に合っているの?
周囲の転職やキャリアアップの話を聞くと、「正社員になったほうがいいのかな」「転職を考えたほうがいいの?」と、ご自身のはたらき方に何となく不安を感じる人は少なくないはず。
キャリアについて考えることは大切ですが、必ずしも正社員への転職やキャリアアップを目指すことだけが正解ではないかもしれません。
今のはたらき方のよさを再確認したり、自分が大切にしたい軸を確かめたりすることも、自分らしいキャリアを歩む一歩になります。
誰かの正解が自分の正解とは限らない
キャリアについて考えるとき、パートや派遣というはたらき方から正社員になったり、副業を始めて収入アップを目指したりするなど、いわゆる“キャリアアップ”の選択肢に目がいってしまう人もいるでしょう。
また、ご家庭の事情や健康面など、それぞれの背景があって今の仕事についたはずなのに、キャリアアップができていない自分にうしろめたさを感じてしまう人もいるかもしれません。
でも、仕事に求めるものは人それぞれ。収入を優先するのか、家庭との両立やはたらきやすさ、職場の居心地のよさなど、大切にしたいものは人によって異なります。
世間一般でイメージされやすいキャリア像を気にしすぎる必要はありません。“誰かの理想的なはたらき方”を実現するのではなく、“自分が納得できるはたらき方”を見つけていくことが大切です。
キャリアの棚卸しが大切な理由
自分らしいはたらき方を見つけるには、定期的なキャリアの棚卸しが欠かせません。キャリアの棚卸しとは、今までの仕事内容や経験、身につけたスキルなどを定期的に振り返ることです。
3ケ月、半年、1年などの区切りでキャリアの棚卸しを続けていくと、自分にとって大切なものを見つけやすくなります。
キャリアの棚卸しが大切な理由
キャリアの棚卸しでは、今までの仕事内容や任された役割、学んだことを振り返るため、自分自身の得意・不得意を整理していきます。
- 得意なこと
- 好きなこと
- ちょっと苦手だけどできること
- 不得意なこと
などを整理していくと、自分の強み・弱みが見えてきて、次の道に進むときの判断材料として役立ちますよ。
私はこれが強みです、と胸をはって言うのが不安な人でも大丈夫。例えば、「書類整理が好き」「数字の入力ミスは絶対にしない」など、日常の中の小さな“得意なこと”を書き出してみるのがコツです。
仕事で大切にしたいことが見えてくる
キャリアの棚卸しを継続すると、はたらくうえで大事にしたい価値観や、これだけは譲れないことなど、あなたにとって優先したいことが見えやすくなります。
反対に、はたらくうえで優先したいことがないまま過ごしてしまうと、何度も同じところで迷ったり悩んでしまいがちになる場合も。キャリアは選択の連続ですから、迷いなく道を選ぶためにも、棚卸しを通してまずは自分の大切な価値観を見つけていけるとよいでしょう。
自分に合うもの・合わないものが取捨選択できる
キャリアの棚卸しを通して、得意・不得意なことや仕事の価値観が整理できると、自然に自分に合う仕事が徐々に見えてくるはず。
もし、棚卸しをするまとまった時間がない人は、気軽に取り入れられるジャーナリングもおすすめです。一言日記を書くような感覚で、ノートの空きスペースに、こんな風にメモしてみましょう。
「今日はこの仕事をやりきった」
「周囲から褒められて嬉しかった」
「いつもより、あの仕事がしんどく感じた」
など、その日の出来事や感情を書き出すと、自分が得意なことや、向いている仕事のヒントも見つけやすくなりますよ。
関連コラム:ジャーナリングで自分の内面にふれてみよう<キャリアのプチまなびコラム>|まなびカンパネラ|テンプスタッフ
今のはたらき方を見直すときのポイント
自分と向き合ってキャリアの棚卸しをしていこうと言われても、どうしてもハードルが高く感じる人もいますよね。
自分に合うはたらき方は、すぐに答えが出るものではありません。また、自分自身の価値観や世の中も変わり続ける中で、自分に合うもの・自分らしさを見つけるのは大変な場面もあるでしょう。
ここでは、皆さんがはたらき方を見直すときに役立つ、実践ポイントを3つご紹介します。
モヤモヤした気持ちは言葉にするのが吉
日々、仕事に取り組む中で、何となくモヤっとする瞬間はゼロではないと思います。そのとき、モヤモヤを見て見ぬふりをするのではなく、気持ちを言葉に置き換えていくのが大切です。
「朝の満員電車がしんどいな」「違う就業先ではたらいてみたいな」など、そのときの感情を無視せずに、言葉にすることでモヤモヤの正体が見えてきます。
気持ちを言葉に置き換えていくと、ご自身が潜在的に気にしているのは収入面なのか、家庭との両立や仕事のやりがいなのかなど、自分の本音に近づいていくはずです。
今のはたらき方のよいところにも目を向けて
長くはたらいていると、どうしても仕事の嫌なところに目がいってしまうものです。
最初は満足していたことでも、つい欲張ってしまって「もっといい職場があるはず」と思う瞬間はありませんか。
もちろん、前向きに高みを目指していくことは素敵なことです。しかし、今のはたらき方だからこそ、得られているものにも目を向けてみましょう。
そうすると、案外今のままが心地よいかも?と思える場合もあるかもしれません。今の環境に感謝しつつ、自分なりに納得できるかどうか、ご自身に問いかけてみましょう。
小さなことからコツコツと情報収集してみよう
自分に合うはたらき方を探してみようとお伝えしてきましたが、今すぐ仕事を変えたり、大きな目標に挑戦したりする必要はありません。まずは気になる仕事や業界について、無理のない範囲で調べることから始めてみましょう。
仕事帰りに関連する本を読んでみる、興味のあるテーマのセミナーに参加するなど、少しだけ新しい情報に触れるだけでも構いません。知っている仕事やはたらき方が増えると、「もう少し詳しく知りたい」「これは自分には合わないかも」と、自分なりの考えも見えてきます。
将来の仕事や生活がどう変わるかを、すべて予測することはできません。だからこそ、業界や仕事の変化を知り、自分が興味を持てることの情報収集を続けましょう。
すぐにはたらき方を変えなくても、日頃から情報に触れておけば、状況が変わったときに自分に合う選択肢を見つけやすくなります。
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今の自分が納得できるはたらき方を大切に
はたらき方に、誰にでも当てはまる一つの正解はありません。今の仕事を続けることも、新しい仕事に挑戦することも、どちらが優れているというものではないからです。
これまでの経験や今の気持ちを振り返りながら、自分が仕事に何を求めているのか、どのような環境なら無理なくはたらけるのかを考えてみましょう。
“今の自分にはこのはたらき方が心地よいかも”
“そろそろ次のステップに進んでみよう”
周囲と比べるのではなく、納得できる自分なりのゴールが見つけられるとよいですね。