学校事務の仕事内容や給料、向いている人の特徴を解説|派遣の求人検索・人材派遣会社はテンプスタッフ

学校事務の仕事内容や給料、向いている人の特徴を解説

2026.04.07更新

事務職の仕事内容は多種多様ですが、学校事務は教育の現場を支える魅力的な仕事です。学生の対応や備品の管理などの業務があり、長く安定してはたらきたい人に選ばれています。

ここでは、学校事務の主な仕事内容や1日の流れ、メリット、年収・給与の目安、必要な知識やスキルなどを解説します。

学校事務とは

学校事務とは、学校において教育やそれに関連する活動が円滑に進むよう、学校運営の裏方業務を担う仕事です。まずは、その具体的な役割や一般事務との違いを詳しく解説します。

学校事務の基本的な役割

学校事務は、来校者の対応などの庶務業務をはじめ、教職員の給与計算や社会保険手続きなどの人事労務、学校内の予算管理や教材購入を行う会計業務、入学・転学手続きなどの教務関連業務まで幅広く担います。

授業を直接担当するわけではありませんが、児童・生徒や教職員が安心して学校生活を送れるよう、日々の運営を支える重要な役割を担っています。職場によって担当範囲は異なりますが、学内の運営に関わる多様な業務を幅広くサポートします。

学校の種類・規模による違い

学校事務は、学校の種類や規模によってはたらき方が異なります。

例えば、専門学校や小中学校などの小中規模の環境では、事務職員が幅広い業務を担当するのが特徴です。備品管理などの総務から窓口での受付まで、教育以外のバックオフィス業務をまとめて引き受けます。一方、大学のような大規模な組織では、教務課や経理課のような形で担当部署が細分化されています。

幅広いスキルを身に付けたいか、専門性を磨きたいか、自分の希望に合わせて就業先を選ぶ視点が大切です。

一般事務との違い

書類作成やデータ入力などの基本的なデスクワークは、学校事務でも一般企業における事務職と同様に担当します。

大きく異なるのは、生徒を募集するための広報活動や学生の学校生活をサポートする役割を担う点です。オープンキャンパスの企画や奨学金の申請対応など、教育現場ならではの業務が日常的に発生します。窓口に学生が急に訪れる場面も多いため、作業を一時中断して対応する柔軟性やスピード感も必要です。

一般事務の仕事内容と向いている人の特徴を分かりやすく解説

学校事務の主な業務内容

学校事務の仕事は学校を運営していく上で欠かせないものが多く、学籍の管理から備品の発注、経理や広報まで、担当する分野は多様です。

ここでは、代表的な学校事務の業務内容を分野ごとに分けてご紹介します。

窓口対応・各種証明書の発行

来校する保護者や外部業者の受付を行い、要件を確認して適切な部署や担当の教員にスムーズに取り次ぎます。学生向けには入学や卒業に関する学籍の管理を行い、学生証の発行など学生生活に欠かせない手続きをサポートします。

卒業生から依頼を受けた場合は各種証明書を発行し、手渡しや郵送で遅滞なく交付する作業も重要です。入学試験のシーズンや新学期の直前には申請が集中するため、計画的に処理を進めていくスキルが求められます。

教材の発注

授業で使用する教科書や副教材、実験用の道具など、教員から寄せられるリクエストを取りまとめて発注します。予算の範囲内に収まっているかを事前に確認し、複数の業者から見積もりを取って、適切な購入先を選定していく業務です。

納品された物品に間違いや破損がないかを検品し、各教室や教員に迅速に配布する役割も担います。チョークやコピー用紙といった日常的な消耗品の在庫も自らチェックし、不足が生じる前に補充することも欠かせません。

教職員の採用手続き・研修準備

あたらしく赴任してくる教職員の雇用契約書を作成し、社会保険や雇用保険などの労務関係の加入手続きを進める仕事もあります。校内で実施される教員向けの研修会に必要な資料を準備したり、会場の設営をサポートしたりする役割もあります。

外部から講師を招く場合には、日程の調整から当日の控室の手配、謝礼金の支払い手続きまで、幅広く担当します。大学の研究系の部署に配属された場合は、教授や研究職員を補助し、研究費の申請や管理に携わるケースもあります。

出退勤管理・給与処理・予算管理

基本給や各種手当を計算し、決められた支給日に給与が振り込まれるよう手配する業務です。毎月のタイムカードや勤怠システムを確認し、教職員の残業時間や有給休暇の取得日数を正確に集計します。

小中規模の学校や経理系の部署では、入出金伝票の処理や決算資料の作成補助などの作業も担当業務に含まれます。

説明会の運営・Webサイト運用

学校の魅力を外部へ発信するため、PR用パンフレットの制作やWebサイト・SNSの運営を担います。また、受験生や保護者に向けた学校説明会を企画し、会場の予約から当日の受付案内まで幅広く対応することもあります。

また地域の事業者や官公庁と連携したイベントの開催なども学校事務の仕事です。

書類管理・電話対応

各種書類の作成やファイリング、郵便物の仕分けの業務も、一般企業における事務職と同様に担当します。保護者からの欠席連絡やお問い合わせの電話に対応し、正確に内容をメモして関係者に確実に共有するのも大切な仕事です。

事務作業に加えて、パソコンやコピー機などのオフィス用品の管理を行い、不具合があれば速やかに修理を手配します。防災や衛生管理の観点から学校施設の点検を実施し、生徒が安全に過ごせる環境を整えるのも学校事務の大切な役割です。

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学校事務の仕事の1日の流れ

続いて、学校事務の仕事の1日の流れを見てみましょう。繁忙期かどうか、来客があるかどうかなどによっても流れは変わりますが、午前中に事務作業、午後に窓口対応を行う一般的なスケジュールをご紹介します。

時間 業務 業務の概要
8:00-9:00 始業準備 出勤し、メールのチェックや郵便受けの仕分けなどを行う
9:00-12:00 事務作業 書類作成や備品の発注に加え、会計管理などパソコンを使った業務を中心に進める
12:00-13:00 昼休憩
13:00-17:00 窓口対応 学生や保護者からのお問い合わせに対し、来客対応や伝票処理を行う
17:00- 各種手続き対応 各種証明書の発行手続きや伝票処理、翌日のスケジュールを確認する

学校事務のメリット

学校事務はオフィスワークが中心で、残業が少なくプライベートとの両立がしやすいなど、はたらきやすさが魅力の職種です。

ここでは、学校事務のメリットを具体的にご紹介します。

学生の成長を見届けられる

学校事務は、日々の窓口対応や行事運営を通じて学生が成長していく過程を身近に感じられます。小中学校であれば、子どもたちから“事務の先生”と呼ばれ頼りにされる場面もあり、教育現場にかかわるやりがいを実感できます。

大学や専門学校では、奨学金・学生生活などの相談窓口などを通じて、一人ひとりの人生を支援する喜びが増えていきます。卒業式ではスタッフとして式典運営に携わり、学びの成果とともに卒業を祝えるのもやりがいの一つです。

長期休みが取りやすい

学校には夏休みや春休みなど長期休業期間があり、学生の休暇に合わせて校内の行事や窓口対応が少なくなるため、事務職員も有給休暇を取得しやすくなります。一般企業に比べてまとまった休みを確保しやすく、旅行などプライベートの予定が立てやすいでしょう。

残業自体も年間を通して少なく、定時で退勤できる日が多いため、平日でもプライベートを重視したはたらき方が実現します。

資格がなくてもはたらける

必須となる国家資格がない仕事も数多く、未経験からでもチャレンジしやすい職種です。特別な専門知識がなくても、毎日の仕事を通じて経験を積むことができます。幅広い業務を任せてもらえる職場も多く、キャリアの最初のステップに適しています。

また、WordやExcelなどのパソコンソフトを日常的に使用するため、実務を通じて自然にOAスキルを習得できます。

学校事務のデメリット

学校事務の仕事には多くのメリットがある一方、いくつか気を付けたいポイントもあります。はたらき始めてから後悔しないよう、あらかじめ注意点を把握しておくことが大切です。

休日出勤になる場合がある

基本的には土日祝日が休みの職場が多いですが、学校の行事日程によって週末の出勤対応が必要となります。入学式や卒業式の他、オープンキャンパスも休日に実施されるケースが多くなっています。

土曜日に授業がある学校に勤務する場合は、シフト制などで定期的な土曜出勤が発生する可能性もあります。休日出勤をしたときは別の平日に振替休日を取得できる制度が整っていますが、完全な土日休みとは限りません。

クレーム対応が必要とされる

学校へのお問い合わせを事務側で受けるとき、保護者や近隣住民からの厳しい意見を直接聞く場面があります。内容に応じて事実確認を行い、適切な担当部署・教職員へ共有し、連携して対応を進めます。

対応時は、落ち着いて要点を整理し、記録(日時・内容・要請事項)を残すこと、必要に応じて面談の設定や書面での案内に切り替えることが有効です。窓口で完結させず、組織として対応フローに沿って進めることで、負担を分散しながら丁寧な対応につなげられます。

学校事務の仕事の収入はどれくらい?

厚生労働省の職業情報提供サイトによると、学校事務の全国平均年収は約481万4,000円です。また、テンプスタッフに掲載されている求人データを参考にすると、派遣社員としてはたらく場合の時給は1,300円~1,600円であり、最低時給と比較すると時給は高い傾向にあります。

出典:学校事務 - 職業詳細 | 職業情報提供サイト(job tag)

地域別最低賃金の全国一覧 |厚生労働省

学校事務に必要なスキル

学校事務ではたらきたい場合は、どのようなスキルを身に付けておくとよいのでしょうか。ここでは、代表的な求められるスキルを解説します。

OAスキル

各種証明書の作成やデータ入力など、日常業務の大部分はパソコンを使って行われるため、パソコンの基本操作スキルは必須です。WordやExcelを使った文書作成からメール対応まで、正確かつスピーディーに作業できる能力が求められます。

プログラミング言語などの高度な知識は不要ですが、Officeソフト全般を滞りなく操作できれば作業効率が飛躍的に向上するはずです。職場によっては人事や経理の専用ソフトを使用したり、Webサイトの更新やSNSでの発信を任されるケースもあります。

コミュニケーションスキル

教職員はもちろん、学生や保護者など、非常に幅広い年齢層の人々と日々のやり取りが発生します。相手の意図を正確に汲み取り、分かりやすい言葉で丁寧に説明を尽くす必要があるため、対人関係の構築能力が求められます。

教員同士の意見を調整したり、学生や保護者の不安な気持ちに寄り添って話を聞いたりする柔軟な対応力も問われます。お問い合わせ対応や他部署との連携業務を円滑に進めるためには、説明力も欠かせません。

事務処理スキル

毎日大量に届く郵便物の仕分けや各種申請書類の不備確認など、細かい作業を正確にこなす能力が求められます。締切が設定されている経費精算や入学手続きの処理をスケジュール通りに漏れなく処理する計画性も重要です。

ミスを防ぐために入念にチェックする慎重さや、複数のタスクの同時並行でも優先順位を常に意識しながら効率よく立ち回れる段取り力も求められます。

学校事務の仕事に向いている人の特徴

一般事務は人をサポートすることが好きな人に向いていますが、学校事務も同様に向き不向きがあります。

ここでは、学校事務の仕事に向いている人の特徴を詳しくご紹介します。

事務系職種の経験がある

一般事務や経理アシスタントなど事務の基礎を身に付けている人は、スムーズに学校事務の職場に適応できます。来客へのお茶出しから電話の取り次ぎ、見積書の作成などの業務経験は教育現場でも活かせるはずです。

特別な専門知識がなくても、正確なデータ入力や書類のファイリングなど基礎的な処理能力があればスムーズに業務に馴染めます。

コミュニケーションが好き

学校事務は、人とかかわることに楽しさを感じられる人に向いている仕事です。1日中パソコンに向かって黙々と作業をするだけでなく、学生や教職員と会話を交わす機会が多くあります。相手の年代に合わせて言葉遣いや説明のペースを工夫し、丁寧な窓口対応やお問い合わせの整理・伝達が得意であれば、業務で強みを発揮しやすいでしょう。

チームで協力して学校行事を成功に導ければ、大きな達成感も味わえます。周囲と良好な関係を築きながらはたらくスタイルを好む方に最適です。

教育業界が好き・興味がある

教育の現場に興味があり、過去に培ってきた総務や人事の専門的な経験を教育分野で活かしたいと考える人にはベストな環境です。教育制度の変化やあたらしい学習環境の導入など、日々進化する学校の動きに関心を持てる知的好奇心があれば、前向きな気持ちで仕事に取り組めるでしょう。

人を支える仕事にやりがいを感じられる

学校事務は、自分が表舞台に立って目立つよりも、縁の下の力持ちとして学生や教員を支えることに喜びを感じる人に向いています。教育の現場を支えることで社会全体に広く貢献しているという達成感を実感できるはずです。

また、行政や地域社会との連携を通じて、校内外の関係者と協働しながら学生支援に携われる点も大きな魅力です。

子どもや保護者との信頼関係を大切にできる

小中学校や高校の事務室には、体調を崩した児童・生徒が休みに来たり、進路に悩む生徒がふらっと立ち寄ったりすることがあります。そうした子どもや、電話で子どもの悩みを相談する保護者に対して寄り添う気持ちを持てる人には、学校事務が向いているでしょう。

子どもや保護者に対して事務的に応対するのではなく、親身になって関われば、学校全体の信頼を高めることにつながります。事務的な対応にとどまらず、児童・生徒や保護者、教職員の不安や困りごとを丁寧に聞き取り、内容を整理した上で必要な情報提供や手続き案内を行える人は、学校事務に向いています。合わせて、正確な記録管理や関係者への共有を徹底することで、学内の業務を円滑に進め、学校全体の信頼構築にも貢献できる仕事です。 。

学校事務は未経験から始められる?

事務職の経験がない人や、教育業界にはじめて挑戦する人にとって、学校事務としてはたらけるのかは気になるポイントでしょう。

学校事務は、基本的な事務スキルがあればチャレンジしやすい職種です。ここでは、未経験からチャレンジする際のポイントや活かせる経験について解説します。

未経験OKの求人は多い

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ターゲットとなる年齢層も、新卒の人から幅広い業務経験を持つ人までさまざまなことが多く、誰にでも仕事に就けるチャンスがあります。

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事務・受付・経理などの経験があると活かしやすい

教育現場での経験は必須ではありませんが、一般企業での事務の経験や接客の経験があれば大いに活かせます。また、経理の専門的な知識までは必要ありませんが、経費の精算や伝票作成の業務があるため、簿記検定を取得していると選考で有利になるはずです。留学生の受け入れ対応が増加傾向にある大学では、英語力や海外での就業経験がアピールポイントとして高く評価されます。

自分の持っている強みをしっかりと整理し、学校という環境でどう貢献できるか伝えましょう。

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