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登録なしに派遣ではたらくことはできる?
派遣社員の場合はいきなり就業先が決まるのではなく、自身の経験やスキル、希望条件などを派遣会社とすり合わせた上で仕事の紹介があります。そのために必要なのが「登録」です。ときどき聞かれるのが、「登録って絶対に必要なの?」という疑問。実際のところ、派遣社員としてはたらく場合には必ず必要なのでしょうか。今回は「派遣と登録」について詳しく見ていきたいと思います。
登録は必須
結論から言うと登録は必須です。登録していない状態では、仕事の紹介をしてもらうことはできません。これは特定の派遣会社だけでなく、すべての人材業界に共通して言えることです。
「なぜわざわざ登録をしないといけないの?」と感じる方もいるかもしれませんが、仕事を紹介する上で必要な希望やこれまでの経験・スキルを知る必要があるためです。面談付きの登録では希望職種やこれまでの業務経験、希望の勤務地や条件などを派遣会社のコーディネーターがヒアリングします。コーディネーターと直接話すことで、希望や経験などが整理されるので、求職者と紹介する仕事との「マッチング率」が高まり、より満足度の高い仕事の紹介につながります。
せっかく仕事が決まってはたらき始めたとしても、「思っていた仕事と違った」「実際にはたらいてみると希望とずれていた」などのミスマッチが発生してしまっては意味がありません。簡単なプロフィールや職歴、希望だけであれば情報登録のみでも把握できますが、細かな条件や希望は直接話して確認するほうが確実です。
登録するかどうかは実際に話を聞いてからでOK
登録が必須と聞くと、「じゃあ話を聞いてから登録するか決めることはできないの?」と不安に思う方もいるかもしれません。しかし、面談付き登録を申し込んだからといって必ず登録する必要はありません。派遣会社からしっかり話を聞いてから登録するかどうかを決めることができます。派遣のシステムやはたらき方、派遣先企業の選び方などについての理解を深め、充分納得してから決定できるので、安心してお申し込みください。登録や派遣というはたらき方への疑問や不安がある場合は、派遣会社に質問できるよう整理しておくとスムーズです。
なおテンプスタッフの場合は、事前に電話でもお問い合わせができます。登録を申し込む前に確認しておきたい、という方は電話を活用しましょう。
このように、登録は求職者と紹介される仕事とのマッチング精度を高めることが目的のため、派遣社員としてはたらく上では欠かすことができません。ただし、派遣のシステムやはたらき方への理解を深め、充分納得した上で登録するか否かを選べます。また、希望条件が決まっている場合は面談前に整理しておくと仕事の案内もスムーズに進むためおすすめです。
登録から仕事紹介までの流れ
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登録方法の選択・予約
希望条件を入力すると最適な登録拠点や方法が表示されます。選択後、希望の日時でご予約ください。
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登録情報の入力
予約日までに登録情報の入力を完了してください。
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ビデオ視聴・スキルチェック
予約日までに派遣システムのビデオ視聴、スキルチェックをお済ませください。 来社の場合はいずれも当日行えます。
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面談・ご希望相談
予約日に選んでいただいた方法で丁寧なヒアリングをし、あなたの希望や可能性をひきだします。
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希望の仕事へエントリー
求人検索「ジョブチェキ」で希望の仕事にエントリーしていただけます。
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仕事決定・就業開始
条件に合った仕事が見つかり次第ご案内します。就業開始後も、安心してはたらけるようフォローします。
所要時間
登録方法により異なります。WEB・電話の場合は30分〜1時間、来社の場合は1時間〜1時間30分ほどです。(経験やスキルにより異なります)
準備いただくもの
登録手続きには、以下をお持ちください。
- 1.本人確認書類:氏名・生年月日が記載されている公的機関発行の証明書(有効期限内の原本)
- 2.ご本人名義の銀行口座の通帳またはカード(給与振込先確認のため※任意)
※面談付き登録では、お手元に職務経歴書を用意いただくとスムーズです。
職務経歴書の書き方(紹介予定派遣、正社員・契約社員の方向け)
- 人事総務 業務内容はできるだけ細かく、電話応対、ファイリングなど基本的な業務についても記載しましょう。
- 経理決算・税務申告など具体的な業務範囲はもちろん、会計ソフトの使用経験も記載しましょう。
- 秘書・アシスタント秘書として担当した人の役職や人数を明記し、PCスキルや英語力は具体的に記載しましょう。
- 英文レジュメ・カバーレター技能や業績は3〜5行程度の箇条書きにし、英文履歴書には必ずカバーレターを添付しましょう。