更年期と仕事の両立<紫乃ママのゆるっとトーク>|まなびカンパネラ|テンプスタッフ

まなびカンパネラ 紫乃ママのゆるっとトーク

紫乃ママのゆるっとトークVol.5

ちょっとした悩みやモヤモヤ、誰かに話したいけど、なかなか言い出せないことはありませんか?
「紫乃ママのゆるっとトーク」は、そんなあなたの心にそっと寄り添うお悩み相談室です。
就業中の皆さまからお寄せいただいた相談に紫乃ママが優しく、時にはズバッとお答えします。
肩の力を抜いて、どうぞお気軽にお読みください。

相談に答えてくれる方

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木下紫乃さん
株式会社ヒキダシ 代表取締役/「スナックひきだし」ママ

キャリア研修講師、キャリアの壁打ちなどを生業とするかたわら、週1日昼だけ「昼スナックひきだし」を開店。
紫乃ママとして3000人を超える多くの来店者を迎え、様々な人をつないでいる。



お悩み1:更年期と仕事の両立

私は今40代で元気に仕事をしていますが、これから先に訪れる更年期に、仕事と両立ができるのか、少し不安に感じます。
更年期症状が訪れたときに“はたらくこと”とどのように折り合いをつけたらよいか、もし実体験があれば教えていただきたいです。



休むことも自分の仕事

元気に仕事できているなんて最高じゃないですか!素敵。
先を考えて不安になりすぎないのも、元気に両立することのコツかもよ。
更年期に限らず、ちゃんと自分のからだや心の声に耳を澄ますことでしょうか。
私はちょうど更年期の頃に、起業した時期が重なるんだけど、
今思い返すと「ああ、あの不調は更年期だったのかも」という時期はありました。
本来は起業したら寝る間も惜しんで全力で頑張るというのが定説なんだろうけど、
私の場合、起業って「ようやく自分で自分のはたらく時間をコントロールできる!」ということで、調子が悪い時は何の遠慮もなく休んだり、気晴らしをしたり、誰かに頼むことを徹底しました。
お陰で知らないうちに終わってたという感じだったの。
会社員だとそんな風に割り切ることも難しい場面もあるだろうけど“自分”を道具として考えたら、しっかりメンテナンスしたり、サボったりして、長持ちさせないと持続性がないからね。
休むことは自分だけじゃなく、周りのためでもあるって言い聞かせて、メリハリあるはたらき方をね。
そして、やっぱり、心配しすぎないことが大事です。

お悩み2:将来を考えた学びの優先順位

今の職場では雇用形態上、長くはたらくことが難しいため、日々不安を抱えながら過ごしています。
今の職場で役立つことを勉強したい思いがありますが、次の職場では使わなくなるかもしれない知識より、収入を増やすための資格や、転職に有利な知識や資格を目指した方がいいのか悩みます。
今の職場は人間関係含め好きですが、社員登用の可能性は低いため、次の職場に向けて何を優先して学ぶべきでしょうか。

自分で決められることに目を向けよう

不安や悩みを抱えながら過ごすのってつらいよね。でもちょっと一息ついて、もやもやを整理してみてはどうかしら。
不安や悩みには自分で解消できるものと、自分ではどうしようもないものがあるの。
あなたが言ってる“今の職場で将来社員登用されるかどうか”っていう不安は、他者が決めることだから自分ではどうしようもない。
本当に考えるべきは“自分のこの不安な気持ちをどうすれば落ち着かせられるか”。
それは自分のことだから解消できると思うの。
解消法の案は2つ。
1つ目の案は、この職場が気に入っているので、ここでもっと役に立てる勉強をして、まずそれを評価してもらえるように動く。
2つ目の案は、この職場は気に入っているけど、社員登用の可能性は低いから、次の職場のターゲットを決めてそこに向けて勉強を始める。
つまりね、不安を解消するには自分で決めて動くしかないんです。
今の職に役立つ勉強をして、評価してもらえたら長くはたらける可能性が高まるかもしれない。
あるいは次の職場を決めて勉強すれば、次に条件がいい職場を見つけられる可能性が高まるかもしれない。
すべては“可能性”どちらを選んでも、動けば可能性が見えてくる。
あ、こっちじゃない、って見えてきたらその時点で軌道修正したらいいだけよ。
分からないことをずっと考えて不安になっているのは時間の無駄よ。がんばって!

お悩み3:仕事ができる人の特徴とは?

多くのビジネスパーソンと接してきた紫乃ママから見て、“仕事ができる人”とは何ができて、どういう考え方ができる人だと思いますか?
30代中盤に差し掛かろうとしていますが、年齢相応のキャリアもなく、仕事で活かせる自分の強みなども分からず、どこに所属していても自信がありません。今後自分自身が納得できる人生にしていくために、ぜひ紫乃ママの知見を参考にしたいです!

強みは後から見えてくる

うーん、とても難しい質問ですね〜。
でも、あえて言えば、“自分をチームのために活かそうとできる人”かなあ。
役職とかにかかわらず、与えられた組織やチームの中で、チームが成果を出すために自分がやったほうがいいことを早く見つけて、行動できる人。
例えば、一番年齢が下でもその分野に関する知識が一番多いと気づいたら、指導的な役割でなくても惜しみなくその知識を伝えていくことができるとか、このチームでは私は細かい取りこぼしに気づける人だと分かったら、それをしっかりやるとかね。
大事な考え方は、自分の活かし方はチームや組織が変われば変わると分かっていること。
あるチームで発揮できた力も、メンバーが変わりチームが変われば不要になるかもしれない。
その逆もしかり。
自分の強みがよく分からないと感じているようですが、まずは普遍的に通用する“強み”と固く考えずに、このチームの中で私がやったら喜ばれることってなんだろう?を探していくうちに、どこでも発揮できる“強み”が見えてくるんじゃないかと思いますよ。

最近の紫乃ママ

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最近、わりとたくさん本を読んでます。私が読む本はビジネス書とかじゃなくて、伝記とかノンフィクション、小説がほとんど。
目が歳とともに悪くなっちゃって、昔より読む速度は遅くなってしまったけど、やっぱり本を読む時間は私にとってぜいたくな時間です。
そうやって本を読むことにアンテナを立てて街に出ると、意外に電車の中でも文庫本を読んでいる人が多いことに気づきます。
スマホで動画もありだけど、本は電源もいらないしね。それに、スマホを見ている人たちの中で一人で本を読んでいるとちょっと知的に見えたりするじゃない?
この秋はお気に入りの文庫本、一冊持ってお出かけもいいのではないかしら。




木下紫乃さん
株式会社ヒキダシ 代表取締役/「スナックひきだし」ママ

1991年に新卒でリクルート入社。その後、転職や無職生活、海外帯同や2度の離婚、5社転職、45歳での大学院入学、その後会社員生活を辞める等、公私とも様々な経験を経て2016年に中高年のキャリア支援を柱とする株式会社ヒキダシを設立。キャリア研修講師、キャリアの壁打ちなどを生業とするかたわら、様々な人をつなぐコミュニティとして週1日昼だけ開店する「昼スナックひきだし」を開店。
紫乃ママとして3000人を超える多くの来店者を迎える。自身もさらに新しい挑戦をしたいと2024年社会福祉士国家資格取得。
福祉をもっと身近なものに繋げる役割を果たしたいと考えている。
著書「会社を辞めて幸せな人が辞める前に考えていること」(日経BP)
「45歳からのやりたくないことをやめる勇気」(日経BP)

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