スキルを身につけるための時間の作り方<紫乃ママのゆるっとトーク>|まなびカンパネラ|テンプスタッフ

まなびカンパネラ 紫乃ママのゆるっとトーク

紫乃ママのゆるっとトークVol.4

ちょっとした悩みやモヤモヤ、誰かに話したいけど、なかなか言い出せないことはありませんか?
「紫乃ママのゆるっとトーク」は、そんなあなたの心にそっと寄り添うお悩み相談室です。
就業中の皆さまからお寄せいただいた相談に紫乃ママが優しく、時にはズバッとお答えします。
肩の力を抜いて、どうぞお気軽にお読みください。

相談に答えてくれる方

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木下紫乃さん
株式会社ヒキダシ 代表取締役/「スナックひきだし」ママ

キャリア研修講師、キャリアの壁打ちなどを生業とするかたわら、週1日昼だけ「昼スナックひきだし」を開店。
紫乃ママとして3000人を超える多くの来店者を迎え、様々な人をつないでいる。



お悩み1:スキルを身につけるための時間の作り方

今後はたらき方を変えていくためにスキルを身につけたいと思いつつも、現在の仕事や日々の生活に追われ時間の抽出方法は睡眠時間の削減しか思いつかず悩んでいます。
40代で大学院へ行き、その後企業まで成し遂げた木下さんの原動力を教えてください。



やめる勇気も、時には必要♪

えー、ダメダメ!睡眠は一番削ったらあかん!体力は日に日に落ちていくのよ!
今こそ“やめる勇気”じゃないですか?
時間だけは、誰にでも平等な中で、ここからは優先順位を入れ替える。時間に追われるのじゃなく時間を味方につけていきましょう。
睡眠時間はそのままで1日15分捻出するために、何を削るか。これをしっかり考えましょう。
どんな仕事にも家事にも小さな無駄や「これはやらなくてもいいんだけどさ」っていうのがあるはず。
それを棚卸して“やめる練習”をはじめましょう。
私だって、大学院だの起業だの言われるけれど、怠け者の私は、原動力とか機動力っていうより、睡眠時間や遊ぶ時間はそのままに、もう十分やったと自分で思えることは捨て去っただけ。
人生は長いから、また「やっぱり物足りない。もっとやっておきたい」って思ったら、大体のことは後から取り戻すこともできるんだから。
未来のために、今やりたいことのために、どの時間を削って、どの時間を増やすか。それをいろいろ試行錯誤してみて。

お悩み2:大人になってからの人付き合いについて

結婚後、新しい地域で子育てをしているのですが、友達があまりできません。
昔の友達とは中々時間がつくれず遠ざかってしまいました。
仕事をしても人とどうかかわるのか、どうしたらうまくかかわれるのかが分からず辛いです。アドバイスをお願いします。

人との距離感は、人それぞれ

大人になってからの友達とか人付き合いって、難しいですよね。
人との関係って“距離感”が大事だと思うのよね。
距離感はさまざまあっていいのでそのバリエーションを増やせばいいし、それも、人生の時期によって変わる。
焦らなくていいと思うな~。
私も離婚した頃はあまり誰とも関わりたくなくて、自分のことをあんまり知らない人と、うっす〜いつながりだけだった時期もあった。
昔の友人だって、今は遠ざかっていても、またつながり直すこともあるから大丈夫。
ましてや仕事での仲間なんて全員とうまくいくなんて絶対無理よ。
関わりがうまくいかない人は「今世では縁がないんだ〜」って割り切っちゃお。
全然いないわけじゃないなら、今はそういう時期なんだからって思って、少なくても大事な人を大切にしたらいいよね。

お悩み3:30代後半になって感じること

30代後半です。
さまざまな雇用形態で転職を重ねてきました。
現在の職場では、年下の方から教えてもらう機会も多いのですが、
私よりしっかりとした人が多く、自分があまりにも小さく感じることがあります。
年齢的にもしっかりしなきゃと感じてしまい、失敗することがとても怖いです。
今まで培ってきた経験は無駄ではないと思っているのですが、どうしても、同じ職場に居られないと思ってしまう自分は弱いと感じます。
この弱さは強さに変えられますか?

動けることも、一つの強み

私も沢山職を変えてきたクチよ、お仲間お仲間。弱さじゃなくて、転職力があるのよ、私たち(笑)。
人には同じところでじっくり腰を据えられる人と、いろいろなところを動き回れる人がいるの。
どっちが良い、悪いじゃない。向き不向きだから。
それより、質問の中に「年下の方に教えてもらうことが多くみんなしっかりしてる」って書いてるけど、そう思えるあなたは偉いと思う。
どんな仕事だって、年齢なんか関係なく、その仕事を長くやってる人が知識も経験があるに決まってるし、それを年齢に関わらず謙虚に教えてもらえるのも一つのスキルですからね。
それはいろいろなところで、さまざまな世代の人と仕事をしてこないと培われないものよ。
ご自身がおっしゃるように、年齢を重ねるというのは、それだけ失敗を経験しているってことも意味するの。
そしてその失敗からどうやって立ち直ったかは経験として財産になっている。あなたは、動いている人だから動いてない人よりも経験の数は多い。それをどこかで、誰かのために役立ててあげられる機会はこの先の人生できっとやってきます。
それを楽しみに、自信をなくしすぎず、動ける自分を強みにしていって。

お悩み4:物価高と身体の不調への不安

物価高の中、派遣という立場だと、なかなか賃上げがされず生活が少しずつ苦しくなってきているように感じます。
50代で更年期や心身の不調があり転職ができる自信もありません。この不安な気持ちをどうやって乗り越えたらいいでしょうか?

小さな喜びを、数えていこう

ほんと、物価高、更年期、体調不良…いろいろ嫌になっちゃうわよね。
50代はね、そういうお年頃。揺れる時期なのよ。
そういう時には、漠然とした未来の不安は一旦置いといて、目の前にある手に届く小さな幸せを探すことをお勧めします。
どんなクサクサした毎日にも、小さな喜びはあると思いません?
今日、“私の好きなお菓子が安くなってた”とか“珍しく仕事で褒められた”とか。“いつもより1時間ゆっくり寝られた”とかもでいいし。
不安を探しにいくのも、喜びを探しにいくのも、これ、思考のクセがなせる技。
不安を数えにいくクセがついちゃうといつもそうしてしまって、それで落ち込んで、さらに不安になるっていう循環に入っちゃう。
でも小さな喜びを数えるようにしたら、「あれ?案外私楽しいかも」って思えるようになって、小さな自信も生まれて、行動しようっていう気力がでてくるかもしれない。
ちょっとずつでいいから、小さくていいから、楽しいことを数える練習をしてみてください。

最近の紫乃ママ

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最近はなんか吹っ切れて、派手な服を着たいムーブメントが来ている私。“いい年して”と“年甲斐もなく”とかってボキャブラリーは私の辞書には存在しません。若い頃の方が「こんなの着てどう思われるかな?」って思ってたかも。
着るものって一番の自己開示だと思ってて、センスあるかないかは置いといて、誰がなんと言おうと、もう着たいものを死ぬまで着続けようと心に誓う私です。




木下紫乃さん
株式会社ヒキダシ 代表取締役/「スナックひきだし」ママ

1991年に新卒でリクルート入社。その後、転職や無職生活、海外帯同や2度の離婚、5社転職、45歳での大学院入学、その後会社員生活を辞める等、公私とも様々な経験を経て2016年に中高年のキャリア支援を柱とする株式会社ヒキダシを設立。キャリア研修講師、キャリアの壁打ちなどを生業とするかたわら、様々な人をつなぐコミュニティとして週1日昼だけ開店する「昼スナックひきだし」を開店。
紫乃ママとして3000人を超える多くの来店者を迎える。自身もさらに新しい挑戦をしたいと2024年社会福祉士国家資格取得。
福祉をもっと身近なものに繋げる役割を果たしたいと考えている。
著書「会社を辞めて幸せな人が辞める前に考えていること」(日経BP)
「45歳からのやりたくないことをやめる勇気」(日経BP)

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