まなびカンパネラ 2025年4号

キャリアのプチまなび
そこそこのスキルでも“唯一無二の存在”に
1つのスキルを極めてスペシャリストになるのは、とても難しく、勉強のモチベーションを保つのも大変ですよね。でも、10人中1人は持っているというスキルだったらどうでしょう。‟それなら自分にも身に付けることが出来そう”という気がしませんか。 スキルは掛け算なので、例えば10人に1人のスキルを3つ身に付けたら1,000人に1人の存在になれるんです。
<スキルは掛け算>
例えば、“英語が得意な方”や“経理の知識がある方”は多くても、“英語がそこそこできて、経理の知識もある程度ある”となったらどうでしょうか。対象者は一気に減りますよね。同じようにさらに+αのスキルがあれば、スペシャリストとは違う唯一無二の希少な存在となることができます。
また変化が著しい現代では、1つのスキルだけを頼りに仕事をするデメリットもあります。そのスキルが使えなくなるなど、その1つのスキルだけでは変化に対応できなくなるかもしれません。そんなときにもいくつかのスキルを身に付けておけば、他のスキルが助けになってくれる可能性があります。
<今あるスキルを認識する>
強みとして活かすためには、まずはこれまでの経験を振り返り、今ある自分のスキルを認識することが重要です。また、あらたに身に付けたいけれど何をしたらよいのかわからないという場合には、自分自身の得意なこと、趣味や興味のあることをもとに考えてみるのもよいでしょう。すでに身に付いているスキルがあったり、あらたに身に付ける場合でも得意なことや好きなことであれば身に付くスピードも速く、モチベーションも保ちやすくなります。
振り返るときにはぜひ、2025年3号でお伝えした<気付けば伸ばせる“自分の強み”>も参考にしてみてください。
派遣スタッフの皆さんは、いろいろな職場で就業した経験があるからこそ身に付いたスキルも多いはず。この機会に、これまでの経験を振り返って自分の強みに気付いてみませんか。
みんなの掲示板
話題の生成AI、学んでいるのはどんな人
今、パーソルテンプスタッフ(株)で一番人気の学びは、日本マイクロソフト(株)が提供するデジタル人材育成プログラム“Code; Without Barriers”
学び始めた方はすでに1,000名以上(1月10日現在)。今回は実際に始めた方の年代と職種を公開します。
受講者の年代では1位が<40代>で42%、次いで<50代>で39%でした。
受講者の方の職種は事務で就業中の方が多くを占めました。また、テレマ・受付・営業・販売で就業中の方も13%とあらたなチャレンジを始めた方も多数見受けられました。


今の私たちの生活にWEBやスマートフォンは欠かせない存在になっていますが、生成AIもとても近い将来、同じように仕事や生活で欠かせない存在になっていきます。ぜひ今のうちに学んでみませんか。
3分でわかる!しごとのこワザ
<Excel>テーブル機能でデータ管理・集計がラクラクに
今回はデータ表を扱いやすくするための機能、テーブルのメリットをご紹介します。
データ表をテーブルに変換する方法は、表内の任意のセルを選択し、[挿入]タブ→[テーブル]グループ→[テーブル]をクリックするだけ。
テーブルに変換すると、まず見た目が大きく変わります。フィルターボタンが表示され、一行おきに色が塗られるため、データが視覚的に見やすくなります。

また、テーブルを選択した状態で画面をスクロールし、列見出しが見えなくなった場合、列番号が列見出しに変わってくれます。

そしてここからがさらに便利な点です。データが追加されると、テーブルの範囲が自動で拡張されます。
同じ列にある数式がコピーされて、罫線や塗りつぶしの色が設定されます。データが増えるたびに罫線を引き直したり、数式をコピーする手間がなくなります。
例:テーブル最終行 4月のデータの下に5月のデータを貼り付ける

日付の表示が自動的に同じ列の他のセルと統一され[1]、同じ列の数式がコピーされて金額が計算されました[2]

また、数式にテーブル内の範囲を指定しているとき、計算の対象となる範囲が自動で広がります。
例:SUM関数でセルG1に金額の合計を求める
合計の対象範囲に金額のセルすべてを指定すると、“テーブル名[列名]”という形式で参照が表示されます。
セルG1の数式は、テーブル1の[金額]列にあるデータを合計することを意味します。テーブル名は[テーブルデザイン]タブ→一番左[プロパティ]グループ→[テーブル名]で確認できます。

データが追加されても、参照範囲は変わらないため、数式の範囲を設定し直す必要がありません。

お知らせ
<パーソルテンプスタッフから就業中の方限定>“傷病手当プラス保険”
キャリアサポート・研修
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