転職がなかなか決まらない人必見!内定を勝ち取るポイントとは?

2024.05.18更新
転職先がなかなか決まらないと、焦ったり不安になってしまうことがありますが、焦らず今後の対策を立てることが重要です。
ここでは、内定を勝ち取るため、転職活動期間の実態、転職がなかなか決まらない人に共通して見られる特徴や傾向、内定のためにやるべき具体的な対策などを詳しくご紹介します。
転職活動期間はどのくらいかかる?
転職活動を始めてみたものの、なかなか転職先が決まらず、思った以上に活動期間が長引くことがあります。転職活動において、周囲の人がどのくらいの期間活動しているのか、気になるところです。
そこで、厚生労働省が令和2年に発表した転職者実態調査の概況の資料をもとに、転職活動期間の実態に迫ってみます。
転職活動の平均期間
転職希望者が転職活動を始めてから直前の勤め先を離職するまでの期間は1ヶ月以上3ヶ月未満=28.8%、1ヶ月未満=18.3%、転職活動期間なし=23.6%となっています。このことから、およそ7割の転職希望者が転職活動を始めてから3ヶ月未満で直前の勤め先を離職していることが分かります。
一方、直前の勤め先を離職してから現在の勤め先に就職するまでの期間は1ヶ月未満=27.6%、1ヶ月以上2ヶ月未満=13.3%、離職期間なし=26.1%となっています。一方で10ヶ月以上=5.5%となっており、このことから67%が2ヶ月未満で次の勤め先へ就職していることが分かります。
およそ7割の人が直前の勤め先を離職するまでに次の勤め先から内定かそれに準ずる見込みを得ており、2ヶ月未満のブランクも入社日のタイミングによるものや、あたらしい勤め先へ就職するまでの休暇として過ごしていることが推察できます。
数ヶ月の活動で転職が決まらないことは珍しくない
転職者実態調査から、およそ7割の人が3ヶ月以内に転職活動を終える一方、3割の人の転職活動が3ヶ月以上と長期化していることが分かります。
転職活動は、活動期間中に自身にマッチする仕事と出会えるかどうか、また新卒採用とは異なり企業側の募集内容がピンポイントに絞られている点が大きく影響します。特に在職期間中は業務時間外や週末に書類作成を行ったり、面接日時に合わせて有給休暇を取得する必要があるため、転職活動が長期化することは決して珍しいことではありません。
転職活動が長引いているからと、不安になる必要はありません。焦らず今後の対策を立てることが重要です。

転職がなかなか決まらない人に共通して見られる特徴や傾向
およそ3割の人の転職活動期間が3ヶ月以上と長期化していることは前述の通りですが、なかなか決まらない人に共通して見られる特徴や傾向はどのようなものがあるか、具体的にご紹介します。
これまでのキャリアの棚卸が不十分
自分自身を客観的に見ることは非常に難しいです。自分に自信がある方は、実際より自己評価が高くなり、自分に自信がない方は自己評価を低く見積もる傾向があります。
よって、重要になってくるのはキャリアの棚卸です。キャリアの棚卸が不十分の場合、職務経歴書がこれまでの担当業務の羅列になってしまう可能性があります。キャリアを棚卸しすることで、職務経歴の内容がより具体化され、自分自身のこれまでのキャリアが採用担当者に伝わりやすくなります。
棚卸が不十分だと、職務経歴のアピール力が不足する可能性があり、書類選考突破の可能性が低下してしまうため、注意が必要です。
転職活動の軸が定まっていない
退職理由・転職理由のぶれ
転職活動を始めるにあたって、退職理由・転職理由を整理し、きちんと自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
そうすることで、転職活動の軸が定まり、ぶれない転職活動につながります。
転職活動のゴール、転職先での活躍イメージが持てていない
転職先で何を実現したいのか、どのような活躍ができるのか、などの目標やビジョンが定まらないまま転職活動を行っても、採用担当者に自分のことをしっかりと伝えることができない可能性が高いです。
具体的なキャリアイメージを描けていないなどの印象を与えないよう、事前の対策が必要です。
応募企業、応募職種にミスマッチが発生している可能性
はじめて転職活動する方で多いのが、誰もが知っている有名企業や、待遇のよい大手企業ばかりに応募してしまうケースです。大手企業は、多くの求職者が応募するため競争倍率が非常に高くなります。
また企業が求める経験やスキルを満たしていないのに、自身の興味だけを優先したり、自身を過大評価して身の丈に合わない求人に応募するケースもあります。
応募企業と仕事内容の情報収集と分析を十分に行った上で、自身の長所や短所、スキル、価値観、実績とマッチしているかをきちんと整理することが重要です。
面談時のマナー・コミュニケーションの問題
採用面談での立ち振る舞いや言葉遣い、姿勢、服装、コミュニケーションの取り方なども、選考においては重要なポイントです。
ビジネスパーソンとしてふさわしい言動、態度、服装で挑み、かつ採用担当者からの質問に対してもはっきりと回答をするように心がけましょう。

転職がなかなか決まらない人が内定のためにやるべき対策
転職活動が長引くと焦ったり、不安になるケースがあり、気持ちが途切れてしまいモチベーションの維持が難しくなります。そこで早期に内定を獲得するため、やるべき対策を具体的にご紹介します。
キャリアの棚卸を実施
社会人になってからの経験を振り返り、スキル、職務経歴、実績などを整理します。その際、能力や担当した業務、実績を事実に基づく形でなるべく多く挙げることに注力し、ご自身の考えや思いは補足として添える程度にしましょう。
アピールポイントが明確になるため、応募書類がスムーズに書けるようになることに加えて、面接でも採用担当者の印象に残る可能性が高くなります。
応募企業、応募条件の見直し
自身の市場価値を適切かつ正確に理解し、企業が求める能力と近く、自身が転職する理由を満たせるかの観点で応募企業、応募条件を見直してみましょう。
応募企業に対する理解を深める方法として、実際に応募企業の商品を購入したり、サービスを利用したりするのも有効です。
履歴書、職務経歴書の書き直し
前述の内容を踏まえた上で、改めて履歴書、職務経歴書を書き直してみましょう。職務経歴書に関しては、企業側が求めている情報=成功体験や実績を数字を用いて具体的に盛り込むことが重要です。
面接対策、練習の実施
事前に家族、友人などの第三者に依頼して、面接の練習相手になってもらうのも有効な方法です。問題点を洗い出すことができるだけでなく、本番での緊張を低減させる効果もあります。
転職が決まらなくても自分を否定しない
不採用が続くと、自分自身の人格が否定され続けているような気がして、不安や焦りで滅入ってしまう可能性がありますが、気を落とす必要はありません。
不採用の理由の中には、能力は申し分ないが、会社の環境にフィットしないケースもあります。また焦るあまり冷静な判断ができなくなると、自分はどの企業からも必要とされていないのではないかと自信を失い、本来の転職の目的やゴールを見失ってしまう可能性があります。
転職が決まらない=人格否定ではありません。長期戦になっても不安や焦りを覚えず、最後まで自分を信じて、諦めずに活動を継続することが重要です。
転職活動のプロに相談
転職活動は、ときに自分の力だけでは困難なこともあります。そのような場合は、転職エージェントなどの転職活動のプロの力を借り、二人三脚で転職活動を進めることもおすすめです。
転職活動中の不安や危機感を相談する中で、思いもしなかった自身の強みに気付けたり、あらたな選択肢や隠れた可能性を見出せるかもしれません。加えて数多くの求人紹介を受けたり、内定獲得に必要かつ適切なアドバイスを受けることができます。

転職がなかなか決まらないときはテンプスタッフにおまかせ
転職がなかなか決まらない人に共通して見られる特徴や傾向、内定のためにやるべき具体的な対策に関する情報をまとめてきました。
転職先がなかなか決まらないと、焦ったり、不安になってしまうことがありますが、そのようなときは転職活動のプロに相談してみませんか。
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