一般事務の仕事ではたらく紹介予定派遣社員のインタビュー/職場を知ってから正社員になれることが一番の魅力|派遣から正社員になるならテンプスタッフ

スタッフインタビュー

紹介予定派遣は、職場を充分に知ってから正社員になれることが一番の魅力でした。

Sさん

更新日 : 2024.05.18

プロフィール

  • 法学系の大学院を卒業後、IT企業にプログラマーとして就職。その後、管理部に異動し、総務・人事・営業事務を経験
  • 社会福祉法人の経理や、口コミサイトの営業事務を経験
  • 紹介予定派遣に魅力を感じ、テンプスタッフに登録
  • IT企業で6ヶ月の派遣期間を経て、現在は正社員として人事を担当
  • 就業は平日、9:00-17:45

仕事内容について

人事グループで採用活動をはじめとした、人にまつわる業務を担当。

主にATMの保守サービスを提供するIT企業に勤務しています。私が所属する本社の総務部は総務グループと人事グループに分かれており、私は現在、人事を担当しています。最初は派遣として6ヶ月間就業し、正社員に切り替わってから早くも1年近くが経ちました。

ATMは全国に設置されているので、事業所も全国11箇所にあり、そのすべての採用活動を本社で統括しています。そのため、各事業所とも連携しながら求職者の方とのやり取りや、対面やオンラインでの面接を行っています。派遣の方の場合は、派遣会社と事業所との間に入って調整を行います。

また、人事グループは人にまつわることを一手に引き受けているため、給与計算や社会保険の手続きなど採用活動以外にも幅広い業務があります。私は経理の経験もあるので、その知識も活かしながら業務にあたっています。

紹介予定派遣を選んだ理由

前職を3ヶ月で離職したことがショックで…。

現在の職場は私にとって4社目となります。学生時代は法学を学んでいたのですが、パソコンを触るのが好きだったので、文系出身でもOKと聞いたIT企業にプログラマーとして就職しました。その職場で「ちょっと手伝ってほしい」と言われて採用活動にかかわったとき、いろいろな学生の方と接することが楽しくて。人の役に立っている実感があってやりがいを感じ、ちょうど欠員も出たので管理部に異動させてもらいました。

その後、障害のある方の雇用にかかわったことから福祉分野に興味を持ち、社会福祉法人の事務に転職。経理面も担う事務だったのであたらしい知識が付いたのですが、残念だったのは黙々と作業をする会話の少ない日々になってしまったこと…。もともと人と接することも好きだったので、人とのかかわりを求めてさらなる転職を決めました。ただ、この転職は結果的に大きな教訓となりました。ある口コミサイトの営業事務の仕事だったのですが、思っていた職場環境と余りにも違い、「これは続けられないな」と3ヶ月で辞めてしまったのです。自分の経歴に傷が付いたようでショックが大きく、もうこのようなことは二度とくり返したくないと思いました。

今度は職場をじっくり見てから決めようと決意。

そんなとき、自分なりにいろいろと調べて知ったのが紹介予定派遣です。最初は派遣として最長6ヶ月間はたらき、その後に企業との合意があれば正社員へと切り替わります。

私が直前に辞めた職場の環境は、実際に飛び込んでみないと分からないものでした。その点、紹介予定派遣なら、業務への自分の適性はもちろん、職場の雰囲気や人との相性をじっくり見極めた上で正社員になるかどうかを決めることができます。「もう紹介予定派遣しかない!」と思い、いくつかの派遣会社に登録しました。

テンプスタッフでよかったこと

本音で話してくれて、自分では聞きにくいことも間に入ってもらえました。

他の派遣会社では自分の意向と異なる職種を紹介されたのですが、テンプスタッフは的確な上にレスポンスが早かったです。求人サイトも他社だとタグが多すぎて見づらかったのですが、テンプスタッフはシンプルなつくりでお気に入り機能もあり使いやすかったです。

また、営業担当の方が話しやすく、最初から本音で話してくれたのも好印象でした。これまで自分で転職活動をして入った職場は、求人に書いてある残業時間が実際と違っていたり、一人に仕事が偏ったりしていたので、そのあたりも相談しました。就業中も自分からは言いにくいことを間に入って職場に伝えてくださり、とても助かりました。

事前に自分の気になる点をしっかり聞けていたので、職場に入って大きく戸惑うことはありませんでした。さらに、派遣として実際にはたらいてから、正社員になることを決めたので、長くはたらけると確信しています。テンプスタッフで紹介予定派遣と言うはたらき方を選んで本当によかったと思っています。

仕事のやりがい

採用活動では、お互いが幸せになれるように話をしています。

実は、最初に派遣として現在の職場に入ったときは総務グループでの採用でした。途中で人事グループに欠員が生じたことでお手伝いするようになり、そのまま人事グループに異動したのが経緯です。新卒で入社した1社目と似た流れですが、さまざまな経験を積んだ分、今の方がやりがいも大きくなっています。

もともと私はあまり人から警戒されないキャラクターのようで、よく「話しかけやすい」「相談しやすい」と言われます。そのおかげか1社目では、私が採用活動に携わってから新入社員が増え、社長賞をいただいたことがありました。今でも、求職者の方々とコミュニケーションを取るうちに、その方の緊張が和らいで笑顔が見られたときには、役に立てている実感があってやりがいを感じます。

また、1社目に勤めているときは求職者の方に対して自社のよい面だけを伝えようとしていたのですが、今は「就職って結婚と一緒だなぁ」と思っています。心がけているのは、ありのままの姿を包み隠さずお伝えすること。その方が、お互いに幸せで長続きすると考えるようになりました。

採用活動以外の業務では、年末調整や傷病手当の手続きなどもあります。自分にとってあらたな知識を蓄えつつ、そのような福利厚生の制度が整っていることも積極的にお知らせするように心がけています。社員の方々にとって、はたらきやすい環境を提供できることも大きな喜びです。

職場環境・人間関係について

自然な形で正社員に切り替わり、オフタイムでの交流も楽しんでいます。

派遣として就業している期間に、上司から正社員への意思を聞いていただけることもあったので、正社員になれるのだろうか…と不安を感じることはありませんでした。また、派遣のときから「どんどん意見を出して」と言ってもらえる環境だったので、正社員になってからも業務内容に大きな差は感じていません。残業が増えた時期もあったのですが、今は人員も増やして早く終われるように配慮してもらっています。

またプライベートでは、地元の社会人サークルでバスケットボールをやっているのですが、職場のフットサルチームにも入っています。大会の前だけ練習する気楽な感じなので参加しやすく、他の部署の人とも交流できるのでとても楽しんでいます。

今後のビジョン

全国の事業所の声を直接聞き、本社との橋渡し役になること。

総務グループから人事グループに異動した際、「人事グループの仕事はマニュアル化されていない分、いろいろな改善の余地がありそう」と思っていました。実際、異動してからいくつかの業務改善に取り組んできたのですが、もう一つやりたいことがあります。

それは北海道から九州まで広がる自社の事業所を訪問し、現場の声を聞くこと。普段はリモートでのコミュニケーションが中心なので、なかなか本音をすくい上げることができません。顔を突き合わせて、入社間もない社員などの相談にも乗り、本社との橋渡し役になりたいと思っています。やっぱり人が大好きな私。どんな方たちに出会えるのか、今から楽しみにしています。

1日の流れ

9:00

仕事開始

まずはメールチェック。次にその日のTODOリストをつくり、朝会で話す内容を整理します。

9:30

朝会

1日の予定や連絡事項についてチームメンバーと共有。朝会後は、求職者、事業所、派遣会社とのやり取りを中心とした採用に関する業務が続きます。

12:00

昼休憩

社内には休憩所もあり、私は自席で昼食をサッと済ませてから30分ほど仮眠。頭がすっきりして午後の作業効率が上がります。

12:45

午後の仕事開始

午前中の作業を引き続き行う他、社員からのお問い合わせに答えたり、突発的な案件で社会保険労務士の方や弁護士の方とやり取りしたりすることも。

17:45

終業

最近は人手が増えて早めに帰れるようになりました。オフタイムは友人と食事に行ったり、飲みに行ったりするのが楽しみです。

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