まなびカンパネラ　2023年20号

キャリアのプチまなび
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キャリアのプチまなび

人は選択肢が多過ぎると選べない！
選択するときの人間の心理とは

私たちの日常は選択の連続です。
今日は何を着ようか、朝礼で何を話そうか、ランチは誰と何を食べようか、週末は何をして過ごそうか...。朝から夜まで何かを選択して生きています。

一般的に"選択肢の多い方が満足度も高い"と認識されがちですが、実際はその逆で"選択肢が多いとなかなか選べずにストレスを感じやすい"とのデータがあります。

今回は選択にまつわる2つの法則をご紹介します。

1.決定回避の法則

"決定回避の法則"とは、選択肢が多過ぎると人は選ぶのに時間がかかってしまい、意思決定が難しくなる現象を指します。品揃えが良過ぎるスーパーで買い物に疲れたり、メニューが豊富な飲食店でオーダーに苦労したりした経験はありませんか？

海外店舗で行われた実験では、24種類のジャムと6種類のジャムの試食販売を行ったところ、前者の方が試食率・購入率いずれも圧倒的に低かったという結果が出ました。

たくさんの選択肢の前では人間には選ぶことに疲れてしまい、選択すること自体をやめてしまうときがあることを示した実験です。

2.現状維持の法則

"現状維持の法則"とは、過去に利用したことのある商品やサービスをリピートすることで、安心感を得ようとする心理現象を指します。
いつも同じ店で買い物をする、同じメーカーの家電を愛用するといった行動を指しますが、その背景には次のような気持ちが隠れていることが多いと言われています。

あたらしい選択をして失敗することを避けたい
あたらしい選択をすることに責任やプレッシャーを感じる

過去と同じものを選択すれば、少なくとも現状は維持できます。
つまり、何かあたらしいことをするときのリスク回避になる、という訳です。

人間は選択するときに多大なエネルギーを使う

この2つの法則から分かるように、人間は選択するときに多大なエネルギーを使っています。もちろんその度合いは人・状況によっても異なりますが、豊富な選択肢が自分もしくは相手のストレスにつながっているケースも少なくはないでしょう。

例えば洋服であふれたクローゼットを整理することで、コーディネートを考えやすくなったり、ランチは曜日ごとに固定したりすれば、ぐっとストレスを軽減できるかもしれません。

接客でお客さまに何かをおすすめするような場合は、一度にたくさんの商品をお見せするよりも、相手のニーズを聞いた上でおすすめの商品を3～4つ提案するとよいでしょう。
また、仕事やプライベートなどで、自分以外の誰かに何かを選んでほしい場合も、一度にたくさんの選択肢を提示するよりも、相手に合わせて絞った選択肢から提案すると、相手も選びやすくなるでしょう。

私たちは無意識のうちに多くの選択肢を用意してしまうときがあります。
しかしそれは自分もしくは相手を迷わせるだけで、落ち着かない気持ちにさせているかもしれません。ときには、選択肢を減らして選びやすい環境を作ることも大切です。

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リスキリングって知ってる？

前回のみんなの掲示板で皆さまの転職事情をご紹介しました。
転職を検討した方のうち、なんと90％以上の方が9ヶ月以内には行動に移す、という結果に。

転職には、これまでの知識や経験を活かした転職と、あたらしい職業にチャレンジする転職と、大きく2種類あります。
人生100年時代、これからの長い職業人生を考えると、一つの職業をとことん追求するだけでなく、あたらしいことにチャレンジしてみるのもいいですよね。

今回はあたらしい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に対応するために、必要なスキルを習得する"リスキリング"について伺います。

皆さまのご回答をお待ちしています。

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＜Excel＞超簡単！印刷時、指定したページ数に納める方法

方法1 ページ設定
印刷やPDFで保存するときに、指定したページ数に納める方法をご紹介します。例：印刷プレビューで確認すると、表が4ページにわたっているので1ページに納める
［ページレイアウト］タブ→［拡大縮小印刷］グループ →横：1ページ縦：1ページに設定する
方法2 改ページプレビュー
画面右下ズームスライダの左にある［改ページプレビュー］ボタンをクリック改ページプレビューは、ページの区切り位置をドラッグで変更することができます。複数ページに印刷するときに便利です。