派遣社員の履歴書の書き方は?役立つ記入例を具体的に紹介|派遣の求人検索・人材派遣会社はテンプスタッフ

派遣社員の履歴書の書き方は?役立つ記入例を具体的に紹介

2024.12.18更新

派遣社員としてはたらく場合、履歴書が必要か気になる人は多いのではないでしょうか。ここでは、派遣社員としてはたらくときに履歴書が必要かどうかや、派遣社員としてはたらいた期間の履歴書の書き方について記入例と共に分かりやすくお伝えします。

派遣ではたらく際に履歴書は必要?

正社員やアルバイトやパートの場合、自分で履歴書を提出しますが、派遣社員も同様でしょうか。派遣社員としてはたらく場合の履歴書について解説します。

派遣会社への登録に履歴書は基本不要

派遣会社への登録では、各社のシステムなどへ経歴などを登録することが一般的で、履歴書の提出は不要です。

また、志望動機も必要ありません。派遣会社は派遣社員と就業先企業との橋渡しの役割を担うものであり、実際に派遣会社に就業するわけではないためです。

派遣会社への登録で履歴書が必要になる場合

派遣会社によっては、登録にあたって履歴書を求められる場合があります。履歴書が必要になるかを登録の前に確認しておきましょう。

また、紹介予定派遣の場合は派遣期間を経た後に就業先企業での直接雇用を前提としているため、就業前の書類選考や面接が企業に認められており、履歴書が必要になることがあります。

派遣ではたらく

紹介予定派遣ではたらく

一般的な履歴書の項目と書き方

履歴書とは、応募者のプロフィールを簡潔にまとめた書類です。フォーマットがあり、企業に自身の基本情報を確認してもらうための内容を記載します。

履歴書の基本的な項目と記載する際のポイントについてご紹介します。

項目 記載する内容やポイント
日付 履歴書の提出日を記載。郵送の場合は投函日を記載。
氏名 戸籍に登録されている字体で正確に記載。普段は略字を使用していても、戸籍で旧字が使われている場合は戸籍通りに書く。
生年月日・年齢 履歴書記入時点での満年齢を記載。生年月日は西暦・和暦どちらでもよいが、学歴・職歴欄と統一。
証明写真 撮影から3ヶ月以内の写真を使用。胸から頭頂部まで入るように撮影し、本人であることが分かるもの。
学歴 中学または高校卒業時点から記載。入学・卒業年は西暦か和暦どちらかで統一。
職歴 アルバイト以外の職歴がない場合は、アルバイト先を記入。空白の行が余るようであれば仕事内容も記載。正社員・契約社員は勤務した会社をすべて記入し、所属部署や職種も記載。入社・退社の年は西暦か和暦どちらかに統一。
免許・資格 取得した免許や資格があれば記載。
志望動機 志望企業で実現したいことは何か、なぜその企業を志望するのか、入社したらどのように貢献できるのかを記載。結論から書き始め、戦力になる人材であることをアピールして締めくくると効果的。

派遣社員としてはたらいていた期間の履歴書の書き方

派遣社員としてはたらいた期間の職歴は、履歴書ではどのように記載すればよいのでしょうか。必要な情報や書き方を紹介します。

履歴書では派遣会社と就業先企業を書き分ける

派遣社員としての職歴は、派遣会社と就業先企業を区別して記載します。

まず派遣会社の会社名を書き、次の行から就業先企業の会社名・就業先企業での部署と業務内容を記載することで、どの会社でどのような業務を行っていたかが一目で分かるようになります。

入社は就業、退職は派遣期間満了と書く

入社の書き方

派遣社員の場合、経歴に入社とは記載しません。派遣会社とは派遣期間中のみの契約であり、入社ではないため登録と記載します。

また、雇用元は派遣会社であるため、就業先企業での就労開始も入社ではなく就業と記載します。

退職の書き方

派遣社員は就業先の企業を離れること=退職ではないので、下記のように状況に応じて使い分けされます。

  • 契約を終えて終了した場合:派遣期間満了につき退職
  • 契約途中の自己都合による終了:一身上の都合により退職

なお、派遣会社の登録を解除したことを履歴書に記載する必要はありません。職歴は就業を開始することで発生するものであって、派遣会社への登録状況は職歴との直接的な関係がないためです。

職歴
20XX X 株式会社○○(派遣会社)に登録
20XX X △△株式会社(就業先企業)にて派遣社員として就業
営業部にて営業事務を担当
20XX X 派遣期間満了につき退職

派遣会社や就業先企業が複数ある場合の履歴書の書き方

一つの派遣会社で複数の就業先を経験した場合や、複数の派遣会社での登録経験がある場合は、どのように記載すればよいのでしょうか。履歴書の書き方をパターン別にご紹介します。

一つの派遣会社で、複数の就業先企業を経験した場合

一つの派遣会社で複数の就業先企業を経験した場合、登録した派遣会社の次の行に就業先の企業名、業務内容を書き、就業期間をカッコ付きで記載すると分かりやすくなります。

また複数の就業先を経験した場合、就業先が変わるたびに“派遣期間満了につき退職” と記載する必要はありません。

職歴
20XX X 株式会社○○(派遣会社)に登録
20XX X △△株式会社(就業先企業)に一般事務として派遣(20XX年X月まで)
20XX X □□株式会社(就業先企業)に営業事務として派遣(20XX年X月まで)
20XX X ××株式会社(就業先企業)に経理として派遣(20XX年X月まで)
現在に至る

複数の派遣会社に登録していた場合

複数の派遣会社に登録していた場合は、派遣会社ごとに就業先企業名、業務内容、就業期間をまとめて記載します。

職歴
20XX X 株式会社○○(派遣会社)に登録
20XX X △△株式会社(就業先企業)に一般事務として派遣(20XX年X月まで)
20XX X □□株式会社(就業先企業)に営業事務として派遣(20XX年X月まで)
20XX X 派遣期間満了につき退職
20XX X 株式会社●●(派遣会社)に登録
20XX X ▲▲株式会社(就業先企業)に一般事務として派遣(20XX年X月まで)
20XX X ■■株式会社(就業先企業)に経理として派遣(20XX年X月まで)
現在に至る

就業先企業が多く書ききれない場合

就業先企業が多く履歴書に書ききれない場合でも、職歴を省略することは避けましょう。省略すると、経歴に空白期間があると誤解されてしまう可能性があります。省略せずに書ききれるよう改行を最小限に抑え、就業先企業や業務内容を1行にまとめるなど工夫しましょう。

それでも書ききれない場合は、就業先を“〇社の企業に派遣社員として就業”とまとめて表記し、具体的な業務内容は省略します。その際は“詳細は職務経歴書に記載”という旨を添え、別紙に情報があることを伝えます。

職歴
20XX X 株式会社○○(派遣会社)に登録
20XX年X月~20XX年XX月 4社の企業に派遣社員として就業
一般事務、営業事務 ※詳細は職務経歴書に記載
現在に至る

短期・単発の派遣の場合

短期・単発の派遣経験は、必ずしも記載する必要はありません。しかし、経歴に空白期間があると誤解される可能性がある場合、また継続的に就業していたこと、さまざまな経験が積めている場合はアピールできる要素になるので、記載しておくとよいでしょう。

派遣会社と就業先、短期・単発の業務を複数回経験したことを以下のように記載します。

職歴
20XX X 株式会社○○(派遣会社)に登録
20XX X △△株式会社(就業先企業)にて短期・単発の●●、▲▲などを複数回経験
  • 詳細は職務経歴書に記載
現在に至る

派遣社員と正社員の経歴がある場合

派遣社員として就業していた企業で正社員になった場合は、派遣社員としての職歴を通常通り記載し、次の行に“株式会社△△に正社員として入社”のように記載します。

こうすることで、派遣社員としてはたらいた実績が就業先企業に評価されて、正社員に採用された事実を伝えることができます。

職歴
20XX X 株式会社○○(派遣会社)に登録
20XX X △△株式会社(就業先企業)にて派遣社員として就業
営業部にて営業事務を担当
20XX X 派遣期間満了につき退職
20XX X △△株式会社(就業先企業)に正社員として入社
営業部にて営業事務を担当
現在に至る

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派遣社員としてはたらく場合に履歴書が必要かどうかや、派遣社員としてはたらいた期間の履歴書の書き方についてまとめてきました。

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