まなびカンパネラ 2024年16号
キャリアのプチまなび
“仕事がはかどる”質問力アップのコツ
仕事を適切かつ迅速に進めるために、相手の情報を引き出すことはどの職場でも求められます。相手から適切な情報を引き出して、成果につなげる質問のコツをご紹介します。就業先ですぐに使える実践的な質問スキルを身に付けましょう。
ポイントは相手が話しやすい雰囲気づくりと答えやすい聞き方を意識すること
まず、質問力が高まることで得られる効果を具体的に考えてみましょう。質問で得られる効果には主に次のようなものがあります。
- 疑問が解消されやすい
- 依頼者と認識が合いやすくなる
- 相手との信頼関係をスムーズに構築する など
これらの効果をどれだけ得られるかは質問力次第です。質問力が高い人ほど成果につながりやすいと言っても過言ではありません。
次に、質問力を高めるコツをご紹介します。
1.傾聴姿勢と相槌で話しやすい雰囲気をつくる
相手が話したくなることが重要です。そのために、笑顔、頷き、姿勢などを意識して相手に安心感を持ってもらう雰囲気をつくります。
2.アドバイスを求める姿勢で質問する
教えを乞う姿勢で質問をすると相手は答えやすくなります。例えば「正しいやり方を教えてくれませんか。」という聞き方だと、正解を答えないといけないという無言のプレッシャーを相手にかけてしまいます。
一方で、「◯◯さんならどういう方法でやりますか。」「普段どのようにやっていますか。」「◯◯さんが心がけていることを教えてもらえませんか。」といった質問の仕方が有効です。
3.クローズドな質問とオープンな質問を使い分ける
答えを明確にしたい場合や余計な答えをしてほしくない場合には、YesかNoで答えられるクローズドな質問が有効です。逆に、自由な意見がほしいときや答えの想像ができないときには、オープンな質問が有効です。目的に応じて2種類の質問を使い分ければ、自分がほしい情報が得られやすくなります。
また同時に意識したいのは質問するときのマナーです。相手が話し終える前に遮って質問する、否定的な反応をくり返すなどの行為は相手の印象を損なう可能性が高いので注意をしましょう。
いかがでしょうか。少し意識するだけですぐにはじめられるので、ぜひ実践してみてください。
3分でわかる!しごとのこワザ
<Excel>データのみ削除して数式が入った表を再利用する方法
以前使用したデータ表を再利用する際に、データのみ削除するつもりが間違えて数式まで消してしまった、ということはありませんか。
パッと見ただけでは、入力したデータなのか、数式の結果なのか区別がつきません。
そこで今回は、ジャンプ機能を使って、数式以外のセルを選択する方法をご紹介します。
例:第1四半期支店別売上表のデータを削除して、第2四半期支店別売上表を作成する
- [ホーム]タブ→[編集]グループ→[検索と選択]→[条件を選択してジャンプ]を選択
- [選択オプション]ボックスで[定数]を選択
- [数値]以外のチェックを外し、[OK]ボタンをクリック
- 数値データのみのセル(数式や文字データ以外)が選択されるので、[Delete]キーで削除
<文字データも削除し、数式が入っているセルのみ残したい場合>
[選択オプション]で[定数]を選択し、 チェックは外さず[OK]ボタンをクリックする
お知らせ
<お友達紹介キャンペーン>選べるe-GIFT最大1万円分
仕事をお探しのお友達を、ぜひ紹介してください。紹介したお友達が期間中に新規登録をされ、キャンペーン対象と確認できましたら、ご紹介者とお友達それぞれに10,000円分or3,000円分の選べるe-GIFTをプレゼントします。
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