仕事のやりがいとは?やりがいの見つけ方や面接での回答例|派遣の求人検索・人材派遣会社はテンプスタッフ

仕事のやりがいとは?やりがいの見つけ方や面接での回答例

2024.10.10更新

生活と密接にかかわる活動である仕事にやりがいを見出すことは、充実した豊かな毎日を過ごすためにも、とても大切です。 満足感がない、なんだかモヤモヤする、このままでいいのだろうか、などと感じてしまうのは、仕事にやりがいを感じられていないからかもしれません。

ここでは、仕事のやりがいの意味や必要性、見つけ方、仕事のやりがいを面接で聞かれたときの好印象な回答例をご紹介します。

仕事のやりがいの意味と必要性

仕事にやりがいがあると、会社だけでなくプライベートも含め、日々がより楽しく感じられるものです。仕事のやりがいについて具体的に考えることで、悩みを解決するヒントを見つけていきましょう。

やりがいとは

そもそもやりがいとは、何かをすることに価値を見出し、実行することで手応えを感じることです。仕事においてのやりがいは、仕事を通して得られるやる気や充実感とも言えるでしょう。ただし、何にやりがいを感じるかは価値観に基づくので、人それぞれ異なってくるでしょう。

仕事にやりがいは必要?

やりがいがあることによる効果

仕事にやりがいがあると、モチベーションが上がり、高いパフォーマンスの発揮につながります。そうすると、よい結果が出て自信がつき、成長につながり、さらにモチベーションが上がる、というよいサイクルが生まれます。

必ずしも仕事にやりがいが必要でないこともある

一方、仕事にやりがいが必要でない場合もあります。仕事は生計の手段と割り切って生活の安定や、はたらきやすい職場環境を優先する場合や、プライベートの優先度が高い場合は、必ずしもやりがいを見つける必要はないと思います。

仕事にやりがいが必要かどうかは、個人の価値観によって異なるでしょう。

仕事のやりがいを感じられない理由とやりがいの見つけ方

なぜ仕事にやりがいが感じられないのか、どのようなときに仕事にやりがいを感じるのか、具体的なケースを通して、やりがいの見つけ方をご紹介します。

仕事のやりがいを感じられない理由

評価に不満がある

他の人より多くの業務に対応したり成果を出したりしても評価が変わらないなど、正当に評価がされない状態が続くと不満がたまり、モチベーションが下がる場合が多いです。

仕事がマンネリ化している

毎日同じ作業のくり返しで機械的に仕事をこなしていると、退屈に感じる人もいます。あたらしい挑戦や成長の機会がないため、仕事に刺激を感じられず興味や意欲が薄れてしまいます。

目標が不明瞭

具体的な目標設定やフィードバックがなく、指示された作業を処理するだけだと、自分がどのように貢献しているのか、何のために仕事をしているのか不安になります。

自分の能力を発揮できる機会が少ない

自分のスキルや経験、得意なことを活かせる仕事ができずに、苦手な業務ばかり任されてしまうと、モチベーションが下がってしまいます。

仕事のやりがいを感じるとき

人の役に立てたとき

顧客のトラブルを解決して感謝の言葉をもらったときや、同僚をサポートして成功に貢献できたときなど、自分の仕事がお客さまや同僚に感謝され、役に立てたことを実感できると励みになります。

成長を感じられたとき

あたらしいスキルを習得したときや、以前はできなかった業務をこなせるようになったときなど、仕事を通して成長を実感できると、やる気が湧いてきます。

課題を乗り越えられたとき

困難なプロジェクトでも工夫や努力で問題を解決し、自分の力で課題を乗り越えたとき、達成感を感じモチベーションが上がります。

仕事内容が自分の目標や価値観に合っているとき

人や社会の役に立ちたいなどの思いを仕事で叶えられたときや、好きなことや得意なこと、興味がある仕事に携われたときなど、仕事と自分の価値観が合うことで、より喜びを実感できます。

仕事のやりがいの見つけ方

自分が何に喜びを感じるか分析する

人に感謝される、新規顧客を獲得する、売上を達成するなど、具体的に自分が何に喜びを感じるか分析すると、どのようなときにやりがいを感じられるかが導き出せます。

小さくても喜びに繋がる明確な目標を立てる

あたらしい提案を月に1回は行う、資料作成のスピードを1時間早める、などの具体的で小さな目標達成を重ねていくことが、喜びや自信につながります。

職場の人に話を聞く

尊敬できる先輩やお手本にしたい上司など、仕事にやりがいを持っている人に話を聞くことで、あらたな気付きを得ることができるかもしれません。

仕事以外にも目を向ける

仕事だけでなく外に目を向けると、生活にメリハリがつきます。プライベートを充実させることで、仕事に対してもあらたな視点やポジティブな姿勢が生まれるでしょう。

長期的なキャリアプランを考える

5年後、10年後を見据えた長期的なキャリアプランを立てることで、今やるべきことが明確になり、目標に向けて前向きに考えられます。

やりがいの見つけ方を試してもうまくいかない場合、今の仕事とあなたの希望や適性がマッチしていないのかもしれません。今の仕事にやりがいを感じられない日々が続いたら、転職も一つの選択肢として考えてみましょう。

仕事のやりがいを求めて転職するか迷っている方におすすめの判断軸

思い切って転職をし、やりがいを見つけるという選択もあります。今の仕事と同じ悩みを抱えることがないように、転職することがよいのかを事前に確認しておきましょう。

自分の価値観や目的と合っているか

社会の役に立ちたいのか、キャリアを磨きたいのか、お金を稼ぎたいのかなど、何のために今の仕事をしているのかを考え、それが自分の価値観や目的と合っているか確認しましょう。

長期的な視点でキャリアをイメージできるか

5年、10年後にどうなっていたいか

5年後、10年後のなりたい自分をイメージして、そのときの目指したいキャリアと今の仕事がどの程度リンクしているかを確認してみましょう。

理想のワークスタイルを考える

ワークライフバランスを大事にしたい、柔軟性のあるはたらき方をしたい、打ち込める仕事に就いて張り合いをもってはたらきたいなど、あなたが理想とするワークスタイルに、今の仕事を続けて将来的に近付けるのか判断しましょう。

合わない仕事を続けた場合に起こりうること

今の仕事が自分に合わないと感じたままはたらいていると、さまざまな悪影響が出てきます。

モチベーションとパフォーマンスの低下

苦手な仕事を任されても、なかなかうまくいかないでしょう。さらに、仕事が自分に合っていないという思いが募ることでモチベーションが下がると、パフォーマンスも低下し成果を発揮できなくなります。

自己肯定感の低下

合わない仕事を続けて意欲が下がると、思うように成長することができず、自己肯定感も低下してしまいます。

いろいろ試しても状況が変わらず、このままでは仕事のやりがいが見つかりそうにない。そう感じたら、転職に向けて行動するとよいでしょう。

面接で仕事のやりがいを聞かれたときの好印象な回答例

ここでは以下の1〜3を踏まえて、面接で仕事のやりがいを聞かれたときに好印象を与える回答例をご紹介します。

  • どんなことにやりがいを感じるか
  • 具体的に経験したエピソードを説明する
  • 経験を活かし応募する会社に貢献できることをアピールする

面接で仕事のやりがいを聞かれた際の回答例

例1:成長を感じられることがやりがいの場合(一般事務)

「自分の成長を感じられることに、やりがいを感じます。前職では新人育成や業務引き継ぎの作業方法が、担当によって異なっていたため非効率的でした。そこで工夫してみようと、業務手順を可視化しマニュアルを作成したところ、引継ぎがスムーズに進むようになりました。自ら一歩進んで行動することで周りの業務にも貢献することができ、自身の成長を感じることができました。この経験を、御社でも活かしたいと思います」

例2:目標を達成することがやりがいの場合(メーカーの営業)

「私は目標を達成することに、やりがいを感じます。前職では毎月販売目標があり、達成するためにお客さまへのアプローチを工夫しました。あえてデメリットと思われる価格の高さについて触れ、新技術が搭載されているので、高価だからこそ、その分将来的な価値があることを伝えると、納得いただき購入促進につながりました。この経験を御社でも活かしたいと思います」

例3:人の役に立つことがやりがいの場合(アパレル店員)

「私がやりがいを感じるのは、人の役に立つことです。お客さまから似合う服が分からないと相談された際、普段お客さまが手に取らない服まで選択肢に入れてもらえるよう、より似合うものを幅広く考えておすすめしました。「発見があった!」と感謝され、以来お友達と毎シーズンご来店してくださるようになりました。お客さまのために工夫し、お力になれた経験を御社でも活かしたいと思います」

例4:努力を認められることがやりがいの場合(システムエンジニア)

「私は努力を認められることに、やりがいを感じます。前職でオーダーされたプログラムができた際、何度もテストして将来的に必要と思う機能を追加しました。その結果、使いやすくなったと評価され、長期契約につながりました。ユーザー側と開発側、両者にとってよい成果が出せた経験を御社でも活かし、将来を見据えたシステム開発をしたいと思います」

面接で仕事のやりがいを聞かれた際に避けるべき回答例

仕事に活かせない内容

例1:
「私は旅行をして異文化圏の人々と交流し、あらたな知識や経験を得られることにやりがいを感じます。特に、自分で計画や手配をした旅程が順調に進んだときや、あらたな経験や出会いがあったときに大きな喜びを感じます。このような気持ちを御社でも大切にしたいと思います」

面接官がどう仕事に活かすのかイメージしにくい、プライベートだけで終わってしまう話は避けましょう。応募する会社の業務で活かせる、具体的なエピソードだけに絞りましょう。

具体的でない内容

例2:
「私のやりがいは、人の役に立つことです。困っている人をサポートすることで、喜んでもらえますし、私自身も誰かの役に立ったことでうれしくなります。人の役に立てるとモチベーションが上がるので、御社でも人の役に立ち活躍できるように頑張ります」

どんな場面や行動に対しやりがいを感じたのかが伝わらず、抽象的すぎてイメージしづらい内容です。具体例や体験談を交え、やりがいの内容に説得力を持たせるようにしましょう。

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仕事でやりがいが見つからなかった方は、転職を機にはたらき方を変えるのも一つの選択です。

テンプスタッフでは、派遣、紹介予定派遣、正社員、契約社員など、さまざまなはたらき方の提案が可能です。

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キャリアサポート・研修

社会保険や休暇制度などの福利厚生も取り揃えているため、安心してはたらくことができます。

福利厚生

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