一般事務は未経験だと難しい?事務職の仕事内容や転職方法

2024.05.18更新
一般事務は多くの企業で必要とされる職種です。そのため一般事務を検討する方は多くいらっしゃいますが、未経験から一般事務への転職は難しいと言う声も聞きます。
ここでは、一般事務が未経験だと難しいと言われる理由、未経験から一般事務へ転職する際の面接対策・職務経歴の書き方、未経験から一般事務を目指す上でおさえておきたい雇用形態について詳しくご紹介します。
一般事務の転職は未経験だとなぜ難しい?事務職の仕事内容と魅力
一般事務は他職種に比べて仕事の数が多く人気の職種ですが、未経験からの転職は難しいと言う声もあります。
そのような声がなぜ出るのか、そしてそれは本当なのかを、一般事務の仕事内容と魅力を踏まえて詳しくご紹介します。
一般事務の仕事内容と魅力
企業によって若干異なるものの、一般事務の仕事内容は以下のように多岐にわたります。
- 資料作成
- データ入力
- ファイリング
- 領収書・伝票処理
- 電話対応
- 郵便の仕分けや発送
- 来客対応
- 入出金管理
- 備品の管理・発注
また一般事務の魅力には、以下のような点があげられます。
- 残業が少ない場合が多く、ワークライフバランスを実現しやすい
- デスクワークが多く、体力面の負担が少ない
- ある程度のOAスキルがあればチャレンジできる仕事が多い
- 基礎的なOAスキルやビジネスマナーが身に付くので、他の職種にキャリアチェンジしやすい
未経験で一般事務の転職が難しいと言われる理由
一般事務は人気があり競争率が高い
このような魅力から一般事務は人気が高く志望する人が多いことに加え、はたらきやすい職種であるため引き続き一般事務ではたらき続けたい方も多く、競争率が高くなっています。
実務経験者が優遇される場合も
一般事務は専門職種と比べて優位性のアピールが難しく、他の応募者との差別化がしにくい職種です。
そのため即戦力となる実務経験者を求める企業もあり、未経験からの転職が難しいと言われる要因になっています。
OAスキルが必要の場合も
一般事務は企業によってはWord・Excelの基本的な操作経験などを求めている場合もあり、パソコンを使ったことがない方にとってはハードルに感じられます。

未経験から一般事務へ転職する際におさえておきたい面接対策、職務経歴の書き方
このように、未経験から一般事務への転職は難しいと言われることもありますが、実はきちんと対策を行い、仕事選びをすることでチャレンジすることは可能です。まずはおさえておきたいポイントを詳しくご紹介します。
これまでのキャリアの棚卸をしっかり行う
正社員などの場合、最初に書類選考を通過する必要があります。
魅力的な応募書類を書く上で、まず最初に行うことはキャリアの棚卸です。社会人になってからの経験を振り返り、スキルや職務経歴などを整理します。
その際のポイントは、なるべく多く挙げてみることです。自分では記載しなくてもいいかな、と思う経験が実はとても重要な経験であることもあるからです。また棚卸しをすることで、これまでに気付けなかった自身の強みや弱み、やりたいことなども認識できるようになります。
これらが整理できると、アピールポイントが明確になるため、応募書類がスムーズに書けるようになることに加えて、面接でも採用担当者へも自分の言葉で語ることができ、印象に残る回答ができるようになります。
志望動機、転職理由、自己PRを明確に伝えられるように
志望動機、転職理由、自己PRは、自己分析で洗い出した自身の強みや経験を織り交ぜながら、企業が求める人材と自分のスキルが合致していること、なぜその会社ではたらきたいのか、入社したら自分はどのような活躍ができるかを具体的に記載します。
面接の際は、採用担当者に自分の言葉で伝えることができるようにしましょう。
資格やOAスキル
以下の資格は、一般事務への転職を目指す他の応募者と差別化できる可能性があるため、履歴書への記載をおすすめします。
- 実用英語技能検定
- TOEIC®
- 日商簿記検定
- Microsoft Office Specialist
- ITパスポート
- 業務に関係ある国家資格
OAスキルに関しては、Word、Excel、Access、Powerpointの利用経験と、各アプリケーションで何をどこまでできるのかを具体的に記載しましょう。

未経験から一般事務を目指せるさまざまな雇用形態
未経験から一般事務を目指す際、正社員を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、一般事務の仕事は正社員だけでなく、さまざまな雇用形態があります。
未経験から一般事務を目指す際、どのような雇用形態があるかを具体的にご紹介します。
さまざまな雇用形態
正社員・契約社員ではたらく
正社員と契約社員の大きな違いは、雇用期間に定めがあるかどうかです。正社員は無期雇用で、期間を定めず定年まで勤めることを前提に雇用されます。
一方、契約社員は定められた期間に勤める有期雇用になります。企業との合意のもとに契約を更新した場合は、あらたな契約期間にて雇用を継続することとなります。
派遣社員ではたらく
派遣社員とは、人材派遣会社と雇用契約を結び、派遣された企業で指示を受けながら就業するはたらき方となります。
自分のライフスタイル・希望に合わせてはたらく時間や期間、仕事内容などを選ぶことができ、就業中も人材派遣会社が派遣先との間に入りサポートしてくれることが特徴です。
契約期間は1日だけの短期から長期、勤務時間も1日4時間の短時間からフルタイムまでさまざまです。派遣先企業も大手企業からベンチャー企業まで幅広く、豊富な仕事から選ぶことが可能です。
さらにコーディネーターと相談しながら、現在の自身のスキルに合わせた仕事を選ぶことができます。加えてOAスキルを一から学べる研修など、人材派遣会社が用意している研修プログラムも各種あり、安心です。
紹介予定派遣ではたらく
紹介予定派遣とは、派遣期間(最長6ヶ月)終了後、本人と派遣先企業の双方合意のもとに社員となるはたらき方です。
正社員・契約社員として雇用されることをはじめから想定して、一定期間派遣社員としてはたらけるため、実際の仕事内容や職場を見極められ、未経験でも希望の仕事に就けるチャンスがあります。
また、自分だけでは探し出せなかった企業に出会え、転職活動にかかる労力や時間も節約できるメリットもあります。
紹介予定派遣の場合も、人材派遣会社のコーディネーターへ仕事の相談ができます。派遣と同じように未経験からチャレンジできる仕事も多くあります。

未経験職種にチャレンジする場合は自分に合った雇用形態を選択
このように、未経験から一般事務を目指す際にも、さまざまな雇用形態があり、自分に合った雇用形態を選択することが、自身が目指すキャリアの近道になります。
未経験から正社員で一般事務へのチャレンジが難しかったとしても、未経験でもOKの仕事が多い派遣社員で一定期間経験を積んだ後、正社員・契約社員を目指すなどのはたらき方の選択、はたらき方のステップがあります。
スキルや経験に自信がない場合は、人材派遣会社のコーディネーターに一度相談してみると、自分の強みや希望などを一緒に整理することができ、思いがけないアドバイスを貰え世界が広がるかもしれません。
未経験から一般事務を目指すならテンプスタッフにおまかせ
一般事務の仕事内容や魅力を踏まえて、一般事務の転職が未経験だと難しいと言われている理由、面接対策・職務経歴書の書き方、未経験から一般事務を目指す際の転職方法に関する情報をまとめてきました。
未経験から一般事務を目指す場合、正社員だけでなくさまざまな雇用形態があり、派遣社員や紹介予定派遣なら未経験から一般事務を目指せる仕事も多くあります。
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