ものづくりの現場で役立つ分析機器の基礎知識・原理・特徴を伝授「化学分析総合講座」無料ウェビナー開催
~ 受託分析会社を支える分析技術でリスキリング支援、
1月25日・26日実施 ~

公開日:2023年12月11日

ニュースリリース

パーソルテンプスタッフ株式会社

総合人材サービスのパーソルグループで人材派遣・アウトソーシング事業を手掛けるパーソルテンプスタッフ株式会社(本社: 東京都渋谷区、代表取締役社長: 木村 和成、以下パーソルテンプスタッフ)は、「化学分析総合講座」をテーマとし、無機・有機、さまざまな化学分析機器について学べる無料ウェビナーを2024125日(木)・26日(金)に開催します。

このウェビナーは、当社登録スタッフで、ものづくりの現場で役立つ分析機器の基礎知識、原理や特徴について関心をお持ちの皆さまに参加いただけます。

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背景

近年さまざまな高機能素材(紙・繊維・プラスチック・ガラス・金属などの産業用素材)の開発が進んでいます。この開発過程で、分子・原子といった微細構造の解析や非破壊分析などより直接的な分析技術が求められ、その先進的な分析には、基盤となるデータ取得を可能にする分析機器の開発が不可欠です。

一方で分析業務の特徴の一つとして、人的なエラーを排除するための自動化が急速に進み、機器の操作自体はとても簡便になってきています。

パーソルテンプスタッフ研究開発事業本部では、最新の分析法にいたる幅広い分析の担い手を企業へ派遣しており、研究技術職の派遣スタッフが、派遣先企業で初めて目にする最新機器の分析業務を担うことも珍しくありません。

従来、派遣先企業のOJT教育により分析機器の基礎知識や取り扱いを習得していますが、広く分析原理や機器に応じた技術の理解促進を図ることで研究技術職のリスキリングや派遣先企業の分析品質の向上につながると考えています。

ウェビナーの概要

今回のウェビナーでは、「化学分析総合講座」というテーマで、世界的な高機能素材メーカー“TORAY”を分析技術で支える株式会社東レリサーチセンターの講師をお招きし、定番の分析手法に加え近年開発が進んだ分析手法や機器の特徴をお話いただきます。

講師が、6つの分析分野で扱う、使用頻度の高い分析機器の原理を概説し、分析手法の適応例を示すことで、受講者は各分析分野の特徴を習得し日々の業務に役立てるだけでなく、新たに分析分野へチャレンジすることが可能となります。

タイトル

「化学分析総合講座」

日時

2024年125日(木)13:0016:00
2024年126日(金)13:0016:00
2日間別内容、単日参加・部分参加可、出入り自由

内容

125日(木)
・形態観察顕微鏡(SEM/EPMATEM/AEMSTEMなど)
形態観察に使用される機器の原理と特徴を概説

・表面分析(SIMSRBSXPSESCAなど)
試料の表面に現れる微細構造を検出する機器の原理と特徴を概説

・構造化学解析(IR、ラマン、NMRなど)
試料中にある分子や原子結合の状態を非侵襲で検出する機器の原理と特徴を概説

126日(金)
・材料物性評価(熱分析、力学物性分析、粘度、粘弾性など)
製品に用いる素材の強度や耐熱性を評価する機器の原理と特徴を概説

・有機分析(構造解析系分析: IRNMRMSなど)
有機試料中にある分子や原子結合の状態を検出する機器の原理と特徴を概説

・無機分析(XRFICICP-MSなど)
無機試料中にある分子や原子結合の状態を検出する機器の原理と特徴を解説

対象

当社登録スタッフかつものづくりの現場で役立つ分析機器の基礎知識、原理や特徴について関心のある方

参加費

無料

形式

ウェビナー(Zoom

定員

500名 ※定員を超えた場合は抽選になります

申し込み

https://www.tempstaff.co.jp/kmenu52/news/event/20231117_setumeikai_kagakusougou.html

申し込み期限: 2024112日(金)18:00まで
抽選結果につきましては、応募締切後に個別にご連絡させていただきます

登壇者の紹介

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株式会社東レリサーチセンター
取締役 研究部門 副部門長
氏名 山根 常幸 氏

1986年から東レリサーチセンター(TRC)で一貫して先端材料の受託分析業務に携わり、その過程で、1999年博士号(工学)を取得。材料物性研究部長、有機分析化学研究部長として分析実務の管理業務に従事した後、技術開発企画部長として全社の技術開発マネジメント業務を経て、現在、技術・特許調査研究部長として知的財産の管理・活用を担当。TRCが掲げる基本理念「高度な技術で社会に貢献する」実現のため、常に新しい装置や分析技術の導入、高度な技術と知識を持つ人材の育成に取り組んでいる。

パーソルテンプスタッフはこのような取り組みを通じて、専門的な外部機関との連携により、不足する研究開発の分析人材を育成するとともに、人材面から産業界へ開発技術の発展に貢献します。

<本ウェビナーに関するお問い合わせ先>
パーソルテンプスタッフ株式会社
研究開発事業本部 R&D戦略推進室 服部
MAIL: pts-persol_rdtech@tempstaff.co.jp
TEL: 0120-643-102(受付電話窓口は研究開発梅田オフィスとなります)

パーソルテンプスタッフ株式会社についてhttps://www.tempstaff.co.jp/

パーソルテンプスタッフ株式会社は、人材派遣、ビジネス プロセス アウトソーシング、官公庁受託事業などのサービスを提供しています。20177月より、テンプスタッフ株式会社からパーソルテンプスタッフ株式会社へ社名変更。パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、グループの総力をあげて、労働・雇用の課題解決を通じ、持続可能な社会の実現に貢献していきます。

【報道機関からのお問い合わせ先】
パーソルテンプスタッフ株式会社 ブランドコミュニケーション室 松坂・木澤
TEL:03-4221-3520 MAIL:pts-pr@tempstaff.co.jp

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あらかじめご了承ください。