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研究開発のお仕事をお探しの方

[研究開発] ポスドクの就職ノウハウ

[研究開発] ポスドクの就職ノウハウ

「だからテンプR&D」 ポスドクのための就労支援

  • キャリアビジョンを明確にするサポートを行います

  • 職務経歴書の指導や面接練習が充実結果が出せます

  • ポスドク就職支援の経験が豊富なカウンセラーが多数います

ご自身のキャリア、5年後は見えていますか?

  • アカデミアで基礎研究に従事し続けるのもいいけれど、それだけじゃないような気がする・・・。

  • 結婚などでライフバランスが大きく変わり、安定したポジションを探したい・・・。

  • 研究職をどのような形であっても続けたいが、なかなかうまく行かない・・・。

このように感じたことのある方、ぜひともご相談ください。

研究者のキャリアは多様化してきています。
学術サポート、特許、知財、治験、編集、サイエンスライター・・・。多様化したからこそ、ただ安定した職で働くことがゴールと考えるのではなく、ご自身が「どういうキャリアを積みたい」と思うかが重要になります。

テンプR&Dでは仕事紹介と平行して、キャリアカウンセリングを行っています。すぐに転職したいという方だけでなく、過去を振返り将来を考えるために、相談される方も多くいらっしゃいます。
もちろん、就職活動に必要な職務経歴書の書き方や、面接練習なども充実していますので、目標が決まれば、最短で結果が出せるように全面的に支援します。

就職活動は新しい「研究テーマ」です。時には細分化して分析し、時には俯瞰的に全体を見つめなおす作業は皆さんを一回り成長させると思います。一人で考え込まずにご連絡ください。お待ちしてます。

キャリアシード診断

テンプR&Dでは研究者向けの自己分析診断ツールを独自に開発し、就職を考える前に自分の本当の価値(強み・弱み)、真の欲求を明確にします。キャリアシード診断後に、ご希望に沿った就職活動を支援しています。

企業とポスドクの間にある問題を解決し、両者のニーズのベストマッチングを行います!

VOICE! ポスドク就労成功例

  • 01.理学博士、創薬研究へ。

    Tさん(ポスドク/理学博士/医療機器メーカー 開発部門)

    • 就職した今の気持を率直に教えてください

      私の場合は、転職活動に苦戦して、派遣という雇用形態で企業経験を積むことに決めたのですが、派遣で経験を積む・・・始めは懐疑的でした。 私は自分の年齢を考えて、どんな職でも良いからすぐにでも正社員として安定な身分に落ち着きたい、という気持ちが強くありました。しかし、実際は企業経験のある人のみを対象とした求人ばかりなので、まずは会社というものを体験しておくという点で、派遣という選択は良かったのではないかと感じています。

    • 企業で働くことについてどのように思いましたか?

      実際企業に勤めて感じたことは アカデミックよりも企業は会社全体が一丸となって良いものを創り出していこう、という気風が強いという事です。これは決して個人の能力を評価しないという訳ではなく、各人の能力の総和を持って行うのが企業型の研究であり、個人の能力は強い推進力として評価され得るということです。結果を出す人、努力する人を派遣社員だからといって企業は放っておかないですし、その見返りはプロジェクトのより中核的な領域への参加という形で支払われます。

      企業側からは派遣契約とはいえ、ポスドクまでこなした一人前の研究者として受け入れてくれました。もちろん機密保持に起因するさまざまな制約はありますが、自らの裁量に任される範囲は意外と広かったと思います。

    • これから就職を考えているポスドクの皆さんにアドバイスをお願いします

      ポスドクでいたことが全て役立っていると言っても過言ではないと思います。
      企業は新しい知識に対して貪欲です。大学または研究所という最先端の研究を行う機関の中で培った独自の知識、経験、技術は新鮮な驚きとともに受け入れられています。
      今は自分の得意とする仕事に専念できる上、その結果や業績を社員の方々と共に喜び合えるところに満足しています。

  • 02. 医学博士、製薬管理者へ

    Fさん(ポスドク/医学博士/化粧品OEMメーカー 品質管理部門)

    • 就職した今の気持を率直に教えてください

      入社して最初の頃は大学を離れた寂寥感もあり「仕事は仕事。給料がもらえればそれでいい」なんて自分に言い聞かせていました。

      でも、最近は仕事が好きになり、会社が好きになってきました。管理者としての自覚と責任も出てきて、自分の仕事を全うしたいと思うようになりました。

      私の勤務先は大企業ではないので製造管理、品質管理から学術までと対応範囲が広く、また現場の社員が休むと作業の手伝いもしなければなりませんし、事務所に人がいなければ電話対応もしなければなりません。

      いわゆる"なんでも屋"であることが要求されます。しかし、そういった所はポスドクに共通するのではないかと思っています。

    • 企業で働くことについてどのように思いましたか?

      私のポジションは製造管理者なので、現場での作業が確実に行われているかを管理して書類に目を通し押印すること、不備があれば現場へ赴き現状を調べる、改良して現場に指図することが仕事です。しかし、アカデミック経験者という事で学術の仕事も任されるため、和文英文を問わず大量の論文、薬事新聞など毎日読まなければなりません。

      そして月に一回くらい学会やシンポジウムに出席して報告書を提出します。

      研究委託している大学や研究機関に行ってデータを管理し、研究の方向付けや投稿についてディスカッションしにいくこともあります。

      多くの人と関わらなくてはいけませんが、自分がいないと業務が進まないと思うと、今は業務を管理する仕事に楽しさを感じています。

    • これから就職を考えているポスドクの皆さんにアドバイスをお願いします

      管理職で一番大切なのはヒューマニズムだと感じています。

      個人的な意見では、博士号というものは人間性も認められてはじめて授与されるものと考えています。

      そういった意味で社会はポスドクの活躍を期待していると思いますので現状維持にしがみつくことなく冒険に旅立ってみても良いのではと思います。

  • 03. 理学博士、テクニカルサポートへ

    Aさん(ポスドク/理学博士/受託分析会社 化学分析チーム)

    • 就職した今の気持を率直に教えてください

      転職した今でも、"研究したい"と時々強く感じることはあります(笑)。

      やはり研究の「達成感」は、企業で働いたときのものとは違いますので・・。

      しかしながら、精神的、時間的、給与的には安定感を実感できるため、自分の時間に関しての充実感は、今の方が強く感じられると思います。

    • 企業で働くことについてどのように思いましたか?

      自分一人の力で、というよりは、業務を分担し効率良く運営している感じがします。
      チームで仕事をしているので、個人の責任感や使命感は日々強く感じることが多いです。

      効率という意味では良くできている感じがしますし、そのように、業務を分担して会社を形成する「組織に属した人」に対しては、福利厚生を含めて大切にされている感じがします。

    • これから就職を考えているポスドクの皆さんにアドバイスをお願いします

      私の場合、転職先を決める時にやりたい仕事にこだわって探すのではなく、自分の持っているものを必要としてくれるところを探す、というのが一番のポイントでした。

      それは、ポスドクは、企業経験がないということで、なかなか経験を評価してもらえないからです。

      仕事内容よりも、正社員という条件にこだわりましたので、今後は企業経験というステップを踏んで、他の仕事も視野に入れていくかもしれませんが、とにかく「自分が今何を一番重視しているか」を明確にして転職活動に望むのが一番重要だと思います。

博士の底力

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  • 論理的思考力とは?

    「これまでアカデミアの基礎研究に従事してまいりました。学術論文を読み必要な情報を収集し、自律的に業務を遂行してまいりましたので、論理的思考を身に付け、実践してまいりました。この経験を活かし、貴社の発展に貢献していきたいと考えております。」

    こんな感じの文章を書く人って結構いらっしゃるんです。一見いい感じそうに見えるんです。しかしながら、「論理的思考」をアピールしても、アピールにはなりません。なぜでしょう????

    ・・・・当たり前だからです。博士号を持っているなら、論理的思考が出来て「当たり前」研究を通じて必要な情報を収集するのも当たり前ですし、学会発表するのも当たり前。当たり前のことを強調すると、面接の担当者に「他にアピールすることがないのか?」と思われる可能性があります。

    ここまで理解したら次のステップです。企業は、博士人材が何を持っていったら「当たり前の能力」とみなし何を持っていたら「いいねぇ、会ってみたいなぁ」と思うのでしょうか。

    その答えの一つ、「ないと思われるものを持っている」という「意外性」は大切な要素です。「研究者はコミュニケーションがとれないと思ったけれど、この人はそうではなさそう」とか「自分の研究以外にも興味を持っていそうだ。未経験の業務だけどやる気を感じるし、どんどんチャレンジしてくれそうだ」とか結局は、そんなフィーリングを刺激できるかどうかだったりします。研究してきたのだから、研究のアピールをする。という当たり前から抜け出す、「論理的思考」をアピールすることをやめる、その意識を変えるだけで、あなたの文章にキラリと光るものが見える様になります。博士課程まで進んだのだから(その時点でみんなと同じ方向ではないのだから)せっかくなので、自分らしいアピールをしようじゃありませんか。それが結果として、企業にとっても自分自身にとってもハッピーな結果になるんではないかしら?と思う今日この頃でございます。

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