2023年に新卒としてテンプスタッフに入社した浦。5月から実施される3カ月間の営業研修を、彼女は楽しみながら受けていました。

浦:営業は大変だってよく聞きますけど、私は大学生の時にアパレルブランドのショップで働いていたので、営業は好きだったんですよね。

スタッフマーケティング部
オンラインマーケティング第一室
浦 愛梨

ただ、浦の働いていたアパレルブランドはあまりメジャーではなかったようで、それなりに苦労があったといいます。

浦:とにかく知名度がなかったので、お客様が1人しか来ない日もあるぐらいでした。だから、自分たちが動かないと売り上げが立たないんです。色々と頭を使いましたね。

知名度がないからこそ、フラっと入ってきたお客様のことを考え抜くクセが身についていった浦。

浦:まず挨拶をしたら、その時の反応によって接客を変えていきました。他にも、タイミングを見計らって適切な声掛けをしたり、距離感を意識したりして。来店されたお客様一人ひとりのことを真剣に考えて、ベストな対応をするようにしていました。

さらに、接客だけでなく「集客」に関しても知恵を絞っていたようです。

浦:SNSもアルバイトスタッフが運用していたので、毎日のように写真を撮ってはインスタにあげたりストーリーにあげたりと地道なことをやっていました。そうしたら、徐々に売り上げを伸ばすこともできたんです。すごくやりがいがあるアルバイトでしたね。

その後、就職活動に臨んだ浦は、テンプスタッフを選ぶことになります。

浦:私は愛媛出身なんですけど、地域の過疎化に課題を感じていて大学でも研究していました。それで、「働き方」とか「仕事」に繋がる人材系のビジネスに興味を持ったんです。何社か人材系企業のオフィス訪問をした時に、テンプスタッフは営業の方が親身に声を掛けてくださって「雰囲気がいいな」と感じて選びました。

そうして入社し、最初の営業研修を楽しんでいたというわけです。

浦:実践として飛び込み営業もしたんですけど、初めは全然お話を聞いてもらえなかったりして上手くいきませんでした。でも、先輩にもフォローしてもらいながら段々と営業先でお客様と会話ができるようになっていくと、「やっぱり面白いな」と感じましたね。

営業現場の雰囲気もまた、浦が気に入っているポイントでした。

浦:営業オフィスも活気がありましたし、同期同士でも励まし合いながらやっていたのも良かったです。「部屋を借りてロープレ大会しよう」とか言いながら、みんなで楽しくやっていました。

しかし、営業研修を終えた浦が配属されたのは、「Webサイトの運用」を行う部署だったのです。

浦:驚きましたね。なんでだろう、って思いました。

しかし、浦がマーケティング部門に配属されるのには理由がありました。

浦:大学時代にコロナの影響で「文化祭をオンラインでやろう」という動きがあって。私は実行委員長として、専用のサイトを立ち上げたり、外注先と折衝したりと動いていたので、その辺りも加味されたのかなと。

研修で過ごした営業部門から間接部門へと場所を移した浦でしたが、少なからず戸惑いもあったようです。

浦:マーケ部門は、なんというか“プロ集団”みたいな感じで、営業オフィスとは空気感が違いましたね。静かに黙々と集中して仕事をしている雰囲気で、ちょっと話し掛けにくさもあったりして……

そんなある日、配属先に着任したばかりの浦は、本部長に挨拶することになりました。

浦:本部長から「こちらの部署に来てみてどう?」と聞かれたんですけど……

あろうことか浦は、「すごく活気がないですね」と答えてしまったのです。

浦:「雰囲気が全然違う」とか「静かで落ち着いている」というようなことを言いたかったんですけど、完全にミスしました。その場の空気が固まってしまいましたね……。

配属先の挨拶では失言してしまった浦でしたが、部署内で気まずい思いをするわけでもなく、業務では活発に動き続けます。

浦:1年目はとにかく研修を受けて、ひたすらアウトプットするということをずっとやっていきました。会社が提供している研修はものすごい数があるんですが、ひたすら学んで皆にどんどん共有して、という感じです。

大量のインプットとアウトプットを繰り返しながら成長していった浦は、優秀な新人に与えられる『ルーキー賞』を取るほど評価されることに。

浦:先輩方がすごく経験のある方ばかりなので、「早く追いつきたい」「自分も何か役に立ちたい」みたいな気持ちが強かったですね。それぞれの先輩の優れている部分を見つけては、「この先輩のこの部分を真似しよう」ということを繰り返して、とにかく吸収していきました。

2026年の今はもう4年目になる浦ですが、Web周りの様々なことを考える日々を過ごしています。

浦:テンプスタッフの公式Webサイトで日々情報を更新してアップする運用をしています。Webサイトの中で「どういった見せ方をすればスタッフの皆さんに分かりやすく情報が届くだろう」と考えては改善して、考えては改善しての繰り返しです。

浦:具体的な例としては、「検索結果一覧画面を1回見た方」がどう動いているのか、「お気に入り登録をしていない方」がどう動いているのか、などかなり細かく分析して、「どこで迷われているのか」を見極めて分かりやすくする施策を打つ、といったことをしています。

Web上で派遣スタッフが迷ってしまうことがないように、自分にできることはないか浦は考えているのでした。

浦:Webなので、使ってくださっている方の顔こそ見えないのですが、私としては大学生時代のアパレルでの接客と同じだと考えています。訪問してくださった方一人ひとりのことを想いながら、最適なものを提案できるような動きを続けていきたいですね。

そんな浦に、「仕事で大切にしていること」は何なのか、聞いてみました。

浦:大学で研究している時から思っていましたけど、そもそも派遣という働き方は、時短で働けたりとか、経験を積んでキャリアアップに繋げられたりとか、メリットが多いと思うんです。ミドル・シニアの方でも働くことへの幅が広がりますし。

ただ一方で、どうしても世の中にはネガティブなイメージがあって偏見を持たれている部分もある。そういったところを払拭したいっていう気持ちが強くあります。

ですので、Webサイトを通じて多くの方に派遣の魅力を知ってもらえるようなコンテンツを作っていきたい。そして、「こんな働き方もあるのか」と働き方の選択肢に気づくきっかけを提供できたらいいなと思いながら仕事をしています。

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