今回は、パーソルテンプスタッフ株式会社が2025年2月8日(土)に東京宝塚劇場で開催した『パーソルテンプスタッフ感謝の集い』というイベントについてレポートいたします。
宝塚歌劇を貸し切って就業中スタッフの皆さまをご招待する本イベントは、実は6年前から開催しています。今回は兵庫・宝塚と東京・有楽町での2回で、合計4,500名の皆さまをご招待しました。
この『感謝の集い』がどのような内容だったのか、そもそもどういった思いで企画されたのか、当日の様子を振り返りながら詳しく見ていきましょう。
イベントの概要
パーソルテンプスタッフの就業中のスタッフを対象として、兵庫県の宝塚市にある「宝塚大劇場」と東京の有楽町にある「東京宝塚劇場」で開催される貸切公演に抽選でご招待しました。今回は東京での様子をお伝えしていきます。

14:30開場
土曜日の14:30、当選チケットを持ったスタッフの皆さまやお連れさまが開場と同時に入場されました。なお、お申し込みの際には「おひとりさまコース」と「ペアコース」をお選びいただきました。

入口では、東京宝塚劇場の方がチケットの確認と読み込みをし、その後ろでパーソルテンプスタッフの社員がプレゼントを配りました。
プレゼントは、パーソルグループ特例子会社・パーソルダイバース株式会社の社員が1つ1つ心を込めて作った、猫の形のかわいいクッキーです。

クッキーを手に取って中に進んでいくと、天井から吊り下がる大きなシャンデリアが目に飛び込んできます。思わず「わあ!」と声を上げている方や、記念写真を撮る方がたくさんいらっしゃいました。

15:30観劇スタート
いよいよ始まる直前、劇場内を見渡すと客席はビッシリと埋め尽くされていました。収容人数2,079名を誇る東京宝塚劇場が満席です。

冒頭でパーソルテンプスタッフ株式会社のスタッフィング企画本部・本部長である後藤から挨拶があった後、いよいよ開幕となりました。

◆第1部『ゴールデン・リバティ』
列車強盗の男と、秘密の責務を負いアメリカを訪れた女が出会い、迫る危機に共に立ち向かう中で次第に惹かれ合う姿を描く、鳳月杏と天紫珠李の新トップコンビを中心とした月組が挑む、クリフハンガー・スタイルのミュージカル活劇。
◆第2部『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』-IN THE MOONLIGHT-
風の時代に飛翔する「PHOENIX(フェニックス・鳳凰)」をテーマとした、絢爛豪華で異国情緒あふれるレヴュー作品。
30分の休憩も挟みながら、圧巻の3時間でした。ご来場の皆さまは、じっくりと堪能されていたようです。

©宝塚歌劇団 ※写真はイメージです
このイベントを、なぜ企画したのか
このイベントを企画した1人が、スタッフエンゲージメント室の安形です。

スタッフエンゲージメント室 安形
そこで安形に、どのような思いでこのイベントを企画したのか聞いてみました。
この企画をはじめた意図としては、就業中のスタッフの皆さまに一堂に会していただき、“感謝を伝えるイベントをしたかった”というのが一番の目的です。
また、宝塚は多くのファンに愛されていて、キャストの皆さんが夢に向かって日々努力されている点が魅力です。就業中のスタッフの皆さまには、そのパワーと感動もお伝えできるのではないかと思っていました。
ただ、会場には多くのスタッフの皆さまやお連れさまが集まりますので、準備は正直言って大変です。前回の開催が終わってからすでに動き出していて、毎回、1年がかりでの準備になっています。
ご招待する方への連絡やキャンセルが出た場合の再抽選。それから当日のプレゼントの企画や準備。社内でボランティアを募集したり、当日の運営に関してレクチャーをしたり、当日もやることがいっぱいです。
でも、毎年参加してくださった方から「この機会に家族を連れて来られて良かった」とか「久しぶりに楽しめた」といった声が多く寄せられると、運営の苦労も報われます。なかでも「テンプスタッフで働いていてよかった」と言われるのが一番嬉しいですね。
多くの方から「また観たい!」と好評をいただいておりますので、今後も継続していきたいですし、『温もりのあるイベント』を色々と企画し続けていきたいと思っています。
参加された皆さまの声
終演後、会場から出てきた方に声を掛けさせていただき、この日の感想をお伺いしました。当選したのは就業中のスタッフの方ですが、1人で来る方だけでなく、お子さまや、お友達を連れてきたり、ご夫婦で来たりと、多種多様の方がいらっしゃいました。

お母さま:4歳の娘を連れて、初めて宝塚に来ました。子どもは3人いまして、この子は真ん中の子なんです。
仕事と子育てで毎日忙しくて子どもと向き合う時間も取れなかったので、今回は良い機会になりました。久しぶりに2人きりでお出かけして、日比谷でランチして宝塚を観て、本当にいい息抜きをさせてもらいました。

女性の方:宝塚が大好きで何年も通っていたので、もう大感激です。チケットを買おうとしても取れなかったのですごく嬉しかったです。今日を迎えるまで「あと〇日」「あと〇日」って楽しみにしていました。
男性の方:宝塚は初めてでしたけど、衣装も素晴らしいしエンタメとしてすごく良かったですね。感動しました。

お母さま(左):インフルエンザになってしまって寝込んでいるときに当選ハガキをもらいまして、すごい倍率だったのは知っていたので興奮して逆に熱が下がりました(笑)。今日は娘を連れてきました。
娘さま(右):はじめて宝塚を観ました。女の人の美形が好きなので、ずっと顔を見ていました(笑)。席が前の方だったので、綺麗な肌を拝めて嬉しかったです。

スタッフの方:私は兵庫県の宝塚大劇場まで自腹で観に行くぐらい好きなんです。今回は推している好きな人がいたので、ずっとその人を観ていました(笑)
もともとはそんなに興味はなかったんですけど、妹が好きでつられて観ているうちにハマってしまいました。そんな私が当選するなんて、本当にテンプスタッフの皆さんには感謝しかないです。
お帰りのところ話を聞かせていただいた皆さま、本当にありがとうございました。
そして、劇場から出ていかれる皆さまに対し、「感謝の集い」という名前の通りテンプスタッフの社員が並んでお見送りをしました。その奥には、パーソルホールディングスの代表である和田の姿もありました。

皆さまが楽しそうに過ごされ、笑顔で帰られていく姿がとても印象的なイベントとなりました。
またこうしたイベントが開催された際は、取材してご報告させていただきますので、どうぞお楽しみに!