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好印象を与えるポイント
4月はあたらしい職場で仕事をスタートされる方や、あたらしい方を迎える立場になる方も多いかと思います。
あたらしい人間関係を築く場合も、そうでない場合も、職場の方と関わりを持ちながら仕事を進めるためには「好印象を持ってもらう」ことがとても重要です。
好印象を持ってもらうことで得られるメリットとは何かを知り、職場で活かしていきましょう。
■第一印象のほとんどが見た目
印象の中でも「第一印象」が大事とよく言われます。なぜ第一印象が大事なのでしょうか。
実は第一印象の多くが「見た目」で決まっているからです。これについては、心理学者のアルバート・メラニアンが提唱した「メラビアンの法則」が有名です。
話す表情(視覚情報)・話し方(聴覚情報)・話す言葉(言語情報)の3つが矛盾していた場合、その情報を得るためのの判断基準としてどれが一番影響を与えるかを調べたもので、その調査結果は次のようになりました。
なんと、話す内容よりも、話すときの口調よりも「話す表情や見た目」が半分以上影響を与えていることがわかりました。少し大げさな表現ですが、話す内容が優しくても、怒った表情で話していれば「優しさ」は伝わらない、ということです。
これを踏まえて、好印象を持ってもらうためのポイントをご紹介します。
<笑顔を心がける>
笑顔はポジティブな印象を与える視覚情報です。笑顔で接してくれる人には話しかけやすい、という経験はありませんか。楽しいとき・うれしいとき・共感するときは笑顔を心がけましょう。
<声のトーンは明るく>
小さい声やはっきりしない話し方では、聴覚情報として伝わりにくくなります。聞き手によい印象を持ってもらいたい場合は、相手が聞き取りやすいトーンを意識し、明るい声で話すようにしましょう。
<プラス言葉を使う>
具体的には、感謝を伝えるときには、「すみません」ではなく「ありがとうございます」と言うなどです。
特にお礼を伝えるときは、うれしいという素直な気持ちや表情も加えて伝えるとよいでしょう。
好印象を与えられる人になると、人間関係も円滑になり仕事が進めやすくなるなど、メリットばかりです。
はじめはぎこちなくても練習を重ねることで上達しますので、日々意識してみてくださいね。
■実は自然とやっていた?メラビアンの法則
今回は、2024年5号でご紹介したみんなの掲示板を再掲します。
あたらしい環境・あたらしい仲間と早くなじむために心がけていること
「あいさつ」や「積極的な声かけ」は聴覚情報、「笑顔で接する」は視覚情報です。皆さん、自然とメラビアンの法則を意識していらっしゃったようです。このメラビアンの法則と合わせて、礼儀やマナー、メモを取るなど実行してみると、よりスムーズにあたらしい環境やあたらしい仲間と馴染めるかもしれませんね。ぜひ試してみてください。
◆【Excel】共有で使うファイルを開きっぱなしにできるワザ
共有フォルダ内のファイルを開くとき、後から開いた人が読み取り専用になって編集できなくなってしまうことがあります。ファイルの中身を時間をかけて確認したいけれど、そうなることを避けるために困ることはありませんか。
読み取り専用の状態であればそんな心配をする必要もなくなり、間違ってデータを消してしまったりすることもありません。2023年9号ではクイックアクセスツールバーに「読み取り専用の設定/解除」ボタンの登録をする方法をご紹介しました。
一度設定してしまえば、読み取り専用にしたり、解除(編集できる状態に)したりと、ワンクリックでできるのでとても便利です。(数分で設定できます)
クイックアクセスツールバーに登録をしていないときは、ファイルを新規に開く方法もあります。
もとのファイルがコピーされ、別のファイルとして開かれます。
もとのファイルは開かれないため、他の人は編集することができます。
1. ファイルの上で右クリック→メニューから「新規」を選択する
2. ファイル名の末尾には連番の数字がつき、別のファイルで開かれる
もとのファイル名「サンプル」に「1」がついた「サンプル1」というファイル名になる
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