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なぜ、職場はコミュニケーションを重視するの？

■職場の連携をスムーズにするコミュニケーション

職場で時折耳にする言葉――
「お互いにコミュニケーションをとっていこう」「やはりコミュニケーションは大切」。

なぜ職場ではコミュニケーションが重視されるのでしょうか。それは、仕事する時には必ず”相手”がいるからです。

仕事は、自分一人だけで完結することができません。仕事を回すサイクルの中で生じる電話や接客時のお客さまとのやり取り、上司への相談、同僚たちと交わすちょっとした会話。
それらの機会に、お互いが持つ情報や意思などを伝えあうことがコミュニケーションです。
コミュニケーションは人と人をつなぐ手段であり、職場の連携をスムーズにする潤滑油の役割を果たします。

データエントリーや軽作業など、早く正確に目の前の仕事をこなすことに集中していて、勤務中は殆ど会話する機会がない、という人でも洗い出してみるとコミュニケーションを交わす場面がいろいろ見えてきます。会議の時間やお昼休憩、出退勤時のあいさつや職場内ですれ違いざまに交わすちょっとしたやりとりだって、立派なコミュニケーションです。

■カーリング女子日本代表が教えてくれたこと

2018年、世間がコミュニケーションに注目した出来事がありました。
冬季オリンピックのカーリング女子日本代表が、試合の休憩時間中にイチゴなどを一緒に食べながら会話を交わす「もぐもぐタイム」。
試合中も頻繁に声を掛け合って見事な連携を見せた彼女たちは、カーリング史上初の銅メダルを日本にもたらしました。

その成果も去ることながら、印象的だったのは彼女たち一人ひとりのキラキラした表情です。自分たちもチームも共に輝かせた彼女たちの姿は、コミュニケーションの大切さを教えてくれるお手本だったと思います。

■コミュニケーション能力を磨くほど、職場もあなたも輝きを放つ

コミュニケーションが秘めた、自分も周囲も輝かせる魔法のようなエネルギー。職場内でのコミュニケーションが上手くとれている時、仕事のサイクルがスムーズに回るだけでなく、サイクルの一端を担うあなたご自身の仕事も進めやすくなっています。

コミュニケーション能力を磨けば磨くほど、職場もあなたご自身も、キラキラとした輝きを増していかれることでしょう。

その様子は、宝石が磨かれれば磨かれるほどまばゆい光を放ちだす感じに似ているかもしれません。

川上敬太郎

ワークスタイル研究家／しゅふＪＯＢ総研研究顧問／人材サービスの公益的発展を考える会主宰等。20年に渡り、管理職・役員として複数企業にてマネジメントに従事。NHK「あさイチ」他メディア出演、執筆、コメント多数。4児の父で兼業主夫。

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■まなびカンパネラみんなのアンケート結果発表！

仕事で「自信を持てた」と感じた瞬間やきっかけ（まなびカンパネラ 3号）を伺ったところ、たくさんの方からエピソードを共有していただきました！

いただいたご回答の多くは、褒められたときや認められたとき、任せてもらえたとき、といった、周りや他の人からの評価やフィードバックによって、「自信が持てた」という回答でした。
ご回答いただいた皆さん、ありがとうございました！

今回のコラムはコミュニケーションについてお話ししましたが、一方で、「リモートワークによってコミュニケーションが希薄になってきた…」なんて声も聞こえてきます。

そこで、今回のアンケートは皆さんのリモートワーク状況についてお尋ねします。
たくさんの回答お待ちしております！

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回答は2023年3月15日まで