パーソル テンプスタッフ

繁忙期に備えた、的確なスタッフィングと
人員配置で納期遅延を改善

お客様
業種金融業  社員数500〜1,000人  社歴10〜20年
プロジェクト概要
業務 審査受付・申込内容登録・書類発送業務
時期 2012年導入
BPO対応人数 フルタイム換算77名体制
 

成果

業務改善と委託運用コストを削減
パートスタッフ比率48%で繁閑に対応
  • 課題

    行員の管理工数の逼迫、適正な人員配置が困難による納期遅延

    年々、住宅ローンの申し込みが増加傾向にあり、申請業務が増えていく状況にあった。申込みの書類整理・チェック対応業務においては、派遣社員を活用していたが、業務がブラックボックス化、属人化していた。
    また、派遣社員の業務研修や業務への習熟度管理も計画的に管理できていなかったため、行員の育成・管理工数の負荷がかなり高い状態だった。
    加えて、繁閑期の工数管理が不十分であったため、適正な人員配置ができておらず、住宅ローンの申込み件数が増加したことにより、従来の体制では処理しきれない事態が頻発。業務負担が格段に増した結果、審査期間の長期化により納期遅延が発生し業績にも悪影響を与えかねない状態であった。

    解決ポイント1

    業務の標準化による属人化の解消と適正人員の配置

    属人化していた業務に対して、パーソルテンプスタッフのコンサルタントによるヒアリングを通し、徹底的に業務の棚卸を行った。可視化した業務を再設計し、業務ルールの策定やマニュアル作成などで業務を標準化することにより、属人化を解消することが可能となった。
    そして、業務繁忙・業務進捗に応じた効率的な人員配置が難しいという点に着手し、業務のコアタイムを把握したことで必要な時間帯に必要な人数の配置数が可視化された。業務の標準化によって短時間勤務でも業務に習熟できることが可能となり、パートタイム(短時間)で働くスタッフの割合を増やすことで、繁閑に合わせた体制を構築することが可能になり、無駄なコストをなくすことができた。

    業務プロセスの棚卸と可視化

    解決ポイント2

    スタッフの業務スキル・経験に合わせた担当決めによる繁閑体制強化

    業務の難易度にバラつきがあったため、業務ごとにスタッフの業務スキル・経験を考慮し担当を定め、スタッフの適正配置が可能となった。
    その結果、業務量の繁閑にあわせた期間限定要員をアサインさせることが容易になり体制強化のスケジュールを組み立てることができた。それまで遅れがちだった申込処理の納期を順守するとともに業務量増加に対応できた。

他にも様々なお客様に対応した事例が豊富にございますので、
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