明確な生産性を業務調査で把握、
委託化で人員の適正配置だけでなく
定着率の向上とナレッジの構築まで実現
お客様 |
業種大学
社員数500〜1,000人
社歴20年以上
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プロジェクト概要 |
業務
支払処理、旅費精算処理・事後精算処理、出張報告書処理、人件費処理、謝金処理など
時期
2019年導入
BPO対応人数
4〜6名体制
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成果
職員の負担が軽減しコア業務に専念人員の適正配置によるコスト削減
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課題・背景
あいまいな業務による業務ミスや納期遅延と職員超過勤務にともなうコスト増大研究費予算ごとに4つのチームがあり、それぞれ業務フローが異なり専任職員と派遣スタッフとの業務範囲やルールもあいまいだったため、1人当たりの業務処理量が把握できず、支払いが間に合わない事案が発生。
また、複雑なルールによりミスが多発したため、職員の修正・確認処理のための負担がかかり、業務スケジュールの遅延が慢性化していた。同時に、複数の業務に非効率な工程や慣習による工程が多く残り、体制にも無駄が多く散見された。
また、派遣スタッフの定着率が低く職員は採用面談と採用後の新人教育も対応していたため、職員側の業務もひっ迫し部署全体の業務品質低下だけでなく、超過勤務増加による人件費も増加となっていた。解決ポイント1
業務の可視化と業務プロセスの再構築で最適人員配置パーソルテンプスタッフの大学事務の経験豊富なコンサルタントによる現状業務の調査を実施。
実態を明らかにするためにスタッフへの丁寧なヒアリングを重ね、各種処理業務の業務詳細とともに環境面や他課が対応する前後工程の業務においても分析をおこない、各種問題点を可視化。アウトソーシング導入にあわせて不要な工程やリスクを排除し、最適な業務フローやルールを策定した。
正確な業務量を把握するための工程管理が可能となり、本来必要な工数を割り出すことで、繁閑差の大きい業務においても最適な人員配置が可能となった。解決ポイント2
ナレッジ集約による研修スキーム化で全体コストの削減業務調査による蓄積されたナレッジをツール化し、同時にお問合せのFAQリスト・共有事項リストなどを作成。
お問合せや手続き対応について、アウトソーシングチームのスタッフ全員が共通認識をもって対応できる仕組み作りを実現。属人化を排除し事務ミスを削減したことで対応品質の維持と向上が実現できた。
パーソルテンプスタッフのアウトソーシングチームでは、メンバーへの研修やスキルマップを使用した育成により業務品質の向上とともにメンバーの定着率が上昇した結果、人員交代による品質低下リスクを抑制できた。
また、アウトソーシング化にともなう研修対応はパーソルテンプスタッフで全て対応。職員の超過勤務を削減できたことで、コスト削減だけではなく職員の働く環境改善も実現した。
ソリューション紹介
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