パーソル テンプスタッフ

膨大な業務量増加と
繁閑差が激しい事務業務を
標準化とRPA導入で効率化を実現

お客様
業種製造業(電気機器)  社員数1,000人以上  社歴20年以上
プロジェクト概要
業務 契約内容の確認・必要情報の取得、帳票記入、製品・付属品の受発注、納期管理、納品時の現場支援
時期 2019年導入
BPO対応人数 30名体制
 

成果

業務の集約化・標準化によるコスト削減
RPA/システム化による年間約1,000時間の業務削減
  • 課題・背景

    複雑化した営業事務と新サービス開始による業務量増加

    約30ある営業部では事務機器を営業販売しており、各営業部に数名の営業事務スタッフが所属していた。 営業部の業務範囲は広く、顧客先への訪問や提案、契約手続きから事前調査、受発注管理、専用システムによる納期管理、機器に関する書類作成、設置など数多くの業務に対応していた。
    商品特性上、繁閑差が激しく営業事務員に加えて営業社員も事務業務をおこなうことが多く、業務負荷が大きいため本来おこなう営業活動の時間が確保できていなかった。 加えて、営業部ごとで業務プロセスやルール、帳票などを顧客ごとにカスタマイズしていたため業務が複雑化していたことが課題だった。
    このような状況下に、会社で新サービスを提供することが決まり、売上の向上とともに相当な業務量の増加が見込まれた。営業事務業務の効率化と業務量増加の体制強化のために業務を集約する構想があったが、いち早く進めるには自社社員だけでは対応が難しくアウトソーシングを検討した。

    解決ポイント1

    業務量増加に対応する人員体制の構築と営業事務の集約化・標準化による業務量削減

    パーソルテンプスタッフの提案で、膨大な業務量増加と繁閑差に対応するためにパートスタッフの配置を進めた。 業務のルール・フローの策定、マニュアルの整備、教育研修などをおこなうことで、短時間勤務でも業務に習熟できるような環境を構築。週2日勤務のスタッフや依頼状況によって都度対応するスタッフの配置で繁閑業務に対応することが可能となり、品質を担保しつつ繁閑差にあわせた適切な人員配置が可能となった。
    また、業務プロセスの標準化のため各営業部がカスタマイズしていた顧客ごとの業務内容を集約し分析をおこなった。顧客ごとの差や共通内容を整理して効率的なルールや業務プロセス、帳票などを構築。運用後、定期的に業務プロセスやルールを見直して改善することで1年後に業務量を10%~20%削減することができた。

    解決ポイント2

    品質向上と効率化を目指したRPAの導入

    業務プロセスの標準化後、さらなる品質向上と効率化を目指し、人手で対応していた作業を自動化するためRPAの導入を提案。入力ミスなどのヒューマンエラーを発生させない仕組みを構築した。
    さらに、情報をカスタマイズして個々の顧客向けマニュアルを作成するなど、顧客先の業務仕様、環境に合わせたツールを開発した。
    その結果、年間約1,000時間の工数を削減することができ、加えて入力ミスの激減によりチェック項目およびミス発生後のリカバリ工数が削減され・品質向上とともに納期の短縮を実現した。

ソリューション紹介

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