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トピックス

【ヘルシーワークラボ】ドクターチェリーの 女子力向上! 
こころとからだにうるおいあふれる職業ライフ
その1 花粉症予防

仕事も趣味もグルメも楽しみたい皆さま。つい、仕事に追われるあまり、自分のケアが後回しになっていませんか?お肌や呼吸器から「うるおい」を奪おうと乾燥した空気が吹き付け、風邪や花粉症というダメージを受ける季節になりました。

今月より年間8回に分け、当社の産業医の先生より【こころとからだにうるおいを与える情報】をご案内させていただきます。


初回の今回は、花粉症対策です。つらい花粉症の時期を乗り切ることができるよう、セルフケアを心がけましょう。

1 花粉症の背景

(1)そもそも花粉症とは

花粉症の正体は、身体が花粉を「異物」と認識してしまうために起こる「アレルギー反応」です。花粉症で苦しまないためには、花粉だけではなくアレルギー対策も考える必要があります。

 

(2)原因となる花粉と、飛散時期

 

飛散する花粉飛散する時期
スギ花粉 2〜4月
ヒノキ花粉 4〜5月
イネ科花粉(カモガヤなど) 6〜8月
雑草類花粉(ブタクサ・ヨモギなど) 8〜10月

(3)アレルギー反応とは

朝食を摂取しない、長時間労働に伴う遅い夕食摂取時間といった不規則な食生活や、忙しさのあまり冬でも浴槽に入らずシャワーで済ませるといった生活により身体は冷えてしまいます。冷えを放置すると冷えが身体をむしばみ、交感神経という緊張時に働く神経にスイッチが入ったままとなり心身のバランスが保てなくなります。これは、ストレスのため身体が緊張した状況が続くことと同じです。
その結果、体は非常事態だと誤認してしまい「アレルギー反応」という過剰反応が生じてしまうのです。

 

(4)花粉症の患者数

全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした鼻アレルギー全国疫学調査では、花粉症を有する方は29.8%と30%近く存在していました。近年の過重労働や、高まる業務負荷が背景にあるのではないでしょうか。

2 花粉症対策その1 〜自分でできる予防内服〜

(1)予防内服とは

「アレルギー反応」が起きないように、前もって「抗アレルギー薬」を飲む対策方法が「予防内服」です。
体には、花粉が症状を発生させるスイッチの役割をする部位があります。そのスイッチに覆いをかけることで、花粉がスイッチを押せなくする方法です。

 

(2)予防内服の方法

ドラッグストアなどで「抗アレルギー薬」を購入

花粉の飛散開始時期の1〜2週間前から内服開始!

 

「抗アレルギー薬」を服用してから、体内のスイッチを覆うまで、1〜2週間は要します。
関東の場合2月中旬頃から飛散が始まります。その2週間前である、1月末から2月頭頃から「予防内服」を開始しましょう! 

 

3 花粉症対策その2 〜自分で選べる漢方治療〜

薬は副作用があるから…と言う方もいらっしゃるでしょう。副作用の少ない治療法に、漢方薬があります。ここでは、花粉症に効果的な漢方薬をご紹介します。

名称効能
小青竜湯(ショウセイリュウトウ)

胃腸に負担をかける成分が含まれるため、気になる方は摂取をお控えください

したたり落ちるような鼻水、鼻閉、アレルギー性鼻炎、くしゃみ、喘鳴、咳嗽、アレルギー性結膜炎、流涙、気管支喘息、感冒、気管支炎など
苓甘姜辛夏仁湯(リョウカンキョウミシンゲニントウ) 胃腸虚弱、冷え、薄い水様のたん、気管支炎、気管支ぜんそく、動悸、息切れ、むくみ、嘔気など
柴朴湯(サイボクトウ) 気管支喘息,気管支炎,咳、気分抑制、咽喉、動悸,めまい,嘔気、不安神経症など

 

4 花粉症の季節を楽に過ごせるハーブティ

(1)甜茶

甜茶に含まれる甜茶ポリフェノールには、生体がアレルギー反応を起こすときに体内で合成される「ヒスタミン」という、かゆみやむくみを引き起こす成分の発生を抑える効果があります。したがって、花粉症やぜんそくなどの症状の緩和や改善への効果が期待されています。

 

(2)べにふうき

緑茶の1品種で、アレルギーを抑制する可能性があるメチル化カテキンを豊富に含みます。甜茶と同じく、「ヒスタミン」の体内での発生をする効果があるとされていることから、花粉症やぜんそくを引き起こす「アレルギー反応」を抑制します。

 

(3)ミントティー

ペパーミントを主体としたミントティーにはアズレン誘導体が含まれており、整腸・健胃作用や更年期予防効果があるといわれています。健胃また強い殺菌作用があるため、風邪予防や鼻炎の予防にもなり、その清涼感が鼻に抜けてすっきりさせることから花粉症の症状緩和にも役立ちます。また鎮静作用から、リフレッシュしたいときや頭痛のとき、熟睡したいとき、酔い止め、吐き気止めとしても効果的です。ただし、母乳抑制作用があるため産後の摂取には注意が必要です。 

 

5 女子力向上! ワンポイントアドバイス「ジャーマンカモミール」編

●花粉症対策効果がある ジャーマンカモミール
可憐な花で知られるジャーマンカモミールは、カモミールティの材料ですので、美味しく服用されている読者は多くおいででしょう。

 

(1)花粉症緩和、消炎・沈静・鎮痛効果

このカモミールティにも、花粉症緩和効果があります。カモミールティの蒸気を吸い込むことで、鼻詰りや眼のかゆみ、喉の違和感が緩和されます。更にこのカモミールの香りには鎮静効果があり、イライラや疲労を鎮め、また寝つきがよくなる安眠効果も期待できます。

 

(2)消化機能改善・整腸作用

カモミールに含まれるアズレン誘導体という物質が、胃の粘膜を丈夫にしてくれます。胃部の不快感改善、過敏性腸症候群、便秘解消効果といったように整腸作用があります。

 

(3)平滑筋緊張緩和作用

アズレン誘導体に加えクミンアルデヒド、フラボノイド、コリン、タンニンなどの成分が働き、体内の平滑筋という筋繊維の緊張を緩和し、腹痛や胃痙攣、生理不順や月経痛を和らげる効果があることも知られています。

 

(4)保湿・美肌効果

ジャーマンカモミールには、高い保湿効果や発汗作用、新陳代謝促進効果から美肌効果があります。この保湿効果を活用し、シワシワ・カサカサお肌を、モチモチ・スベスベお肌にする方法は、以下の通り!

 

濃い目に抽出したカモミールティ
乾燥させたジャーマンカモミールの粉末

シャンプー、リンス、入浴剤、化粧水、乳液、ボディーソープなどに
同じくらいの量を入れて使用

<注意>
カモミールはヨモギやブタクサなどと同じキク科に属します。これらに対してアレルギーがある方は、使用は避けてください。

●長時間のお仕事などでご自身のケアが後回しになっている方。こうした自然の恵みを享受するという、自身にご褒美を与える機会を設けることで、自身への「いたわり」や「お手入れ」を心掛けてみてはいかがでしょうか。

 

【利用上の注意】
ここに示されるのは一般的な花粉症対策情報法であるため、必ずしも個々の読者の状況にぴったりと当てはまるものとは限りません。
主治医や、販売会社がある場合にはその企業の開示されている情報をもとに販売先にご相談の上、ご自身でその利用や活用をご判断くださいますようお願いします。

【著者紹介】櫻澤 博文(さくらざわ ひろふみ)

医師、労働衛生コンサルタント。
産業医科大学卒業後、亀田総合病院にて臨床研修修了。
産業医科大学産業生体科学研究所を経た後、京都大学大学院に働きながら通学。社会健康医学修士号や医学博士号も取得。
その後、法科大学院に通いながら世界的経営コンサルタント企業にて“ストレス・マネジメント”体系を練成。
『コンサルタントのコンサルタント』として労務・健康管理の質的向上方法として展開した実績を持つ。

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