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皆さまが、この先のキャリアを長い目で見据えたときに、さまざまな「働き方」の可能性を視野に入れて考えていただけるよう、2018年度の「キャリアのプチまなび」では、派遣から正社員への転職ノウハウを紹介しています。
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ビジネスマナーは何のためにあるの?
自分のためでなく、相手のため
ビジネスマナーは、知らなければ「そんなの知っていて当たり前」のようにいわれるし、面倒に思う人も多いのではないでしょうか。では、そんな面倒なビジネスマナーは、何のために存在するのでしょうか?
世の中には背景の異なる多様な人々がいて、さまざまな考え方や感じ方に出合います。そうした人々と接していく中で、新たな発見があり、あたらしいアイデアが生まれることでしょう。仕事を円滑に進めるには、そういう多様な人々とできるだけ良好な関係を築く必要があります。
あいさつから始まる日々のコミュニケーションは、相手を尊重する気持ちや、相手とよい関係を築きたいと思う気持ちの表れです。
でも、ある振る舞いをされたときに、Aさんは「私を尊重してくれている」と思い、Bさんは「私を尊重する気がなさそうだ」と思う。そんな状態では、一人ひとりとよい関係を築こうとするたびにどんな振る舞いをすべきか迷わなくてはなりませんから大変ですよね。
そうならないよう、相手を尊重する気持ちを一定の決まった言動に落とし込んだもの、誰もが「尊重されている」と感じられる振る舞いがビジネスマナーとして確立していきました。
見た目・話し方が第一印象を決める
ビジネスマナーとは「仕事」そのものではありませんが、ビジネスを円滑にするための「潤滑油」だといえます。
人が人と出会って受ける印象は、「見た目」「話し方」「話す内容」によって決まります。中でも重要なのが「見た目」です。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンの研究によると、3つの情報のうち、態度や姿勢、顔つき、服装など「見た目」の影響が55%を占めるとされ、一番大きな割合となっています。声質や音の高低、話すテンポなどの「話し方」は38%で、「話す内容」は残りの7%と続きます。それだけ、身だしなみや表情、話し方が大事なのです。
ビジネスマナーを覚えるのは面倒そうだし、自分が心地よいと感じるだけの言動をした方が、そのときは楽でしょう。でもそうすると、後々ずっと仕事がやりにくくなるかもしれません。
逆に、一度身に付けて実践すれば、初対面の人とでもすぐに良好な関係を築き、円滑に仕事を進められるのが「ビジネスマナーという道具」なのだと考えれば、便利なものだと思えるのではないでしょうか。
仕事にすぐ役立つ!ビジネスマナーのプチまなび&コワザはこちら
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