賢く利用!OA Excel活用術
〜集計表を自動で色付けし、見やすい資料にするワザ〜
条件に合うセルだけに色をつけて、見やすく、ポイントを把握しやすい資料にする!
Excelで作成した集計表などは良く使用されるものの、数字が多くなると細かくて見にくくなってしまうことがあります。そんな時は「条件付き書式」の機能を使って、見やすく、ポイントを把握しやすい表に加工して、特徴をすぐに把握できるようにしましょう。そうすれば、目で追う確認作業が短縮できて、データの見落としも少なくなります!
「条件付き書式」の機能を使って条件に合うセルだけに色をつける
例)目標達成している月に色づけする
営業別売上一覧の中で、短月目標を達成している月をひと目で分かるように色づけします。
「155,000円以上の売上」という条件を満たすセルだけに特定の書式を適用する、「条件付き書式」の機能を活用しましょう。
(1)売上金額が入力されたセルを範囲選択し、「書式」−「条件付き書式」を選択。

(2)「条件付き書式の設定」で「セルの値が」「次の値より大きい」を選択。右端の欄に「155000」と入力し「書式」をクリック。

(3)「セルの書式設定」のダイアログボックスが表示されたら、「パターン」からセルの網かけ色を選択し「OK」をクリック。

(4)条件に合うセルが自動的に色づけされました。

セルの書式設定画面では、セルの色づけだけでなく、フォント(太字・斜字)や文字の色を変えることができるなど、少し工夫するだけで、資料の完成度がグッと上がります。使用目的を確認し、誰が見ても分かりやすい資料作成を心がけましょう! |