その(1)機能の復習、「オートフィル」
データを効率的に入力できる機能です。入力したデータをもとに、マウス操作だけで上下左右の別のセルに、もとのデータをコピーしたり、数式をコピーしたりして、別のセルに計算結果を表示させることができます。
セル番地を使った数式をオートフィルを使ってコピーした場合、コピーされた数式は通常相対参照として正しいセル番地が参照されるので、あとで数式を立て直さなくても、別のセルに正しい計算結果を残すことができます。
※セルの参照方法については「
相対参照・絶対参照」をご覧ください。
その(2)データのコピーしかできないの?
オートフィルでコピーできるのは、文字や数値のデータ、計算式だけではなく、文字の色や罫線、数値データに設定した表示形式など、書式もコピーされます。
また、日付や時刻、日、週、月、干支、曜日、数字を含む文字列など、一定の規則性を持つ連続データであれば、入力したデータをもとに自動的に継続する連続データを入力できる、非常に便利な機能です。
その(3)状況に応じてコピーした状態を変更することができる!
オートフィルを使用したデータのコピーでは、前述のとおり書式もコピーされます。
しかし、コピー先のセルに書式を付けたく無い場合、たった一つの操作だけで、コピーしたデータの状態を変更することもできます。
オートフィルはデータの入力を効率的に行える機能ですので、原理やしくみを覚えると、色々な活用方法やアイデアがわいてきますね。
データ入力で時間を費やしているとお考えの方は、ぜひ基本操作をマスターしてください。
また、オートフィルの基本機能を理解していらっしゃる方は、さまざまな状態変更を理解して、効率良く日ごろの業務に活かしてくださいね!
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