スタッフインタビュー：ネットワークエンジニア　内海さん

あらゆるネットワーク知識とともに、コミュニケーション能力が求められる仕事。

ネットワークエンジニア
内海さん
パーソルクロステクノロジー株式会社

プロフィール: 2000年新卒の正社員として、大手家電量販店に就職。パソコン周辺機器の販売や商品管理などを行う。2004年、パーソルクロステクノロジー（旧パーソルテクノロジースタッフ）が主催するエンジニア育成プログラムに1ヶ月間参加し、大手通信会社でネットワーク運用監視の仕事に携わる。

現在の仕事内容

ネットワークエンジニアとは、企業のコンピューターやネットワーク機器の接続を効率的かつ安全に設計・構築・運用する専門職です。私が今、就いている仕事は、就業先のネットワーク回線を利用している法人のお客さまを対象に、回線トラブルの対応や復旧作業の手配をするネットワーク技術支援業務です。主にお客さまからのお問い合わせ内容を分析・確認・切り分けをし、対応部署へ手配・連絡する仕事です。多い日は1日100件以上のお問い合わせがあるのですが、ネットワークが止まることにより大きなビジネス損失が発生するので、お客さまを待たせないよう迅速に対応できる力が求められる仕事です。現在は、昼夜交代のシフト制ではたらいています。

ネットワークエンジニアに必要な能力

コンピューターシステムの知識、障害時の問題解決技術が必要なことはもちろんですが、同じレベルで必要となってくるのがコミュニケーション能力だと思います。例えば、どこでどのような不具合が起こっているのかを、迅速かつ的確に把握するためには、お客さまから今の状況を上手にヒアリングする能力が必要です。そういった面では、前職の接客業での経験も活かされていると思います。

ネットワークエンジニアの仕事に挑戦する方へのアドバイス

私がこの業界に飛び込んだのは、パソコン周辺機器の販売をしていたとき、ネットワークに興味を持ったことがきっかけでした。当時ネットワークについてはそれほど詳しくなかったので、まずパソコンスクールに通いネットワークの基礎知識を学んだ後、パーソルクロステクノロジー（旧パーソルテクノロジースタッフ）が主催するエンジニア育成プログラムに参加しました。また、この期間で『CCNA（※）』というインターネットに関する技術認定資格も取得しました。経験が浅い方は、こうした資格取得も転職への有効手段になるのではないでしょうか。派遣なら、未経験から挑戦できる仕事も多いので、まずは相談してみるといいと思います。

※CCNAとは…ルータなどのネットワーク機器メーカーであるシスコシステムズが実施する技術者認定の資格。小規模ネットワークに対して、LAN、WANおよびダイヤルアクセスサービスの設置、設定、運営ができる能力の証明となる。ネットワーク業界での認知度も高く、取得者数も急増しており、業界未経験者がネットワークエンジニアとして転職を目指して取得するケースも多い。