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(情報掲載日:2019年3月11日)

いまを勝ち抜く人間力

ためになる格言や優れた名言は、古今東西たくさん伝えられています。そんな中に自分の胸に響く言葉があれば、迷った時、アイデアを出したい時、決断を迫られた時などに、心の支えになり一歩を踏み出しやすくなります。自分の軸や指針となるような座右の銘を、胸の中にしまっておきませんか。

●座右の銘を持つことの意味

「座右」は「身の回り」「座っている場所の傍」、「銘」は「碑や器物などに刻まれる製作者名やいわれ」「注意や警戒の言葉」を指し、「座右の銘」とは、常に心に留めておき、折に触れて思い出しては自分の励ましや戒めとする言葉を意味します。生き方や仕事に対する姿勢・方向性・価値観などのベースにもなるものです。

例えば、自分が直したいと思っている思考の癖や行動習慣に言動が傾いてしまいそうな時の方向修正に座右の銘は役立ちます。「ブレーキをかけたい」「冷静になりたい」といった、立ち止まって考え直したい時には、考え直すための羅針盤になります。「自分を鼓舞したい」「もっと力を発揮したい」といった、前に進みたい時には、気持ちに活力を与えるバネになります。座右の銘は、具体的な行動に移すモチベーションの役割を持つといえます。

また、コミュニケーションツールとしても活用できます。座右の銘を尋ねると、相手の価値観や志向などを知るきっかけになり、自分の座右の銘を語れば、お互いの理解も進みます。座右の銘を選んだ理由や経緯、エピソードも加えて伝えると、いっそう深く知り合うことができます。

●座右の銘の探し方

自分に合った座右の銘を探すために、古くから伝わることわざや故事成語、名言や格言をまとめた本をめくるのは一つの手です。ただ、手当たり次第に探すよりも、自分の周辺から広げたほうが、自分に合ったものが見つけやすくなるといえます。
例えば、自分が気になっている、興味を持っている、という歴史上の人物や著名人から考えてみます。有名人たちは、座右の銘を掲げていたり独自の名言を口にすることが多いため、そういった言葉を伝記やインタビュー記事などから探し出します。
もっと身近な存在に目を向けて探すこともできます。尊敬する上司、親、友人との会話の中に印象深い言葉はありませんか。実在の人物に限らず、架空の人物に広げてみてもよいでしょう。小説、映画、漫画の登場人物の台詞の中に、座右の銘が見つかるかもしれません。

座右の銘を選ぶ際には、強い共鳴、深い理解や納得、生き方への影響、を感じる言葉であるかどうかを基本にします。さらに、「自分の“将来への原動力”になる言葉か」「自分の“心を突き動かす力”があるか」という視点で絞り込みます。特に一つに限定する必要はありませんし、自分の成長に応じて変えてもよいでしょう。

座右の銘を探す過程は、自己認識を深めたり、生き方や考え方を見直すよい機会になります。また、座右の銘の候補となるような言葉には、教えや人生訓、諭しなどが短い言葉に凝縮されているため、素晴らしい言葉の触れる貴重な時間にもなります。

●勇気を与えてくれる言葉

これから何かに挑もうとする時に力になるような、座右の銘の候補となる言葉を紹介します。

「必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ」

安土城を築き、関所撤廃・楽市楽座など革新的な政策を行なった戦国大名、織田信長の言葉です。
この言葉は、苦労や困難なことがあっても一生懸命に頑張って生きていけば、称賛されるような素晴らしい人生を歩めるだろう、という意味です。辛く大変な状況にあっても、やり遂げようという強い気持ちで立ち向えば、その姿、生き方は輝かしいものになります。

「成功は幸福のカギではない。幸福が成功のカギなのだ」

ドイツの医者・神学者で、ノーベル平和賞受賞者でもある、アルベルト・シュバイツァーの言葉です。
この言葉は、「成功」すれば「幸福」になるのではなく、「幸福」を感じることから「成功」は引き寄せられるため、充実した気持ちで取り組めばうまくいく、という意味です。心地よさ喜びを大切にすれば、結果は自ずとついてきます。

「自分の本当にやりたいことをしなさい。何をしたって他人は文句を言うのだから」

アメリカの32代大統領フランクリン・ルーズベルトの妻で、政治家、文筆家でもあるエレノア・ルーズベルトの言葉です。
この言葉は、周囲の目を気にせずに自分の心のままに感じたことをするべきだ、という意味です。自分自身の考えで判断したほうが、最終的には後悔もなく満足感も高くなります。

●前向きにさせてくれる言葉

何かにつまずいた時に力になるような、座右の銘の候補となる言葉を紹介します。

「すぐれた魂ほど、大きく悩む」

太宰治らと並び、無頼派として戦前戦後時代に活躍した小説家・随筆家、坂口安吾の言葉です。
この言葉は、悩む人ほど、思慮深く、真剣に生きようとしていることの証である、という意味です。悩みごとがあるのは劣っているからではなく、向上心の表れであり、悩みやすい人ほど成長しやすいといえます。

「失敗とは、より良い方法で再挑戦するいい機会である」

アメリカの自動車会社フォード・モーターの創始者であり、モータリゼーションを広めた、ヘンリー・フォードの言葉です。 この言葉は、失敗は、別の優れた方法を見つけ出す源やきっかけになる、という意味です。失敗したらそれで終わってしまうのではなく、それは土台となり、次のヒントや原動力へと結びついていきます。

「青がないときは赤を使えば良い」

キュビズムの創始者として知られる、スペインの芸術家・彫刻家、パブロ・ピカソの言葉です。
この言葉は、「こうしなければいけない」と固執したり囚われたりせずに、柔軟に考えたほうがいい、という意味です。できない理由や状況よりも、できることに目を向けてみれば、変化を起こすことができます。

●気付きを思い出させる言葉

大事にしていることを忘れそうな時に力になるような、座右の銘の候補となる言葉を紹介します。

「初心忘るべからず」

能を大成した、室町時代の猿楽師、世阿弥の言葉です。 この言葉は、初めた頃の決意や思いを常に心に留めておく、という意味です。物事がうまく進んでいても油断せずに、以前の気持ちを思い出して謙虚に臨む姿勢を保つよう心がければ、自分自身が鍛練されて次のステップにも上がっていけます。

「いかにいい仕事をしたかよりも、どれだけ心を込めたかです」

カトリック教会の修道者・伝道師で、ノーベル平和賞受賞者でもある、マザー・テレサの言葉です。
この言葉は、成果や結果を求めるのではなく、自分の情熱や相手への思いやりを持って仕事をすることに意義がある、という意味です。形ばかりを追いかけずに、自分や誰かの思いを受けて行動すると、大きく深い仕事のやりがいが生まれます。

「成功者ではなく、価値ある人間を目指すべき」

相対性理論などを提唱したドイツの理論物理学者で、ノーベル物理学賞受賞でもある、アルベルト・アインシュタインの言葉です。
この言葉は、勝者や成功者といった評価に意味はなく、周囲から求められたり喜ばれたりするように努力すべき、という意味です。肩書きや名誉を目指すよりも、人として大切なことを見失わないように物事に向き合っていけば、生き方に手応えが得られます。

●冷静さを取り戻させる言葉

自分を見失いそうな時に力になるような、座右の銘の候補となる言葉を紹介します。

「自分の欠点を直視し認めることです。ただし欠点に振り回されてはいけません」

視覚や聴覚に障がいを持ちながらも障がい者の教育・福祉に尽くした、アメリカの教育家・社会福祉家である、ヘレン・ケラーの言葉です。
この言葉は、短所をよく見せようとして無理に振る舞ったり隠したりせずに、自分の特徴として受け入れて怖じけず堂々としたほうが物事がうまく進む、という意味です。自分の短所を思い切ってさらけ出せば、周囲からの協力も得やすくなり、他人の短所にもやさしく寛容になれます。

「慢心は人間の最大の敵だ」

イギリスの劇作家、ウィリアム・シェイクスピアの書いた戯曲「マクベス」に登場する言葉です。
この言葉は、奢ったり調子に乗っている時ほど失敗に陥る危険が大きいため、気を引き締めたほうがいい、という意味です。自信過剰になっていないか、天狗になっていないか、と自分を省みる姿勢を忘れないようにすれば、未然にミスや過ちを回避できます。

「速度を上げるばかりが、人生ではない」

非暴力・不服従を提唱した、インドの独立運動の政治指導者、弁護士である、マハトマ・ガンジーの言葉です。
この言葉は、必死に頑張るだけではなく時にはゆっくりする時間も必要で、そこにも学びや大切なものがある、という意味です。ひと呼吸置いたり、回り道をしてみると視点が変わるため、新たな発想や発見にも通じます。

すでに知られている名言や格言だけでなく、新しい言葉は次々と生まれています。その中から、自分の座右の銘を探してみませんか。大切に胸にしまい、時に思い出して意識するように心がけると、決断力や解決力が高まり自己成長にもつながります。

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