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(情報掲載日:2017年2月10日)

いまを勝ち抜く人間力

ビッグデータ・リテラシーを高める

vol.61

「ビッグデータ」という言葉の認知度が、ここ数年高まりをみせています。ビッグデータを使った分析はさまざまな場面で活用されており、身近なところでも多く使われています。ビッグデータを上手に活用するためには、その受け止め方や読み方に少し注意が必要です。今後もますます活用が広がっていくと考えられるビッグデータへの賢い向き合い方をご紹介します。

ビッグデータとは何か

●ビッグデータの基礎知識

ビッグデータというキーワードは、2011年頃から急速に注目され始めました。ビッグデータとは一般的に、通信情報ネットワーク上で収集できる膨大な情報(データ)を指します。インターネットの普及とICT技術の進化によって、各種情報を収集・蓄積・分析する情報処理能力が格段と高まったため、ビッグデータを身近に取り扱えるようになりました。

これまでの情報との違いは、多量性(情報の多さ)、多様性(情報の種類の多さ)、即時性(情報の新しさ)にあります。これらはビッグデータの大きな特徴で、量的にも質的にも優れたデータであることが分かります。利用価値の高いリソースとして、民間企業や大学などの研究機関で活用が進む理由はここにあります。国も、公共交通の運行データや医療機関の利用データなど匿名の公共情報を幅広く民間企業に開放することを自治体に促すなど、新しいビジネス立ち上げ支援や生産性向上のためにビッグデータの利用活用を推進しています。


●ビッグデータによる効果

近年話題になっているAI(人工知能)やIoT(Internet of Things=モノのインターネット)は、ビッグデータによる分析をAIにフィードバックすることで、さらに新たな価値を生み出していくと言われています。総務省の平成28年度版「情報通信白書」によると、AI・IoT・ビッグデータ等の進展により経済成長は加速し、2020年度時点で実質GDPを約33兆円押し上げる効果があると予測されています(※)。

ビッグデータでは、アンケートや実地調査によって集められた数字や言葉のデータのほかに、Web上の画像・音声・通信ログといったものもデータ化し収集することができます。オフィス内PCで作成される文書やEメール、オペレーションデータ、カスタマーデータ、ソーシャルメディアデータなど、複数のデータを連携させれば、商品やサービス開発や改善などの供給面だけではなく、顧客のニーズを発見し新たな消費を促すという需要面にも寄与すると考えられます。また、膨大なデータを高速処理し、可視化することで業務効率のアップにもつながります。

※:総務省「平成28年版 情報通信白書のポイント」http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/na000000.html


活用が進むビッグデータ

●活用のメリット

ビッグデータ活用のメリットは、大きく3つあります。1つめは、膨大なデータ量に基づいた客観性です。例えば、業務経験が長くなるにつれ、感覚的な選択や勘による判断を行うケースがあります。こういった業務経験によるバイアスは、時にミスを招くこともあります。そのような時に、ビッグデータは客観的かつ多面的な視点を持つ裏付けとしてひとつの大きなよりどころになります。

2つめは、明解さです。例えば、「このような感じ」「このようなイメージ」などと抽象的に捉えていた現象や状態を、具体的なキーワードや数値で細かく分類することで、傾向や方向性が把握しやすくなり、建設的な思考の助けになります。膨大なデータ量を元に、抽象的な現象や状態がデータに変換され具体的に示されると、納得性、説得性も増します。

3つめは、情報の鮮度です。例えば、アンケートを実施するには、配布、回収、分析といった工程に時間を要しますが、必要な情報をデータとして常に収集・蓄積しておけば、すぐに抽出してリアルタイムで分析、活用することができます。変化が激しく何事にもスピードが要求される昨今では、このことは大きなメリットになります。


●実際の活用事例

ビッグデータは既に広い分野で活用されていますが、インターネットやスマートフォンなどの普及によってデータ収集量が増え、その活用範囲は今後ますます広がっていくと考えられています。活用の具体例は以下のとおりです。


ビッグデータの活用事例
ビッグデータの活用事例


ビッグデータを上手に扱うには


●ビッグデータの上手な読み方

ビッグデータを分析し、その結果を読み解くときにおさえておきたいポイントがいくつかあります。データやその分析結果が持つ特性、傾向をあらかじめ理解して読むことが大切です。

ビッグデータを上手に読むには
ビッグデータを上手に読むには


●ビッグデータの上手な活用法

ビッグデータは、あくまでもその時点での状態を捉えたひとつのデータです。上手に活用するためのポイントをまとめました。


ビッグデータを上手に活用するには
ビッグデータを上手に活用するには

これらの扱い方にも増して、何より大切なスタンスは、ビッグデータの分析結果を元に、対策やアイデアや計画を考え出した後、それを実際に具体的な行動に移すことです。ビッグデータの特性をふまえて上手に仕事に取り入れ、新たな行動を起こしてみませんか。

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