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(情報掲載日:2013年4月22日)

いまを勝ち抜く人間力

自分でできる「ストレスマネジメント術」

VOL.16

ビジネスパーソンには各種のストレスがつきものです。ストレスは適度であれば、よい刺激になります。そのため、いかにストレスとうまく付き合っていく方法を身に付けるかが大切です。ストレス耐性を高めるために、自分でできるストレスコントロール法をご紹介します。

ストレスとは?

●ストレスには2種類ある

ストレスは、大きく「ライフイベント」と「デイリーハッスル」の2種類に分けることができます。

ライフイベントは、肉親や配偶者の死、結婚、離婚など、人生の節目や転機などで起きる大きなストレスです。こうしたライフイベントで感じるストレスは、誰でも自分がストレスを感じていることを実感するでしょう。
一方、デイリーハッスルは、日常的に起きるストレスです。ライフイベントに比べ気づきにくく、それをストレスと感じないことがあります。知らない間にストレスをためてしまう状態になっている可能性があるため、注意が必要です。


●適度なストレスはよい刺激につながる

ビジネスパーソンの場合、パフォーマンスを上げ仕事の生産性を高めていくには、日々積み重なっていくデイリーハッスルによるストレスへどう対応するか考えることが重要です。日常的な仕事で生じるストレスを避けることは難しいですが、うまく付き合っていくことで、それはよい刺激となっていきます。自分でコントロールできている感じを持てれば、仕事をしていく上でのパワーにもなります。適度なストレスは非常に重要であり、むしろ必要なものと言えるでしょう。
例えば、スポーツ選手は一流になればなるほど、自らプレッシャーをかけ、ストレスを故意に増やしていくと言います。パフォーマンスを向上させるために、越えなければならないハードルを少しずつ高くして、故意にストレスとなる状態を作っていく必要があるからです。
そのような意味からも、「ストレスマネジメント術」が重要になってきます。

自分でできる「ストレスマネジメント術」

●ストレスの原因となる「刺激」への対応

では、日々の仕事をしていく上で起こるストレスに対して、どのように対応していけばいいのでしょうか。基本的な対応方法は、原因となる「刺激」を認識し、以下のような対応を心がけることです。


①冷静に考え、多角的に捉える

ストレスの原因となる刺激を受けると、人はどうしても感情的になりがちです。ですから、何かを言われてカッとなったり落ち込む前に、「ここで感情的になるのは得策か?」という冷静な問い掛けを自分自身にしてみましょう。一呼吸置いて、冷静に状況を考えていくことにより、感情の高ぶりが収まってきます。そうすると、また違った感情が湧き起こり、いろいろな考えも出てきます。
このように事態を冷静に見たり、捉えることを習慣化すれば、過敏な反応も少なくなってきます。物事を多角的に捉えることができるようになり、その結果、ストレスを軽減させていくことができます。


②建設的なコミュニケーションを取る

職場においてストレスを引き起こす大きな要因に、対人関係の問題があります。例えば、特定の人と話をする時にストレスを感じるようなこともあるでしょう。その場合にも建設的なコミュニケーションを取るようにしましょう。そのためには、まず相手を理解することです。相手の言うことに関心を示し、相手との"心の距離"を縮めていくことです。その上で、自分の思うことを感情的ではない表現によって伝えることが大切です。
それには、「DESC話法」と呼ばれる方法が効果的です。「DESC」とは、「Describe」(事実を説明する)、「Express」(自分の意見や意思を伝える)、「Suggest」(提案・お願いをする)「consequence」(結果を示唆する)」という4つのステップの頭文字を取ったものです。以下に、DESC話法を使った例を示しておきます。


【DESC話法の例】

<ストレスの状況>

重要な決定をしなければならない会議なのになかなか議論が終わらず、まとめに入ることができない状態が続き、皆がイライラしている。話し合いは長時間に及び疲労感が見られる。

<建設的なコミュニケーションのアプローチ>


③勝手な思い込みをしない

職場においては、勝手な思い込みをしないことが重要です。
例えば、「同僚のAさんは自分とは話をしようとしない。それは、自分に敵意を持っているからだ」と客観的な証拠・理由が何もないのに、勝手に相手の心の中を推測してしまい、それがストレスになってしまうケースがあります。
こうした場合、敵意を持っているという思い込みをする前に、Aさんが自分と「話さない」という事実に注目し、問題解決していくことが必要です。もしかしたら、Aさんは話しかければ普通に受け答えするかもしれません。あるいは、自分から声をかけるのが苦手なのかもしれません
相手の気持ちを勝手に読むのではなく、事実や情報を整理し、そこに基づいた判断をしていくことが人間関係を円滑にし、ストレスを軽減していきます。


④ポジティブに考える

ストレスを軽減するために直面している事項に対して考え方を変えることが重要です。
例えば、昇進・昇格で同期に先を越されてしまったような時、がっかりしたりねたんだりというマイナスの感情を前向きに考えることです。「同期の昇進・昇格を受入れ、納得する」という態度・考え方をすることで、精神的な面で非常にプラスとなります。「悔しいけれど、それを引きずってきては何も始まらない。それよりも先に進むことが大切だ」という具合に、ストレスを向上心へと結び付けることを心がけましょう。
ネガティブに捉えがちな事をポジティブに考えるよう心がけることは、ストレスをやる気に変えていくことにつながります。


⑤ストレス要因を事前に取り除く

ストレスが起こることが想定される場合、事前に対応策を講じることが大切です。
例えば、会議室の冷房が効きすぎることが想定される場合、不快な思いをする前に、会議の担当者に冷房を弱めてもらうように頼んだり、厚着をして臨むなど、物理的な対応をすることです。
また、大事なプレゼンテーションがあるような場合には前日にリハーサルを行って不安感を少なくするなど、あらかじめの対応で軽減できるストレスがたくさんあります。


●ストレスタイプ別の対応

ストレスには、陥りやすいパターンがいくつかあります。自分はどんな刺激にストレスを感じやすいのか、どのような考え方の癖があるのかを知ることによって、ストレスマネジメントを効果的に行うことができます。以下に、代表的なストレスパターンの特徴・傾向と、その対応をまとめてみました。


①自己過信型


②自信喪失型


③過去悔恨型


④将来不安型


⑤人間関係誤解型


⑥疲労困憊型

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