メールマガジンの定期配信をご希望のお客さまは以下のボタンからお申込みください。

配信申込⁄停止

(情報掲載日:2013年1月21日)

いまを勝ち抜く人間力

「チャンス」をつかみ取る方法・コツ

VOL.13

先々の状況の見通しが立ちにくい現在にあって、「チャンス」はいつ、どこにあるか分かりません。だからこそ、いかにチャンスを見つけて、つかみ取るかが、ビジネスパーソンにとって重要な課題になってきます。そのためには、ものの見方や考え方を広げ、行動を変えていくことが必要です。そうすることにより、結果的にチャンスをつかめる可能性が高くなるでしょう。チャンスに気づき、つかみ取る方法・コツご紹介します。

どのようにして「チャンス」をつかみ取るか

グローバル化、ネットワーク化が進んだ現在、経営を取り巻く環境は大きく変化し、また変化のスピードも従来とは比較にならないくらいに速くなっています。このような環境下では、ビジネスだけに限らず広い意味で「チャンス」は限りなく広がっており、誰にでもチャンスに出会い、つかみ取れる可能性があります。重要なのは、身の回りに存在するそうしたチャンスに気づき、活かしていくことができるかどうかです。
例えば、同じように優秀であって、また同じように仕事をしていても、数多くチャンスをつかみ取ることのできる人と、そうでない人がいます。その違いは、日頃からの心構えと行動です。チャンスをつかみ取ることのできる人は、それができているから、チャンスが起こるべきして起こっていると言えます。
このような人たちに共通しているのは、常にチャンスが来ることを想定し、普段からそれに備え、チャンスがやってくるように呼び込む行動を続けていることです。そのためにも現状に満足することなく、日頃から変革しようとする意識を持ち、ものの見方を変え、行動を変えていくことです。そして、それを習慣としていくことにより、結果的にチャンスをつかむ可能性が高くなっていくことにつながっていきます。そこで、「チャンス」をつかみ取る方法・コツについて、ご紹介します。

チャンスに「備える」


①「活き活きとした表情」を心がける

チャンスをつかみ取ることができる人の特徴として、チャンスに対して自分自身がいつも備えていることがあります。これは、チャンスを受け止めるための基本的な心構えというべきものです。その中の一つに、「活き活きとした表情」を心がけるということがあります。
チャンスは、往々にして人を介してやってきます。その際、いくら優秀であっても、いつも無愛想で不機嫌そうな表情をしている人に対して、周囲の人たちはチャンスを与えたいと思うでしょうか。また、そういう人に大事な仕事を頼んだり、一緒に働きたいと思うでしょうか。やはり、日頃から表情が活き活きとしている人にチャンスを与えたいと思うのが人情ではないでしょうか。そのためにも、意識して「活き活きとした表情」を心がけることが大切です。
「活き活きとした表情」を作るためには、口角を上げることです。口角は上唇と下唇の左右両方のつなぎ目部分を指し、顔の表情や発音に関わる重要な部分です。この口角を上げると、微笑んだ表情となります。そして、「活き活きとした表情」をすると、本当に嬉しい気持ち、楽しい気持ちになります。そして、そういう気持ちは相手にも伝わり、お互いの関係にも良い影響を与えることでしょう。相手も「活き活きとした表情」をしている人に対しては、何かいいことをしたいと思うようになります。このようにチャンスは「活き活きとした表情」を心がけることによって、やってくることがよくあります。


②「ポジティブ」に物事を考える

山登りをしていてちょうど半分くらいまで登ってきた時に、「まだ半分もあるのか」と考えるか「もう半分しかない」と考えるかで、気持ちに大きな差が出てきます。「まだ半分もあるのか」と考えると、「果たして、頂上までたどり着けるのか」といったネガティブな気持ちになります。それに対して、「もう半分しかない」と考えた場合には、「よし、このまま頑張ろう」とポジティブな気持ちとへとつながります。同じ半分であっても、それをどう捉えるかで全く逆の気持ちとなるわけです。これは登山に限らず、ビジネスでも同じです。スケジュールのタイトな仕事などでは同様に起こる現象です。
つまり、物事には良い面と悪い面の二面があり、見方次第で気持ちのあり方が大きく変わってきます。そこで重要なのは、常に良い面から捉えようとする癖を付けることによって、ポジティブな気持ちでいられるだけでなく、それをチャンスではないかと考えるようになっていくことです。何かあった時、それをポジティブに考える習慣を身に付けることができれば、チャンスに出会う可能性も高くなっていきます。

チャンスを「呼び込む」


①「感情」を表す

チャンスに備えることができるようになったら、次は積極的にチャンスを呼び込む行動を取りましょう。それにはまず、「感情」を表すことを心がけましょう。
IT機器の普及などに伴い、多くのビジネスシーンにおいて直接的な感情の交流が少なくなってきました。パーティーションで区切られた職場には「おはようございます」と声を掛け合うことも少なくなっているようです。近くにいるから話をすればいいのに、メールで済ませることも多いようです。確かにメールは便利ですが、そこに感情の流れはありません。こうした状況が続くと、コミュニケーションがなくなってきます。
それに対して、適切に自分の感情を相手に伝えることをしていくと、相手との壁がなくなり、スムーズな会話ができるようになります。正直な気持ちを伝えてくれたということで、相手もそのように話してくれた相手を知ろう、理解しようということにつながっていくからです。
このように自分の感情を適切に表現することによって、場に感情の交流が生まれ、それまでより居心地が良くなることが少なくありません。また、それがきっかけで、職場環境や人間関係にも良い影響を与えることがよくあります。それが、チャンスを呼び込む可能性を上げていくことにつながります。


②「知ったかぶり」をしない

現代は、知識偏重社会であると言われています。「知っている人が偉い」という風潮です。もちろん知識はないよりも、あったほうがいいでしょう。しかし、ただ単に知っていることを過大評価してはいけません。なぜなら、知っていることと理解していることは、違う次元のことだからです。
何かを質問された時、そのことに深い理解をしているわけではないのに、一般的な知識で「そのことなら知っている」と答えた瞬間に、人の思考は停止してしまい、そこから何も進展しません。それでは、知識があったとしても、自分のモノになりません。自分のモノになっていなければ、それについて書いたり話したりして人に伝えたとしても、説得力は出てきません。自分の知識を過信することによって、それ以上に理解したり、新しいものを生み出したりする可能性を潰すことになってしまうのです。そのような姿勢の人に、周囲の人はそれ以上のことを教えようとしなくなるでしょう。
それに対して、自分の知らないことを認めて、素直に質問してくる人に対しては、仮にそれがどんなに初歩的な質問であっても、聞かれた方としては悪い気はしません。その質問が、本心からの知識欲や興味・関心から出てものであれば、ほとんどの人が丁寧に答えてくれることでしょう。なぜなら、誰でもまっすぐ熱心に聞いてくれる人に対しては、何とか教えてあげたいと思うからです。
このような謙虚な態度や姿勢が、チャンスを呼び込むことにつながっていきます。

チャンスを「見つける」


①「ネットワーク」を作り、育てる

チャンスを呼び込む準備が出来たら、次はチャンスを見つけにいくことです。それには、ネットワークを作り、育てるという働きかけが大切です。
ビジネスパーソンは、さまざまな人間関係の中にいます。そこには思いもよらないチャンスの芽が数多く存在しています。その人間関係をより価値のあるネットワークとしていくためには、普段からの自分自身の努力が必要です。常に問題意識を持ち、周囲に対して自分から積極的にアプローチを行い発言していくことです。その過程で、自分にとって必要となる人がネットワークの中に集まるようになります。
その際に大切なのは、自分自身が今あるのは、周囲の人たちのおかげであり、その人たちに活かされていることを意識することです。そのように意識すると、周囲の人に対する見方が変わり、自分が何をすべきかが分かってきます。行動も違ってくることでしょう。その結果、さらに良い出会いの循環が生まれてきます。
ただし、ネットワークを作ることを目的に人に近づくと、相手に敬遠される場合が少なくありません。ましてや、自分が利益を得るためだけに利用しようと近づくと、二度と付き合ってもらえなくなるでしょう。既に信頼関係が築かれている人間関係であれば、「ギブ・アンド・テイク」ということでそうした行為は成り立つかもしれませんが、初対面やそれほど近しくない間柄では、そのことを意識した途端、ネットワークは形成されなくなるでしょう。なぜなら、「テイク」が少しでも垣間見えると、人は相手への不信感でいっぱいになるからです。
ですから、どうやったら相手の役に立てるかを考えることを第一に置きましょう。相手の関心事や求めていることに応えようとすること、また、それに応えられる情報や人を紹介することを心がけることが、ネットワーク作りにおいては重要なのです。直接的な見返りを期待しないで、相手に対して「ギブ・アンド・テイク」ではなく「ギブ・アンド・ギブ」をしていくことです。そうした行動が相手にチャンスをもたらし、結果的に、自分にももっと大きなチャンスとなってやってくる可能性があります。
そして、このようにしてできたネットワークは、自分が困った時や転機を迎えている時にメンターやアドバイザー、情報提供者となってくれることでしょう。


②チャンスに気づく「洞察力」を持つ

チャンスは人が運んでくることが多いため、人に対する洞察力を持つことが必要です。
それには相手の言っていること、相手の人そのものを理解しなくては先に進めません。その際に重要になるのが傾聴の態度です。
傾聴にはさまざまなレベルがありますが、ただ相手の言っている内容を聴き取るだけでなく、相手の言っている言葉の内面にあるもの、場合によっては相手も気が付いていないことまでも読み取ろうとすることが大切です。それには、相手の発する言葉だけでなく、身振り・手振り、表情や声のトーン・強弱などにも気を気張り、それを見逃さないで相手の話を注意深く聴いていくことです。
そうした傾聴の態度で相手を観察していくことで、チャンスの芽を見つけることができるかもしれないのです。


③「人と違うこと」をする

人は固有な存在であり、一人ひとりが異なる特徴を持っています。他人が言うとおりのこと、他人と同じことをやっているだけであれば、それは自分でなくてもいいわけで、誰かが代わりにやることができます。
チャンスを見つけるには、人からどう見られるのではなく、自分がどうしたいかに注力することです。そこに、多くのエネルギーを注ぐことです。そのためにも自分なりの見方を持ち、あえて人と違うことに取り組んでいくことも大切です。

チャンスを「取りにいく」


①うまくいくまで「やり切る」

困難にぶつかった時でも、自分はやれると信じて前を向いて進むことです。そうした態度・行動を取るために、「セルフ・エフィカシー(自己効力感)」を持つことは極めて有効です。セルフ・エフィカシーとは、何とかやれると思える心の状態であり、それは自分自身に対する信頼感です。自分を信頼できていれば、何かあった時にも確信を持って行動できます。そして、チャンスをつかみ取ることが可能となります。
セルフ・エフィカシーを持つためには、成功体験を積み重ねることです。それは小さな成功体験で構いません。「やってみて、何とかやれた」ということが重なることによって、いつか自分はうまくやれるのだという気持ちを持つことができます。そのためにも、やると決めたことをとにかくやり尽くしてしまうことです。たとえうまくいかなくても絶対にあきらめないことです。


②チャンスを「つなげる」

チャンスをつかむことが出来ても、そこで満足していては、チャンスは単発で終わってしまいます。またいつかやって来るかもしれませんが、連続性が低くなります。だから、チャンスをつかむことができたら、まずはそのチャンスに感謝しましょう。そして、チャンスをつかんだことを自分だけのものにしてしまわないで、人と分かち合うことをしましょう。人と共有することによりチャンスの輪が広がり、チャンスが循環していくことになります。このようにチャンスをつなげていくことができれば、自分自身に幸せに感じることができます。さらに巡り巡って、もっと大きなチャンスをつかみ取ることができるようになるでしょう。

配信申込⁄停止

“旬”なテーマで人材活用やビジネスに関するお役立ち情報をお届けします。メールマガジンの定期配信をお申込みのお客様は左のボタンからお気軽にどうぞ。

このページのトップへ

いまを勝ち抜く人間力 一覧へ