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ダイバーシティ・マネジメント

(情報掲載日:2012年1月23日)

Q「ダイバーシティ」とは、何ですか?
A

「ダイバーシティ」とは、「多様な人材を活かす戦略」のことを指します。ダイバーシティの浸透に大きな役割を果たした日本経済者団体連盟(現、日本経済団体連合会)では、ダイバーシティの概念について、「従来の企業内や社会におけるスタンダードにとらわれず、多様な属性(性別、年齢、国籍など)や価値・発想を取り入れることで、ビジネス環境の変化に迅速かつ柔軟に対応し、企業と個人のしあわせにつなげようとする戦略」と定義しています。

Q「ダイバーシティ」が注目されている背景は?
A

「ダイバーシティ・マネジメント」に最も積極的な取組みをしている国の一つが、米国です。米国は多民族国家であるため、多種多様な人種で構成されています。このような背景から、米国では、公民権法をはじめとした人種差別撤廃に向けた取組みを積極的に行い、雇用面においても機会均等を義務付けています。
「ダイバーシティ」の根底にあるものは、すべての人々に機会均等を提供するべきであるという価値観です。
日本では、企業を取り巻く環境が大きく変化していることが要因の一つと言われています。
これまでの企業の多くは、均質な採用、人材活用を行ってきましたが、少子高齢社会の進展、女性の社会進出、経済のグローバル化、雇用・就労形態の多様化、あるいは価値観の多様化などにより、ワーク・ライフ・バランスの考え方からも、ダイバーシティが企業経営に重要な取組みと位置づけられるようになりました。

Q「ダイバーシティ」を推進することにより、どのようなメリットがあるのでしょうか?
A

「ダイバーシティ」を導入することによって、以下のようなメリットがあると言われています。ここでは、その一部をご紹介します。

●CSRの遵守
女性・高齢者・障がい者を積極的に活用することは、男女雇用均等法、高年齢者雇用安定法、障害者雇用促進法などの各種法令を遵守し、企業の社会的責任を果たすことにつながります。

●有能な人材の確保
働きやすい職場環境を整えることで、企業価値を高めるとともに、有能な人材の確保につながるだけでなく、人材の流出を防止することができます。

●市場ニーズに対応した商品、サービスの提供
消費者に近い商品やサービスを提供している企業が女性や高齢者を積極的に活用し、ユーザー目線に立った商品・サービスを企画提案することで、多様化する市場ニーズに対応することできると期待されています。例えば、自動車や家電に女性(利用者)の視点を取り入れた商品・サービスがヒットしたような事例があります。

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