旧メールマガジン⁄テンプの知恵袋

夏の暑さ対策

様々な工夫で暑さをしのぐ

暑さ対策としてできる工夫をご紹介します。

対策方法 効果
小型扇風機の設置 空間に風の流れを作り、体感温度を下げる
ノートPCの冷却 熱源になる放熱を防ぐ
身体を冷やすグッズの使用 体温を下げる、体感温度を下げる
アロマテラピーの活用 精油の芳香効果、臭覚刺激による効果
屋上緑化・緑のカーテンの設置 遮蔽効果による温度上昇防止
青空会議の導入 空調機器の代替(自然の風を利用)
スーパークールビズの導入 冷房温度を高く設定した環境で、涼しく効率的に働く
■小型扇風機の設置

冷房の温度は28度設定が政府広報でも推奨されていますが、使用電力を抑えつつ少しでも涼しい環境を維持するために、部署内で数台の小型扇風機を導入するという方法があります。

扇風機で風の流れを作りだすことによって、体感温度を下げることができます。また、同時に湿度の上昇を抑えることが可能なため、発症に湿度が関係する熱中症の防止にもつながります。風の流れを作り出すためには、机の上の書類を整理し、風が通り抜けやすい環境を作ることも必要でしょう。

■ノートPCの冷却
・冷却シート

オフィスで熱源になる原因のひとつに業務で使用するPCからの放熱があります。
これを軽減させるために、ノートPC用の冷却シートを使用して、冷却することも効果があります。
PCの冷却は、フリーズやスピードダウンなどの低減にも効果があるため、PCの作業快適化も図ることができ一石二鳥です。

■身体を冷やすグッズの使用
・ネッククーラー
・冷感スカーフ
・背中を冷やすベスト
・吸水速乾インナー
・冷感スプレー
・冷却シート

首には血液が多く流れる太い血管「頸動脈」があります。血液が多く流れる太い血管を冷やすことで、多くの血液を冷やす結果、効率よく体温を下げることができます。
ネッククーラーや冷感スカーフなどを使用するほか、熱を冷ます冷却シートなどで、首の後ろ側を冷やすのもよいでしょう。
そのほかにも、気化熱効果を利用し背中を冷やすベストやインナー、吸水速乾インナーの着用、スーツやシャツにシュッと一吹きするだけでひんやりした着心地が持続する冷感スプレーなど、様々なグッズがあります。
これを機にいろいろ試してみるのもよいでしょう。

■アロマテラピーの活用

アロマテラピーは芳香療法といって、天然の植物から抽出されたエッセンシャルオイル(精油)を使用します。精油の芳香が鼻から脳に伝達されて心や身体に様々な効果をもたらします。
涼を感じるアロマとして、グレープフルーツや、ペパーミント、レモングラス、ユーカリなどがあります。レモングラス、ユーカリなどは虫除けの効果もあります。
ティッシュペーパーに精油を1滴落とし、香りを嗅ぐだけで涼しく感じます。
オフィスで手軽に楽しむならコーヒーカップなどの器に熱めのお湯を入れ、精油を一滴垂らして香りを嗅ぐという方法もお勧めです。
※エッセンシャルオイルは飲用できませんので、誤って飲まないように注意しましょう。

■屋上緑化・緑のカーテンの設置

屋上の緑化や外壁に設置する緑のカーテン(アサガオやヘチマなどのツル性植物)は、建築物の断熱性や景観の向上効果があります。日光を遮る遮蔽効果で日陰を作ることにより、壁の温度が上がるのを防ぐことができますし、植物の蒸散作用(*)の働きのため風が吹くと涼風を運んでくれます。
空気清浄やストレス軽減の効果も狙えます。

人間が汗をかき体温を下げるのと同じような作用で、根から水を吸い、呼吸とともに葉から水分を放出する時に周りの熱を奪う作用

■青空会議の導入

最近、一部の企業でも取り入れられている、オープンエア会議(青空会議)というものがあります。部署の会議や、社員同士の打ち合わせに、屋内の会議室ではなく、屋外を活用するというものです。今年は節電対策によってエアコンの使用制限がある企業も多いと思いますが、暑い室内ではなく屋外で自然の風に吹かれて打ち合わせをすることで、節電効果があるほか、気分転換にもなります。
ただし、日陰や風通しのよい場所を選ばないと逆に暑い場合もありますので、適宜判断をするほか、水分補給をするなど熱中症予防を忘れずにしましょう。

■スーパークールビズの導入

2005年夏にスタートしたクールビズ。クールビズとは、「温室効果ガス削減のため、冷房の設定温度を28度にし、そのために薄着をしましょう、身軽なスタイルで快適に仕事をしましょう」という運動です。素材やデザイン、コーディネートまで様々な提案がなされていますが、環境省では、今年は今までのクールビズスタイルより一層の軽装を促す「スーパークールビズ」を、東日本大震災に伴う夏場の節電対策として実施することを決めました(※1)。

環境省におけるクールビズの服装の可否
  昨年までのクールビズ 今年のスーパークールビズ
(6月1日〜)
ノーネクタイ
ノージャケット (○)
半袖シャツ
かりゆしシャツ (○)
ポロシャツ ×
アロハシャツ ×
Tシャツ ×
ランニングシャツ × ×
チノパン (○)
ジーパン ×
ハーフパンツ × ×
スニーカー ×
サンダル ×
○…可
(○)…可だが、徹底されていない
△…TPOに応じた節度ある着用に限り可
  [例]
  Tシャツ:無地のもの → 可
  Tシャツ:執務室のみ着用 → 可
  ジーパン:破れてだらしのないもの → 不可
  サンダル:執務室のみの使用 → 可
  サンダル:ビーチサンダル → 不可
×…原則不可

スーパークールビズを会社で取り入れようとしても、どこまでを許容範囲にするのかがなければ、ただ服装が乱れるだけになることも考えられますし、逆にまったく運用に乗らないなどといったことにもなりかねません。自社の基準を明確に決めることからはじめるのがよいでしょう。

注意しなければならないのは、いくらクールビズが推奨されていても、TPOをわきまえた服装、行動が大事だということです。お客様と接する場合はもちろん、そうではない場合であっても、周囲に不快感を与える服装はふさわしくありません。職場で働く従業員同士で、お互いに気になるところがないか確認したり、クールビズのイメージにずれがないかすりあわせができる環境にしておくことも必要でしょう。

また、オフィスに業務時用のスーツを一着用意しておき、通勤時や来客対応時にのみ着替えるなど、服装を使い分けるという方法もあります。

※1 環境省報道発表資料−平成23年5月13日−2011年クールビズについて(第二報)(お知らせ) 添付資料(別紙2)環境省におけるクールビズの服装の可否
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=17496&hou_id=13775

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