旧メールマガジン⁄テンプの知恵袋

お悔やみ事のマナー

今回はお悔やみごとのマナーについてのポイントを簡単に解説します。

Q1通夜や葬儀に参列する場合の香典の渡し方など、一般的な弔問の仕方を教えてください。

A1

弔問のため先方宅にお伺いする場合は、訪問時間を事前に確認します。通夜の場合は訪問時間が遅くなりすぎないよう、葬儀の場合は出棺間際に訪問することのないように配慮しましょう。
訪問したらまず、玄関を入ったところで軽くあいさつを交わし、部屋へ通された後に正式なあいさつを交わして香典を手渡します。葬儀場などの場合は、まず受付の方にあいさつをした後、受付の方に香典をお渡しします。

お悔やみの言葉は「このたびはご愁傷さまです」「大変お気の毒でございました」などが一般的です。忌み言葉*を使わないように注意しましょう。*忌み言葉:Q.3に記述
焼香の回数は宗派によって違いますが、一般会葬者は一回または二回で構いません。まず遺族と遺影に一礼します。次に香を3本指でつまんで目の高さでいただき、香炉にくべます。その後、合掌して遺族に一礼し、席に戻ります。焼香の際、数珠は左手に、合掌する時は両手にかけて、親指と人差し指ではさみます。

通夜や葬儀・告別式から帰ってきたら、玄関に入る前に塩をひとつまみずつ、胸と肩のあたりに振りかけてお清めをしましょう。

Q2仕事上付き合いのある方にご不幸がありました。しかし海外出張中のため、弔問に伺うことができません。そのような場合はどうしたらよいのでしょうか?

A2

仕事の都合などで通夜や葬儀に参列できない時は、まず弔電を打ちましょう。弔電と共に供花を手配する場合もあります。その上で、改めて後日、弔問に伺うとよいでしょう。どうしても弔問に伺うことができない場合は、香典を現金書留で送るか、代理人に預けても構いません。その際、お悔やみ状を同封すると丁寧です。
代理人は香典を渡すときに「○○から預かって参りました」と伝え、記帳するときに預かった人の名前を書き、その下に(代)と書きます。但し、配偶者が代理となる場合は(内)と書きます。

Q3弔電を打つ場合、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

A3

弔電を打つ際には、送り先と宛名に注意しましょう。送り先は、自宅で営まれるなら喪家に、斎場などで営まれる時はその斎場の気付にします。宛名は一般的には喪主宛てですが、喪主の名前がわからなければ、故人のフルネームを書き、「ご遺族様」「遺族ご一同様」とすれば大丈夫です。
弔電の文面も、あいさつと同じように忌み言葉を使わないように注意しましょう。NTTには電報の文例が多数用意されていますので、オペレーターに相談してもよいでしょう。インターネットで手配することもできます。また、文末には必ず差出人の名前を入れるようにしましょう。

忌み言葉の例

直接的な言葉 死亡、死去 など
繰り返し言葉(不幸が続く事を連想させる) 重ね重ね、重なる、また、またまた、再び、たびたび、再三 など
不幸を連想させる言葉 九、苦しむ、迷う、浮かばれない など
そのほか いよいよ、とんだこと など

Q4葬儀や通夜に参列する場合、どのような服装をすればよいのでしょうか?

A4

葬儀に参列する場合、男性は基本的に黒の礼服を着用します。会社から直接伺う場合は紺やグレーのダークスーツでも問題はありませんが、ネクタイは黒の無地を用意しましょう。金時計など光るものは外し、ネクタイピンなども用いない方がよいといわれています。ワイシャツは白を着用し、ボタンダウン等は避けましょう。

女性は、かっちりとしたシルエットのオーソドックスな、肌を隠すデザインの服がよいでしょう。バッグや靴、ストッキングなども黒で統一しましょう。アクセサリーは光るものを避け、パール、ブラックパール、黒珊瑚などにし、長い髪の方はまとめて清潔で上品な印象を意識しましょう。靴はエナメルや爬虫(はちゅう)類の革のものなどは避けましょう。

また男女とも、ハンカチは白か地味な色の無地のもの、傘やコート類もできれば黒、なければグレーなどにしましょう。ただ、地域によってはしきたりが異なるところもあるので、心配であれば一度、周りの人に確かめるとよいでしょう。
通夜に伺う場合は、葬儀とは違い平服でも失礼にはあたりません。ただし、派手なアクセサリーなどは外しましょう。

Q5香典はいくら包むのが相場でしょうか?また香典についてのマナーを教えてください。

A5

香典の相場は地域などによって異なります。ただ金額は、両親や兄弟姉妹の場合に約5万円〜10万円、祖父母や親戚では1万円〜2万円、友人、知人、仕事関係などでは5,000円〜1万円くらいが一般的と言われています。新札ではなく、古い紙幣を使用するようにしましょう。
香典袋(不祝儀袋)の表書きは、宗教・宗派によって多少異なりますので、葬儀や告別式がどの宗教・宗派の形式で行われるのかを事前に確認してから、香典袋を購入して書きましょう。
もし事前にわからない場合は、「御霊前」と書けば宗教・宗派に関係なく使えます。

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