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〜変えるもの、そして守り続けるもの〜「パーソルテンプスタッフ」始動

テンプスタッフ株式会社は2017年7月1日、パーソルテンプスタッフ株式会社に社名を変更し、新たな歩みを始めました。長年親しまれた「テンプスタッフ」の名称は、派遣・BPO事業のサービスブランドと位置づけてロゴも刷新。これら一連の施策は、ビジネス環境が激しく変わりゆく中、パーソルグループを牽引する中核企業として大きな変革・進歩の始まりです。新生パーソルテンプスタッフ株式会社の和田孝雄社長が、その決断にかけた想いを語りました。

創業44年目 “覚悟”の社名変更

みんなで踏み出す新たな一歩

パーソルテンプスタッフ(株)代表取締役社長和田孝雄
パーソルテンプスタッフ(株)代表取締役社長
略歴/1991年テンプスタッフ(株)入社。営業企画本部長、取締役企画本部長を経て2013年に取締役副社長。2016年4月に代表取締役社長へ就任。

 「テンプスタッフ」の社名は創業から43年間、スタッフやクライアントはもとより、幅広く多くの方々に愛されてきました。この“金看板”を架け替えるにあたっては、大きな葛藤がありました。
 今回の社名変更には、覚悟を持って私たち自身も変わっていかなければならないのだという強い意志を込めています。たとえ社名のような重大なものでも必要と判断したなら変えられるのだ、ということをメッセージとして社員のみなさんに伝えたい。変革・進歩・成長することに喜びを見出し、みんなで前を向いて一緒に進んでいきたいと考えています。
 パーソルテンプスタッフは、そしてパーソルグループは100年、200年続く企業グループになる。いままさに、その第一歩が社名変更であり、グループ力強化のスタートなのだ、と考えると身が引き締まる思いです。

ピンチをチャンスに

 では、なぜ変わらなければならないのか。それは、私たちのビジョンを実現するためであり、環境の変化に対して確実かつ適切に対応するためです。環境適応と主体的な変化こそが、企業存続の必須要件だと考えています。
 当社は創業来、スタッフ・クライアントからの信頼の積み重ねによって、一定の基礎が出来上がっています。ただ、歳月の中で物事の考え方や進め方が硬直化してしまったところが無いとは言えません。必要性は認識していても、まだチャレンジできていない事もたくさんあります。競争環境の変化はピンチでもありますが、そこでイノベーションを起こし、新しいサービスを世に問うことで立ち向かい、チャンスに変えたい。それを可能とするポテンシャルや、私たちにしかない強みが当社にはあると確信しています。明確にそのことを打ち出せるのが今回のタイミングであるとも考えています。

新ロゴに込められたメッセージ

私たちが変えてはならないもの

ロゴ新ロゴの策定にあたっては、旧ロゴがコンセプトの核とした信頼感・親近感は維持しつつ、専門性や高品質感の向上を企図した。書体やカラーの再検討により、変革と守るべき大切なものの双方をバランスよく表現している。

 一方で、社名が変わっても、変えてはならないものがある。そのことも、はっきり示しておきたいと思います。「雇用の創造・人々の成長・社会貢献」というグループの経営理念がまさにそれで、私たちがどうやって世の中の役に立つのかという根本の考え方です。
 スタッフに働く場を提供し、そのお仕事を通じて成長を実感いただく。スタッフの成果や成長が企業業績に奏功することで、新たな就業の場が生まれる。こうしたスパイラルを通して人や組織の成長を支援することが、社会への貢献になる。この経営理念を私たちが体現していくことは、これから先もずっと変わりません。
  誠実に、一生懸命に。信頼を育みながら、スタッフやお客様、そして社会と向き合うことを私たちは何より大切にしてきました。それは私たちが誇れるアイデンティティであり、最大の強みや独自性だと考えています。

派遣の枠を超えてゆく

 今回の社名変更に伴って、「テンプスタッフ」という名称は派遣・BPOのサービスブランドとして再定義しました。すると、私たちがテンプスタッフというサービスをどういう方向性で育てていくのか、ということをあらためて考える必要が出てきます。それを目に見える形でお示しするものの一つが、新しく策定したテンプスタッフのサービスロゴです。いくつかの案をもとに社内で慎重に議論を重ね、その経緯も尊重しながら最終的には私が決めました。
 新ロゴのコンセプトで最も打ち出したかったことは、前述の「変えるもの」「変えてはならないもの」を両輪で大事にしていく、というメッセージです。デザイン的には、単なる既存ロゴの微修正ではなく、かといって全面的にガラッと変えるのとも違う、難しいバランスをうまく表現できたのではないかと思っています。
 私たちパーソルテンプスタッフ株式会社は、派遣の枠にとどまらない幅広い人材サービスやソリューションを提供できる力がありますし、そうした役割を担っていく使命があります。テンプスタッフはその根幹として位置付けるサービスであり、安心安全や信頼をベースとしながら、サービス品質の進化や向上、イノベーションにも積極的に取り組んでいく。「守るものと変えていくものの融合」という私たちが取り組むべきテーマを、新しい“テンプスタッフ”のロゴには織り込んでいるのです。

“成長”を喜びとする企業へ

天狗の鼻をへし折られた出来事

今も手帳に挟んで大切に持ち歩いている手紙。和田社長のビジネスマンとしての哲学を変えたとても大きなターニングポイントだったという。今も手帳に挟んで大切に持ち歩いている手紙。和田社長のビジネスマンとしての哲学を変えたとても大きなターニングポイントだったという。

 私が「変わること」の意味に気付かされたのは今から20年ほど前。部長向けの厳しい研修を受けた時に、講師から自分に足りない部分を指摘されて衝撃を受けたのです。当時は5つの拠点を任された部長としてそれなりの実績も作っていたし、自信もあったのですが、「あなたは孤高のリーダーになっている。一人で前進しているが、気がつけば後に誰もついてきていない!」と。少々天狗になっていた鼻をポキッとへし折られました。
 そこで私は、その講師に手紙を書いてアドバイスをお願いしたのです。今後自分はどうあるべきなのか、何を身に付け、どのように変わるべきかと。必死でしたね。すると丁寧なお返事をいただけた。
 アドバイスの核は概念化能力の強化。そのポイントは、常識や当たり前と思っていることを疑い、常に真実や本質を見ようとすることでした。ただ、それは思っているだけではできない。努力を重ね、変化する必要がありました。でもそれは楽ではありませんでした。人間は「今の状態から変わること」は快適ではないのですよね。現状維持で、同じ経験を続けるのがラクなのです。しかしそこに成長はなかった。

 つまり、成長には変化が必要なのだ、と思い知らされました。できなかったことができるようになり、ありたい自分に近づき、経験できなかったことが経験できるようになる。そこに、やりがいや喜びを見出すことが肝要だと。
 私たちのグループビジョンには「成長」という言葉があります。私たちは成長する、ということを会社として掲げている。環境の変化に対応して私たちも変わっていかなければならないと言いましたが、変化はまさに成長の途上。成長のための一つのステップなのです。見方を変えれば、今後予想される、私たちを取り巻く厳しい環境の変化は、私たちが変わり、成長していくためのこの上ない状況でもあります。後は歩みを早め、変革のスピードを加速していくだけです。私たちなら向かい風もフォローの風にしていける。そう確信しています。

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