華やかなパーティーメイクというと、やたらと『厚塗り感』が出てしまったり、『きらきら感』が悪目立ちしたりと、案外野暮ったくなりがちなものです。「がんばってます!」ではなく‘こなれたおしゃれさん‘言い換えれば大人OLの方が洗練されて見える様にする2大力点ポイントは『質感』と『ライン』に尽きます。みなさんの希望はきっと「自然な感じで、でも普段より少し特別感のあるメイク」という実はとんでもなく高度なテクニックを要するものです。ここではなるべく楽をしてそんな風にみえるアイテム選びとコツをご紹介しましょう。技術のカバーはアイテムでかなりの部分できますのでご安心を。
ベース作りはツヤ肌を目指すと一気にお肌がグレードアップします。これはファンデーション選びにコツがあります。普段パウダリータイプをご使用の方でも、クリームかリキッドタイプを使うとこのツヤ感が出やすいです。そして最も重要なのが下地です。案外使っていない方が多く残念ですが質感コントロールには効果絶大です。
ノーマルな下地を全体につけた後(これはファンデーションのもちをよくする為に使用します。)、パール入りものを特に額の中心・鼻筋・頬骨の高い部分からこめかみにかけてと、あご先部分につけます。顔全体につけると、全顔が輝く=膨張して大顔に見える(涙)ことになりますので、あくまでも部分使いがポイントです。パール下地ですが、コントロールカラーやハイライトなどの名称で販売されている場合もありますが、あまりパールの粒子が大きくツヤツヤし過ぎると、ステージメイクっぽくなりますので注意して下さい。この後のファンデーションは、あくまでも『塗る』ではなく、『のばす』イメージでつけていきます。先ほどのパール下地の部分はごく薄くのばしてツヤ感を生かしましょう。このテクニックを駆使しやすいのは、くどいようですがやっぱりクリームかリキッドタイプですね。ラストはフェイスパウダーで仕上げです。やりがちなのがパフを顔の上ですべらせてしまうのですが、フェイスパウダーをのせる・おくというつもりで押さえて仕上げましょう。最後に手で触ってさらりとしていればOKです。ツヤ肌だからと言って、ぺたっとしているものではありません。こめかみや、あご先のへこんだ部分はフェイスパウダーをつけ忘れがちです。するとそこから、化粧くずれしてきますのでご用心ください。
リップの色は洋服になじむものを好みで選べばよいと思います。
この冬の洋服の流行色はブラックなので、発色の良いリップが多く発売されています。
発色の良い分、リップライナーを使ってキチンと輪郭を取ることに全力をあげてください。
また引き続き人気のグロス使いもツヤリップをつくるのにはマストアイテムですが、これまた輪郭が取れていないと、カジュアルメイクになってしまいます。
口紅の色がはっきりでもナチュラルでも、リップラインでの肌と唇の境目の線引きが重要と心得ください。口角がぼやけていればコンシーラーでカバーするくらいの心意気でリップラインはきりり、中央ふっくらがパーティーイメージです。
普段アイライナーを入れない方も、ここは華やかメイクと普段メイクの別れ道ですから、ぜひ取り入れて下さい。涙もろい方は落ちにくいウォータープルーフタイプが安心でしょう。
簡単に華やかメイクにするには使いやすく変化がつけやすい、クリームタイプがおすすめです。片手でまぶたをグッと引き上げ、ひじを机に固定して準備を整えましょう。そして、まつげとまつげの間を埋めるように描いていきます。アイライナーというものは、点と点がつながって線に見える…と言った方がイメージが伝わりやすいでしょうか。まつげの生え際ぎりぎりにラインが引ければ、華やかになっても決して派手にはなりません。最終チェックをする時の注意は、みなさんとにかく鏡が近すぎます。そこまで接近する相手は、そういないでしょうから(?)人と話す距離で自分をチェックしてみましょう。思ったより上手にラインが引けているはずです。後は練習の回数をこなすのみです。この冬のパーティシーズンでの皆さんの成功をお祈りしています!
大野 智子(美容アドバイザー&ライター)
大手化粧品メーカーに勤務し、全国各地の支店にてチーフインストラクターを経験。その経験を活かし、メイクアップセミナー・スキンケア講座・カラーアドバイスセミナーなどさまざまなセミナーを本格的に立ち上げる。又、OLを対象としたイベント・セミナーのコーディネートも手がけ、自ら講師を務める。
『美しさは努力』を合言葉に、日夜お客様に接する毎日。

